赤松利市のレビュー一覧

  • 下級国民A

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    著者の体験に基づいて書かれているだけにすごくリアル。貧困ビジネス関連の本を読むと、必ずそこで働く人々の独特さが描かれているんだけど、こちらも例にもれず特殊な方々がいっぱい。この奇異な環境の中、著者はよく耐えたと思う。向き不向きとか、著者が彼らを見下しているとか、もうそういう問題じゃなくて、住む世界が違うとはこのことだと思う。(むしろ異星人といってもいいと思う)
    失礼を承知でいうけれど、一般常識があり、ある程度の文化的な生活を送ってきた人は、足を踏み入れないほうがいい世界だと痛感。

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    2024年09月24日
  • あじろ

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    主人公のライターの和歌子さんが、立飲み界のマドンナ真由美さんへの悪意の投稿、時を同じくしてお店に来なくなった事を心配して真由美さんの行動を探って行き、思わぬ真実に辿り着くと言うもの。皆さんが書いておられる様に赤松氏らしさが全くなくて驚いた。私が酒好き、立飲み好きなので酒の肴も含めてガイドブックをめくる様に読み終えた。

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    2024年08月28日
  • あじろ

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     なんかいい人情話だけど、コレ犯人が殺人を自供する話なのよね。

     新橋の千ベロ居酒屋「あじろ」は、江戸っ子気質の夫婦が切り盛りする店だ。
     そこの常連、マスコミの二人と女性記者、メーカーサラリーマンはいつも奥で呑んでいたが、そこにはいつも立ち飲み屋のマドンナがいた。
     しかし、毎日来ていたマドンナが来なくなり、投稿されたタレコミには、彼女のパパ活について書かれていた。
     そして時間を置かずに、そのマドンナの死体が奥多摩の林の中で発見される。

     事件の真相は何だったのか。
     新橋の立ち飲み屋で真相が明かされる。

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    2024年07月25日
  • あじろ

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    こんなに親密な関係ができる立ち飲み屋があったら、常連になりたい気もするけど、案外、距離をおきたいと思うかもしれない。

    「いつもの!」「はいよ!」ぐらいが、事件に巻き込まれないし、仕事もなくさなくて適当かも。

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    2024年06月30日
  • ボダ子(新潮文庫)

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    なんだかとんでもない本を読んでしまったなという感想。なんだかもうただただやるせない。
    ラストにかけてどんな結末になるのかと食い入るようにページをめくり、まさかのオチというべきかの展開に衝撃を受けた
    なんだか違う世界で生きている人のようだ

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    2024年05月30日
  • アウターライズ

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    東日本大震災後の東北で
    2度目となる規模の大きい地震、津波が発生。
    その後復興と共に「東北国」として独立国となる。

    理想論だと言われればまぁそうに違いないのだけれど
    夢や理想の未来を語れる国はシンプルに素敵だなと思った。
    各々が「いま自分に何が出来るか」を考えながら
    それを実行に移し生活出来るっていいな。

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    2024年04月26日
  • らんちう

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    かなり面白かったけどグロテスクだな…
    読んでて色々思ったけど
    「昨日と同じことを今日もしていたい」
    的に生きてると、活動範囲狭まっちゃうし嫌なことに対する対抗策も減るよなぁ…とは思いつつ
    私は人間関係狭めの終わりかけみたいな中小企業のコミュニティも帰属できればいいものだと感じるのでなんとも…

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    2024年02月06日
  • 救い難き人

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    救い難き人。
    どうしようもない悪人ばかり登場するので、いい加減こちらの感性が麻痺してくるような感覚に陥ってしまう。
    パチンコ屋を舞台に在日二世のマンスは、母の「恨の気持ち」を情動にして、中学の先輩で悪人のノブと共に父親への長い復讐を画策する。
    次々と金に固執する男達の悪事の連続に、464ページの長さも気にならなかった。

