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「安全神話」に加担した政・官・業・学 そしてマスコミの大罪!
原発を続けるということは、
事故が起きる可能性を抱え続けることを意味する。
福島第一原発では、その影響の大きさを私たちは思い知った。
事故をひとたび起こせば取り返しのない事態を招くにもかかわらず、
原発はなぜこうも優先されるのか。
その理由を解き明かすには、歴史を俯瞰し、考えてみなければならない。
原子力ムラの実態とエネルギー政策の構造的問題を衝く!
官・政・業・学・メディアはいかにして「原発安全神話」を作ってきたのか? 原発取材をライフワークとしてきた記者の集大成の一冊。
Posted by ブクログ 2024年04月14日
地震大国日本で原発を持つ理由、私は、原爆を作る能力を保持したいから、
だと思っていた。この新書でも自民党石破さんらがそう言っている。
北朝鮮中国ロシアアメリカと、核保有国に囲まれた日本として、
下手な軍事力よりも抑止力がある、という見方には一理はある。
しかし同時に、原子力発電所にミサイルを撃ち込ま...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月25日
とても丹念に取材され読みやすく、一つ一つの記事が生きた証言、未曾有の事故を引き起こした原発、原子力ムラの告発なっていると思います。政官業学そしてマスコミまでも。
私は司法までも加えて良いと思いますが、ここに日本の民主主義の劣化が象徴的に現れていると思います。
民主主義はたえずたたかい続けなければ後退...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月12日
被災自治体の避難者と与野党の政治家。原子力安全委員に差し止め訴訟原告の住職。危険を警告した地震学者。脱検発に舵を切ったドイツの倫理委員。取材先は多岐にわたる。…何故原発は止められないのか。止めようとしたその瞬間、多くの難題に行き当たる。上場している電力会社の経営、補助金で潤った立地自治体での生活。溜...続きを読む
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