青木美希のレビュー一覧

  • それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー

    Posted by ブクログ

    15年前の東日本大震災で、あれほど酷い目にあったのに、どうして今原発回帰の流れなのか。日本のエネルギー政策がいかにゆがめられてきたか。再生可能エネルギーにはまだまだ可能性があるのに、どうして政府は原発ばかりを推すのか。
    悲しいくらいによくわかりました。

    0
    2026年03月17日
  • なぜ日本は原発を止められないのか?

    Posted by ブクログ

    長年地道に取材されてきた結果をとてもわかりやすくまとめて書籍にしてくださった。

    「なぜ日本は原発を止められないのか?」
    本当にどうして?
    その疑問に答えるべく、政官学業マスコミの実態が描かれている。
    あれほどの事故を起こし、多くの人の故郷を奪い、仕事を奪い、人間関係を奪い、その後の処理も全くうまくいっていない。いつ終わるかもわからない。見当もつかない。自然豊かな国の土を、海を汚染し続けている。どう考えても原発の存続、ましてや増設などあり得ない。普通に考えれば。

    この非常に真摯で誠実な本でさえ、出版を邪魔する新聞社ってなんなんだろう。
    特別に勇気のある人だからできたことだと思う。陰ながらいつ

    0
    2025年05月02日
  • なぜ日本は原発を止められないのか?

    Posted by ブクログ

    原子力の安全利用としての原発。
    アメリカではハリケーン避けのため地下に設計されているものを地震が多い日本にそのまま持ってきて運用するなんて無理くりすぎ。
    政治家たち、電力会社トップの不正オンパレード。
    こういう勉強し続けたいですね、

    0
    2025年04月03日
  • なぜ日本は原発を止められないのか?

    Posted by ブクログ

    既知のこともあるが、それも含め、原発をめぐる最新の状況を俯瞰することができた。
    それにしても朝日新聞社は大丈夫か。もう終わってるかもしれない。

    0
    2024年11月17日
  • なぜ日本は原発を止められないのか?

    Posted by ブクログ

    大手新聞社に所属する著者が、その肩書をこの本に書けないという事実は、メディアの原子力ムラへの忖度を感じうんざりさせられる。
    福島第一原発事故後、原発の再稼働を目指し施行された新規制基準でも、原発付近の住民の避難計画は規制委員会の審査対象ではないとのことだ。住民の命綱である避難計画を誰も審査しない。いつ何時、どこかの原発の直下で地震が起こるかもしれないのに、これはまずいと思う。
    この本が出版されて間もなく能登半島地震が起きた。震源近くに立つ志賀原発には様々なトラブルが発生したが幸いカタストロフは免れた。だが、付近の住民たちの安心・安全が適切に守られたとは思えない。

    0
    2024年04月28日
  • なぜ日本は原発を止められないのか?

    Posted by ブクログ

    地震大国日本で原発を持つ理由、私は、原爆を作る能力を保持したいから、
    だと思っていた。この新書でも自民党石破さんらがそう言っている。
    北朝鮮中国ロシアアメリカと、核保有国に囲まれた日本として、
    下手な軍事力よりも抑止力がある、という見方には一理はある。
    しかし同時に、原子力発電所にミサイルを撃ち込まれたら原爆を落とされるより
    遥かに甚大な被害になることは、福島原発の事故で証明済み。
    要は論理破綻しているのだ。

    しかしことはそんな単純ではない。
    原子力発電所利権がしっかり日本経済に組み込まれている。
    もちろんその主役は電力会社。官僚。議員。
    我々市民から吸い上げる電力料金が、パーティ券に化ける

    0
    2024年04月14日
  • 地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    東日本大震災の実態に、はじめてちゃんと向き合う事が出来た。震災に遭った人々の暮らし、原発、除染作業の実態など、現場の人々の苦渋の声がリアルに聴こえてきた。
    生の声を聴いているような臨場感のある取材内容が、読者自身へも筆者の焦燥感や憤りを感じさせてくれました。

    0
    2024年03月22日
  • なぜ日本は原発を止められないのか?