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    2024年01月23日
  • 救い難き人

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    お笑いのネタでいうツカミが、読書人生一のディープさ、実生活に影響するほどの打撃をもらった後は無駄な贅肉が一切ない美しい文章運び。筆者は人の心を分かりすぎているがしかし、人間でありましてや神ではない。飴や鞭を巧みに与えられて、読者はどんどん引き込まれていく。有象無象の世界を文学は芸術に仕立ててしまう、ラストにはそんな品格さえ見せてくれる。

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    2023年12月12日
  • 救い難き人

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     タイトル通りの救い難いクズが自滅していくストーリーは著者の得意分野だ。
     何をもって金しか愛せないクズに堕ちていくかを、ひとりの人生に描き出している。

     在日二世、朴マンスは中学校に入っていじめの対象になった。
     そこを救ったのが、貧困団地の井尻だった。
     マンスは井尻に月10万円を払い、学校での安全が保障された。
     マンスと井尻との関係は一生続くものになる。

     朴マンスは婚外子だ。
     父親は姫路のパチンコ屋の経営者だ。
     幼い頃は父親に猫かわいがりを受けたが、次第に父は母子の家に寄り付かなくなる。
     しかし、マンスが高校生になる頃には、父が忍んで家に来ていることを知っていた。
     そして父母が何をしているかも知っていた。

     ある日、マンスは見てしまった。
     母が父に首を絞められながらセックスをしているのを。
     そして翌日、母は死体となっていた。

     父を憎むマンスに、井尻はマンスに生きる目的をささやく。
     父の全てを奪ってしまえと。
     そのことを隠し、父のパチンコ店で働きながら次第に社内での地位を上げていく。
     しかし、目的のために手段を選ばなくなっていた。
     
     金に魅せられた怪物になっていく一人の男の人生を描く。

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    2023年10月24日
  • 下級国民A

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    人というものはいろんな重み付けで測られるものではあるが、その場のハッタリや腕力だけが物をいう世界があって、本書は間違ってそんなところに中年を過ぎてから入り込んでしまった男の悲喜劇。無論やられっぱなしではなく、筆者なりの打算や世渡りも描かれるが、読者からするとどうにも「取らぬ狸の〜」と感じてしまい、救いのない話の中で貴重なユーモアとして効果を発揮している。

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    2023年08月31日
  • 救い難き人

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    ネタバレ

    全く知らない世界で生きる彼らに感情移入できない。
    が、それが面白い。

    主人公マンスの小学から成りあがるまで描かれている。
    井尻、マンスと同じ中学校の先輩。
    大人になったマンスの周りには井尻の息のかかったメンバーで固められている。
    マンスはこのことに気付いていない。
    孤独なマンス。でもそれに気づいていない。
    井尻さんお金は信頼できる。
    でもほんとに?疑心暗鬼が面白かった。

    父を恨んでいるが、逆境に負けないでと思うのは、幼いころの父との楽しい思い出があるせいだろう。混乱したマンスの歪み様が悲しい。
    母への疑問、寂しさ。
    違和感を覚えるマンス。母が死んだのは自分のせい?最後の方では母の死を自分なりにかみ砕いたように思われた。そうか。自分は幸うすい女に惹かれていたのか、と思いついたシーンが心に残った。

    井尻さん いい人だなと思う。やってることは黒いが、人情があり多くの人に慕われている。愛嬌がある・・・とでもいうのだろうか?魅力的な人物。

    父 事業を大きくした経験は没落後も生きる。きっと余生は楽しむのだろうなと光が見えた。

    烈士・恨。韓国の文化の言葉か。知らないことが多かった。

    パチンカスを操るにはどうしたら良いかが書かれており勉強になった。射幸心という言葉を久しぶりに見た。
    ギャン中、借金、芸能界など裏のつながりが書かれていて面白かった。

