名波優太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学生時代、哲学が必修科目だったため、哲学の「て」も分からぬまま受けた授業。もう、ほんっとに悲しいくらい何の話か理解できなかったことを覚えている。
その中で唯一覚えているのが『我思う、ゆえに我あり』というデカルトの言葉。ただ、本当にこの一文のみ。
もう哲学なんて訳が分からないという認識のまま今まで生きてきたが、この漫画を知り、漫画なら分かりやすいかも?もう一度読んでみようと思ったのだが、ダメだった(涙)
デカルトの哲学の歩みを現代の会社でうまくいかない社会人と共に学んでいくのだが、言葉が難しくて頭に入っていかなかった。
しかし、この青年がデカルトの哲学を理解したあと、自分の考え方を改め、会社で活 -
Posted by ブクログ
ネタバレ普段社会思想の本を読まないので読みやすいものをと購入。ロックの著作に影響されてイギリスからアメリカへわたり成功する若者の物語。
冒頭に「抵抗権」と銃の所持について、その2つはセットで語られことは多いがそれは誤解だと導入される。ストーリー進行につれて統治論、抵抗権をあっさりとではあるが描いてくれる。
抵抗権=銃の所持ではないのだとはいうが、書いていないというだけで、アメリカ人はなぜ銃の所持と結びつけがちなのかまでは言及していないのが冒頭のアオリに対して竜頭蛇尾な感じが否めない。
アメリカ独立戦争史の復習にもなる。フレンチ・インディアン戦争を名前しか覚えておらず、フランスvsアメリカ原住民だったっ