    Posted by ブクログ

    とても丹念に取材され読みやすく、一つ一つの記事が生きた証言、未曾有の事故を引き起こした原発、原子力ムラの告発なっていると思います。政官業学そしてマスコミまでも。
    私は司法までも加えて良いと思いますが、ここに日本の民主主義の劣化が象徴的に現れていると思います。
    民主主義はたえずたたかい続けなければ後退すると言われます。今も政官業学マスコミ司法そして市民も人権を守り民主主義を実現させるためにたたかっている多くの人がいます。
    多くの人に届けたい本だと思います。

    0
    2023年12月25日
  • 地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトル通り、「言ってはいけない真実」が赤裸々に、取材をもとに書かれていて衝撃。
    衝撃、っていうのはちょっと違うかも。なんとなく、そうだろうなと想像できたことだが、政府もマスコミも、いろいろと都合が悪くて公にできないことを、ちゃんと取材して明らかにしているのだ。
    例えば、大手ゼネコンが福島で請け負っている「除染作業」の真実。ろくにちゃんと除染してないし、全国から身寄りのない日雇い労働者が仕事を求めてやってきて、低賃金で働かされて、中間業者が搾取してることとか。
    なんか、想像はできる。
    なぜそれがちゃんと報道されないかというと、「除染がちゃんと進んでいない」ということが公になると、地元の人たちも

    0
    2022年02月07日
  • 地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    時代によって”不都合な現実”とされている事は常に在るのだろう。
    福島とそこにまつわる人々の現実は、そんな”不都合な現実”の一つなのかもしれない。
    だからと言って、都合よく扱われて、無かったことにされて済むことでは無い。
    まずは、自分にとって”知らなかったこと”にしないことだと思う。
    それは、現実なのだと、認識することだと思う。
    著者青木美希さんのドキュメンタリーを、本書も含めて数冊読んできた。
    物語ではなく、その根源に在る、人々の声をすくい上げた著作は、今私たちにとって必要なのだと思う。
    多くの情報が氾濫する中で、生の声に耳を傾けることが極端に少なくなっている気がする。
    あるいは、都合の悪い話

    0
    2022年01月13日
  • 地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    知ろうと求めなければ知らないままだった。
    同じ国に住んでいる人として、少なくともあの未曾有の災害の結果として、なにが起こっているのか、無知なままでは居られないと思う。
    たとえ直接的に助けとなれなくとも、知っていなくてはと思った。

    0
    2021年10月06日
  • いないことにされる私たち 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    全くは足らないで賠償金を好きなだけもらっても、私は災害に会いたいとは思わない。
    災害にあってしまった人たちは、99%災害前と同等の暮らしができるまで、政府は金銭を含めた支援をすることが当然だと思っていた。(1%は取り返せない「時間」と考える)
    現実は、復興が未完のまま次々と被災者を統計から消していくだけである。政府、行政、東電には誠意がないことを覚えておく。忘れてなるものか!

    0
    2021年08月31日
  • 地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

    購入済み

    コロナ渦だからこそ読むべき本

    メディアで大きく取り上げられなくなった、福島原発の事故とその後についてよく分かる。
    福島原発のせいで普通の日常を送れなくなった人々の苦しみは今も続いていること。また、政府のとった非情な政策が与えた影響が分かる。
    もしかしたら自分が被災者側になるかもしれないということを常に忘れては行けない。

    0
    2021年07月22日
  • いないことにされる私たち 福島第一原発事故10年目の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    これほどじっくりお二人の被災者の方を取材されたものとは知らず読み始めたので、途中で苦しくなった。
    第1部では、大変な被害にあった人自身が、どうして強くなり戦わなきゃいけないのか、救われないのかと考えた。誰でもそんなふうにはなれないじゃないか、あまりの理不尽さに立ち直れなくなるのが普通だろう。そこを立ち上がって戦える人森松さんには敬意しかないが、戦わなきゃ当たり前のことさえしてもらえないことに腹立たしさを感じた。
    第2部では、戦えない被災者の話だった。いや、違う、十分戦っておられる。生きていること自体が戦いだ。自分の命を絶たないことに精一杯で、国や県や東電と戦えない、そんな気力も余力もない普通の