    この方の本を読むと、穿った見方をしてしまう自分に気が付く。裏のつながりを勘ぐってしまう。幸か不幸か、そもそも決めるのが間違いなのか。

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    2023年08月29日
  • 東京棄民

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    女性作家さんが続いて、久しぶりに赤松さんが読みたくなった。(軽めなやつ)
    とても面白くてあっという間に読んでしまった。
    東京株という強悪な新型コロナウィルスが蔓延し、東京から人が他県へ避難するという話。そして、その東京に取り残された人達の物語。
    主人公の男性が普通の人であるのが良かった。いかにも小説の中の人物というのでなく、良いところも良くないところもある、リアルな人間なのがいい。さすが赤松さんだなぁと思う。
    小説だからこそという部分とリアルな部分のバランスが良くて、読みやすかった。

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    2023年03月07日
  • 鯖

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    なぜか突然、この本の旬は1月なのではという気が強くして、読み始めた。『藻屑蟹』を読んでから3年と10ヶ月、ずっと読むタイミングを計っていたこの本、ようやく読めた。

    いやぁ、なんか……かなりヤバいものを読んでしまった。この本にはR指定(と今は言わないのかな)が必要では。でも読書の醍醐味である、貴重な擬似体験をさせてもらった。そういう意味では、ものすごくおもしろかった。

    始めは、世間への憤りを抱えた主人公にハッとさせられながらも、これはコメディなのかと思うほどコミカルな表現に何度も吹き出していたのだが、読み進めるうちにだんだん笑えなくなってきて、後戻りできなくなっていく状況に恐怖を感じるようになっていった。うっかり立入禁止区域に入り込んでしまったような、焦りと不安で逃げ出したくなる。人間の愚かさを見せつけられて、哀しくなった。この容赦のなさ、さすが赤松さん。

    ちなみに、この本の旬は1月、は正解だったと思っております。

    最後にひとつ訂正を。『藻屑蟹』の感想にデビュー作だと書きましたが、赤松利市さんのデビュー作は、正確には本作です。『藻屑蟹』で新人賞を受賞し、『鯖』で単行本デビューを果たしたとのこと。まぁいずれにしても驚きのデビュー作ではありますけどね。

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    2023年01月20日
  • 鯖

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    人間の脆さ、残酷さ、欲深さをさらけ出した話。
    能力の無いものは淘汰されるという現実をただ読者に突きつけている。

    しかしその酷さとは裏腹に文章は読み心地が良く、欲望に飲まれていく描写でさえ、そんな人間に対する情を感じる不思議な作品。

    赤松利市作品は初めてだったが、他も読んでみたくなった。

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    2022年11月13日
  • ボダ子(新潮文庫)

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    「62歳、住所不定、無職」の大型新人、赤松利市氏。新潮文庫2月の新刊です。
    出てくる人物は全てクズ。特にボダ子(境界性人格障害 borderline personality disorder)の父親である主人公が下衆の極み。復興バブルをあてにして石巻で土木事業に関わりますが嘘とごまかしで失敗して、ひたすら転落していく様子が痛々しい。境界性人格障害の娘に最後まで向き合えず全てを失った果てに路上生活。最低な読後感です。私小説の体で書かれていますが、フィクションであることを願いたいです。他の作品が気になります。

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    2022年07月30日
  • 東京棄民

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    ネタバレ

    この方のほかの作品を読んでいたので、主人公が死んだり悪い感じになったりするではないかと・・・はらはらしながら読んだ。
    イッペイよかったね。
    有事が過ぎれば、日常が帰ってくる。
    日常は視野を狭め、問題を見ないことにして平安をめざす。
    どの立場にあってもそう。そんな中でタハラの今後に期待を感じた。

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    2022年06月02日
  • エレジー

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     バブル末期の平成初期年代。
     場所も違った場末の風俗にも、その不景気の予兆が訪れる。

