相川有のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ幽霊に形を与えて、その上で殴り壊すという話。
以前に3巻まで読んでいて、本棚の整理の際に、完結しているなら全部読んでおこうと思って、4、5巻を購入。
最後まで読めたのは、良いことだった。
人は見たもの、聞いたものを、結局は脳で処理して、腑に落とす。
多くは、見たいものしか見ないし、信じたいものしか信じない。
認識が主体によるものである限り、ヒトの中に完全な客観は存在しない。
現在でない、過去や未来は、さらに意識的な偏向が色濃くなる。
それを自分で制御することは難しい。
だから、銀次は幽霊を壊す。
それで救われる事態は、少なからずあることだろう。
ただ、実際に、囚われた過去を壊さなければならなかったのは、銀次と上羽自身だった。
5巻という、比較的短い中でその結末にたどり着くために、寄り道はほとんどなく、ただの他人の事件と見えたものも、ちゃんと描かれたものは最後の、対決に集約していく。
銀次の兄が死ぬ原因となった霊能者と、上羽の父であるプロデューサーとの対決。そして、それを乗り越えての、自分たち自身の捕らわれからの脱却。
わからない、理由がつかないことは不安だし、怖いから、理由を求める。私自身「なぜそれはそうなって、そうであるのか」というのは、常に知りたい。何か、理由がほしい。
その収まりの良い解決の代弁者が、上羽の父であったり、霊能者であったりで、それを乗り越えた先に、実は無いことが確定せざることになる「誰にとっても確かな普遍的な真実」
銀次は、それを見つめて、確かな真実など見つけられないことにイライラしながら生きていくことを宣言する。
イデアは人間の中には無いことを確信して生きていくのはしんどい。
だから多分私は、何かをごまかしてでも、納得して生きていく。
人の話を聞かず、自分のこだわりは曲げない銀次というキャラクターは、漫画的な特徴を付与されたキャラクターとしてはありふれていて、その系統は正直私は苦手だ。
だが、この話では、銀次はそうでなくてはならなかった。
だから最後は、高校4年生になってしまった彼の幸せも願いたいと思う。 -
Posted by ブクログ
あの組織とあのヒーローの戦いに巻き込まれた青年の復讐劇。
読まされた本だけど面白かったー!
ちょっと前に自分でも考えたことのある話題なんですが、物語の主人公が活躍する裏には、人知れず犠牲になってる人も絶対いるはずでしょ。下敷きにされた人から見れば、事件の全貌はがらりと変わる。当たり前のことです。
5人の殺された連続殺人事件を解決したと讃えられる名探偵は、2人目以降の犯罪を未然に防げなかったことを責められてしかるべきではないのか。
ヒーローの手により解放された売春窟の女たちも、食べて行くためには結局明日からも体を売るしかないんじゃないのか。
巻き添えで身内が殺された人にとって、その男はヒーローでもなんでもない。
そうやって、視点をずらした世界観がとても好みでした。
続き全部読むことになりそうですが、完結どころかちっともお話進んでいないらしいですね…。
おい…。 -
購入済み
まあまあかな
単話で購入した話が収められている本は買っていませんが、シリーズの半分程購入しています。
ページ数の都合なのか、話がずいぶん簡単にまとめられている気もしますが。
個人的には百合物は好きではないのですが、2話目程度の話なら読めます。
たまに絵がヘタだったり、汚かったりする話もありますが、今回は気になりません。まあまあ、良かったのでは? -
ネタバレ 購入済み
個性が強い
流石に11巻まで来て同じようなものを避けたいのか個性が強い作品が多かったように感じました。
本当に好みの問題だと思うのですが、私はあんまりこれが良かった!というものもなく、こんなものかな…って感じですね。
最初と最後の話が好みかな… -
無料版購入済み
カネノギさんの前妻さん(?)とツキツカさんの嫁の区別がわたしにはつきにくかったです。フワ井さんには相変わらず癒されました。
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ネタバレ 無料版購入済み
多夫一妻は認められていないけれども、半人前の人外2人となら一夫一妻扱いって笑ってしまいました。炬燵から出てこないフワ井ネタが好きです。