    0
    2021年05月20日
  • 地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    地図から消される街 青木美希 講談社

    副題に「311後の言ってはいけない真実」とあるこの本は
    朝日新聞の特別報道部の記者によって書かれたもの
    自分の足で集めた証拠をもとに書いた「手抜き除染」の報道後に
    書き起こした力作だ

    政治や行政のお為ごかしの仮面や利害に群がる業者の
    目的を履き違え当事者を踏みにじる実態が見せる問題の深さと渡り合い
    客観性を大事にする記事ができるまでの努力と試行錯誤の
    歯痒い過程を見せてもくれる
    板挟みの正義ある行政官の死や
    被災者同士のいがみ合いを助長しているのが
    当の政治であり行政であり
    避難者をイジメる井戸端会議や学校の陰湿な体質など
    にっちもさっちも行かない

    0
    2019年08月04日
  • 地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」

    Posted by ブクログ

    いじめの実態、除染の真実など
    なかなか知ることのできなかった福島のこと
    こういう取材をする人は信頼できる

    それにしても政府の対応はひどい
    気になる人は読んでほしい

    0
    2018年05月17日
  • それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー

    Posted by ブクログ

    著者の青木さんは,とある全国紙(具体名は伏せられていますが,調べればすぐにわかります)に勤務しながら,勤務社からの妨害を受け,休みの日などを使って取材し,本書を執筆した.
    要するに,大手マスコミも「原子力ムラ」の構成員なのである.
    おそらく,一般家庭用の電力は,著者の言う通り,再生可能エネルギーで賄えるのであろう.工業用にどうしても安定して供給する必要な分だけを,従来型の大型発電所での発電分を当てらば良いのではないか,そんなことを思いながら本書を読んだ.

    0
    2026年03月22日
  • それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー

    Posted by ブクログ

     「原発優先ルール」という、「(前略)電気が余りそうな日には、原発は止めずに再エネのほうの発電を止めるように各大手電力が再エネ事業者に指示する、日本独特のルール(後略)」(p7)があることを初めて知った。希望を失わず再生可能エネルギーに取り組む人々と、それを打ち砕く人々との国内国外のせめぎ合いが紹介される。「第七章 絶望を超えて歩みはじめた被災者たち」(pp217-243)は確かにそういう内容が書かれているのだが、自死していった人々の遺した言葉の数々を読むにつれ、絶望的な気持ちにもなってしまう。「おわりに それでも私は書き続ける」(pp244-254)では、著者が所属する新聞社から処分を繰り返

    0
    2026年03月21日
  • なぜ日本は原発を止められないのか?

    Posted by ブクログ

    snsでこの本のことを知り読んでみた。福島原発事故から15年、いまだに廃炉の見通しのつかないまま、高市政権は原発推進へと舵をきっている。
     この本は、被災者、科学者、政治家、識者など多方面の人にインタビューをし、著者もライフワークとして取り組んでいる労作である。執筆の背景にはなぜこれだけリスクがあり、国民に危害を及ぼし続けており、かつ核のゴミの処分方法も確立してないのに原子力発電をやるのかという疑問を著者が抱いているからだろう。評者も本当にそれが知りたい。
     この本の最後の方に出てくるが、小泉元首相が「色んな産業がからんでいるからね」というのが本質だろう。
     原発を推進する、多くの産業が儲かる

    0
    2026年03月13日
  • それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー

    Posted by ブクログ

    検出されたセシウム。余儀なくされる廃業。全てを失し、死を選ぶ農家もいた中、営農型ソーラーで再起を目指す。自然破壊との批判もある太陽光パネル。農作物にもよい影響をもたらす工夫。農業に加え、発電でも収入。再び燈り始めた希望の光だったが…事故から15年。世界の潮流が再エネにシフトする中、日本はまた原発推進の道を歩み始めた。電力という集金システム。巨額なお金が政策を左右する。予算は原子力優先。この強固な仕組みは、あの未曾有の事故でも崩れることはなかった。存続が危ういのはこの国そのもの。今この瞬間にも再びあの悪夢が…

    0
    2026年03月08日