     新宿二丁目では、もう何人も”飛んで”いる。
     北海道の寂れゆく離島には東南アジアからの女が流れ着く。
     大阪の道頓堀に子どもが捨てられる。

     彼ら彼女らの悲哀が込められた、平成初期の風俗街に焦点を当てる。

    「ショコラ」
     新宿二丁目のゲイバー、不況の煽りを食らって閉店が相次いでいた。
     大吾は金融の世界で家庭も作らずに仕事に没頭し、遊ぶときは二丁目で盛大に金をバラまいていたが、不況の気配を感じて自分の得意な領域のコンサルとして独立する。
     なじみの店でNo.1を争うカスミが自分の店を持ち、カスミにはその場の思い付きで、ゲイバー引退後キャスト達ための療養施設建設の夢を語って盛り上がった。
     その後、カスミもビルから”飛んだ”ということを耳にする。
     時は過ぎ令和2年、大吾のもとにかつてカスミの下で働いていたショコラから、カスミはまだ生きていると連絡が入る。
     
    「マリア」
     ここは北海道の寂れた離島。
     定期船で行ける街のフィリピンパブで引っかけたフィリピン人マリアと初老を過ぎてから結婚した漁師の清蔵。
     結婚前はバブルの景気のいい話があったが、バブルが弾けてからは夢も描けなくなった。
     漁に出られない荒れた日は、何かと腹が立ちマリアを殴ったあとに漁業組合で漁師仲間と焼酎をあおる日々だった。
     ある日、マリアが持っている女の髪でできた人形に気が付いた。
     問い詰めると、それはここに来るまでに会ったタイ人が持っていた呪いの人形だった。

    「アキラ」
     オカンは小学生の時に家を出た。
     そしてオトンには道頓堀に捨てられた。
     戎橋にうずくまっていたアカネに声をかけたのは、風俗フリーペーパーを製作しているアキラだった。
     見た目は若いが50代手前のアキラは、かつて青少年養護施設を脱走して生きてきた。
     アカネを自分の家に住まわせて二人の生活が始まった。
     時を経るにつれ、アキラの仕事はだんだんと減り、目に見えてやつれている。
     アカネはアキラのためにどうにかしたいと、かつてから風俗で働きたがっていたが、それをアキラは許さなかった。
     そして、アキラが限界にきて倒れたあと、アキラは申し訳なさそうに、金になるから学校の制服を着てくれとアカネに頼んだ。

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    2022年04月10日
  • 饗宴

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    赤松利市さんの世界。読むごとにおぞましさが増しドキドキ。結末前後にもう一波乱あれば……‼
    次のおぞましい世界にも期待。

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    2022年02月16日
  • らんちう

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    2021年、19冊目は、3年連続、この時期に読む(文庫の刊行ペースがそぅなのか?)、赤松利市。

    千葉の海に面した旅館、望海桜。その総支配人が殺された。犯人は、従業員と元従業員の六人。

    『藻屑蟹』『鯖』そして、今作が『らんちう』。水性生物括り。と言う冗談は、さておき、今作も社会の歪みの狭間や、下側にいる人々が展開の核を成す。

    まづ、驚いたことに、全編そのパートの主人公の主観、一人称で描かれている。

    「人はそれぞれ正義があって」何て、どこかで聞いた歌詞を思い浮かべたりもするが、六人の犯人達のベクトルが合致した先に「総支配人殺害」があったのだろう(もちろん、異分子的存在もあったし、果たす役割もある)。それでも、「殺意」「動機」と言う点では十分とは言えない。

    第三章で「参考人」達の供述に入ると(もちろんココでも、主人公の一人称で語られる)、今まで見えていなかった側面が見えてくる。

    とてもサクサク読める。一部を除き、登場人物達の考え方も納得できる。華美な情景描写も、技巧的表現もほぼなく、ソリッド感さえある。そして、きちんと直前で減速して、第三章の切り替えポイントに進入する。造りは好みのタイプ。少し大雑把な言い方だが、かなり序盤から「怪しい」と自分が思った人物、事象がネックになってて、「やっぱり」的なトコでクライマックス。しかし、ソコで「ランチュウ」をそぅ絡めてくるとは。そして、終章でさらに1/4ひねり加えてきた。★★★★☆評価は決まり。

    『奇形は誉れ』そのためには、真っ当な者は躊躇なく葬る。さもなくば……。

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    2021年11月25日