伊佐義勇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレショーペンハウアーの生涯と『幸福について』を照らし合わせる歴史マンガ的な位置。
日本ではあまり情報がない女性彫刻家のエリザベート・ネイとの出会いから始まる。『幸福について』は要素をなぞるような程度で、学術マンガというよりは歴史マンガの印象が強い。でも面白かった。
『孤独を愛しなさい』
『孤独に耐えられない者が社交的になり、余計な悩みを増やしてしまう』
『日記は役に立つ』
『頭でっかちな知識だけで経験がないのは注釈だらけの本に似ている。経験だけで知識がないのは難しすぎてどう読んでいいかわからない古典と同じ。知識と経験をバランスよく身につけるには、毎晩寝る前に一日を振り返ると良い』 -
Posted by ブクログ
米軍が日本で好き勝手できる理由を暴露する漫画。
峰不二子みたいな謎めいたおねーさんが案内役になり、間抜けな編集者たちが真実を目撃していくストーリーになっている。
日本の政治家も知らない日米合同委員会なる会があり、そこで密約が交わされていて米軍は治外法権となっている。その密約を作ったのがマッカーサーに入れ知恵したアメリカ人。
米軍機が地上スレスレを飛行しているが、米軍の関係者が住む地域の上空は飛ばないことや、横田基地付近の大きな空間は米軍専用となっていて日本の飛行機は入れないことなどを紹介して、いかに米軍が好き勝手していて、付近の住民が苦しんでいるかを紹介している。
原作者が漫画に登場するが、峰