郷原信郎のレビュー一覧

  • 検察の正義
    [ 内容 ]
    理学部出身、鉱山会社を辞めて独学で司法試験に合格した「変わり種」が、さしたる動機も思い入れもなく、無理やり引きずり込まれた検察の世界。
    そこで目にしたのは、刑事司法の「正義」を独占してきた検察が社会・経済の構造変革から大きく立ち後れている姿だった。
    談合事件やゼネコン汚職などで「組織の...続きを読む
  • 検察の正義
    検察というものがどういうものか、著者の体験に基づき、批判的な視点で書かれている
    中身は面白いのに、主に文章力の問題で読みづらさを感じさせるのが残念
  • 「法令遵守」が日本を滅ぼす
     なんかあると審査、検査を強化しよう、となる。また間接業務が増える。いまに間接業務だけになってしまうのではないだろうか?著者の言われるとおり「日本の建築物の安全性を支えてきた」のは「会社の信用と技術者の倫理」(p.80)なんですよね。文系の間接業務じゃない。

     まあそうはいっても信用だの倫理という...続きを読む
  • 「法令遵守」が日本を滅ぼす
    新潮社
    郷原 信郎


    むずかしかったなーw
    普段新聞を読まない俺にとってはねw


    物事には多面性があって、
    ありき論や、善悪とか正誤とか、それだけで考えるのは幼いことですよー。

    っていいたいんだと思う笑
  • 「法令遵守」が日本を滅ぼす
    発売当初に購入して中途半端なままだったので、読み返してみたんですが、改めて再読すると新たな発見というものがあります。視点が変わったり、気付かなかったところが浮き彫りになったり。読書自体が自分の成長の目安になったりするんでしょうね。

    (+)
    ・『会社法と労働法の関係』P135
    会社は株主のものという...続きを読む
  • 「法令遵守」が日本を滅ぼす
     タイトル負けした内容。
     特に目新しいことはない。しかし、事実関係荷は問題ないので、毒にも薬にもならない感じか。
  • 「法令遵守」が日本を滅ぼす
    なんらかの必要があって、あると思われるから決めたルールなのだろうが、それを守ろうとする中で、本来の、制定の目的を見失ったり、他人に無理を押し付けたり、身動きが取りにくくなったり、息苦しさを感じる。最近仕事上非常に多いことです。次のブームは安全と環境保護のルールでしょうか。(もう、過去なのかも)