丸紅茜のレビュー一覧

  • 青春迷宮

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    短歌・伊波真人さん、イラスト・丸紅茜さんが紡ぐ青春の迷宮。
    もー、おばちゃん、きゅんきゅんしちゃう。

    あの白く無機質なコンクリートの箱の底(校舎)には、いったいどれくらいの、伝えられなかった思いが沈殿しているのでしょうね。

    お互いを思いながらも、いや、思うからこそ、言い出せない。

    出会って、仲良くなって、特別な人になって。

    あー、いいなあ。

    この歌集はそのふたりの最後の?一年間を描いている。



    〈星座にはなれないほどに離れてるきみの机と僕の机は〉

    〈体育が終わったあとの教室をシーブリーズの舟が行きかう〉

    〈野球部が空に放った白球は流星になるわけではなくて〉

    〈つい君をさが

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    2024年09月06日
  • 転生したら異世界なんて行かずにあの子の部屋で猫になりたい

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    読み切りのいぬねこ系は大体こうなるって分かってるのに何故読んでしまうんだ自分…
    泣きました 良かったです
    しかしあの子の旦那、ペット飼ったことないな??話しかけない方が少数派だと思いますよ???

    #感動する #泣ける #ほのぼの

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    2022年08月14日
  • でーじミーツガール【単話版】(5)

    ネタバレ 購入済み

    終わり…?

    完結ってなってないけどエピローグがあるから完結?
    すずきいちろうは東京に戻ってたまに沖縄に来る、って感じになるかと思ったけど結局うちなーんちゅになったのね。
    自分もすずきみたいに人生に絶望したら沖縄に移住したい。
    日常と非日常が入り交じった独特の世界観で面白かった。
    他の作品が出たら読んでみたい。

    #ほのぼの #エモい #ドキドキハラハラ

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    2022年05月16日
  • 青春迷宮

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    とても良い。あの日々の中で見ていた風景が切に浮かび上がってくる。短く感じるけどずっと振り返っていられる。31文字は青春と同じ。

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    2021年12月26日
  • でーじミーツガール【単話版】(1)

    4DN

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    絵が凄い

    丸紅茜先生はもともと好きなイラストレーターだったので、先生の絵で描かれた漫画を読めるなんて‼︎ 凄いと思います。単行本を待ってます‼︎

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    2021年12月16日
  • でーじミーツガール【単話版】(1)

    ネタバレ 無料版購入済み

    アニメから

    アニメを観ていて映像が綺麗だなと思っていました。漫画でもそのままで、世界観の綺麗さと不思議さを感じられて良かったです。

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    2021年11月27日
  • でーじミーツガール【単話版】(2)

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    沖縄×ファンタジー×ほんのり恋

    沖縄の雄大な自然と絡めつつ起こる不思議な出来事の数々、だんだん仲良くなっていく2人のやり取りに癒されます!

    #ドキドキハラハラ #胸キュン #癒やされる

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    2021年11月12日
  • 恋話ミラクル1ダース

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    切れ味抜群すぎる短編集。
    恋愛小説、なのに、切れ味抜群、とは?
    とおもったひとは読んでみてほしい。
    特に一話目、
    頭からチューリップが咲いている花井くんのお話。
    オチがめちゃくちゃにいいです。かわいい。

    中高生向けだけど小学生からいけそう。

    にかいどう青さん、この系統もいいですね、、
    はまりそう。

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    2021年10月20日
  • メゾン刻の湯

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    銭湯を舞台にした青春群像劇。少なからず凝り過ぎて現実味を失なっているが、全体的な完成度は平均以上。次から次へと起きる事件にまた現実味がないのだが、小説なんだから、それでいいのだ。登場人物それぞれの揺れ動く心情が青臭くない範囲で描かれていて引き込まれる。

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    2020年01月11日
  • メゾン刻の湯

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    ネタバレ

    自分の人生を改めて考え直すきっかけとなった...と言えば言い過ぎかもしれないけど、銭湯刻の湯を軸にした日常系小説かと思いきや、ものすごく深みのある小説でびっくりしました。

    読み終わった後も心の中がなんだかグチャグチャとしてしまっているんだけど、今まで読んできた小説とは違った角度から自分の思考にいろいろなことを伝えてきて、今はなんだか謎の焦燥感に包まれています。

    みんな何かを抱えていて、物語に登場する一人一人の口から語られる過去の出来事はとても壮絶で、、、

    主役のマコもマコでそうなのだけど、マコは自分なりにその抱えているものと戦って、みんなを自分なりに助けようとしている姿はとても素敵で。

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    2018年08月12日
  • メゾン刻の湯

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    ネタバレ

    近所の銭湯「みどり湯」(目黒区緑ヶ丘)の待合スペースにおいてあったサイン本。

    「パニック障害は天才がなる病気ですよ。治らないほうがいいですよ。小説を書けなくなります。病気があなたを作家にしたんですよ」

    作家宮本輝は、25歳の時から心の病と戦っていた。
    仕事ができなくなり、引きこもり、文筆業を志し、31歳で芥川賞を受賞した。
    その後も病は氏に襲い掛かった。

    その時、担当医にかけられたのがこの言葉。

    それからの氏の活躍はここに記すまでもない。


    「メゾン刻の湯」の作者も、若くして心の病と戦っている。

    苦しみ抜き、自分と向き合い続ける中でしか、見えないものがある。

    この小説は、命を削っ

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    2018年03月23日
  • メゾン刻の湯

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    登場人物が彩り豊かで、魅力的でした。人生がまだ固まりきってない時のその一瞬を切り取ったような。人生まだまだこれからだぞーがんばれーって応援したい感じです。

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    2025年01月03日
  • でーじミーツガール【単話版】(1)

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    初めて読みました。不思議な世界であり、絵でしっかり表現されているなと感じました。今後どんな展開になるのか楽しみです。

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    2021年12月27日
  • 恋話ミラクル1ダース

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    1ダースの恋の話。かわいらしい中学生たち。
    最初の挿絵もかわいかった。設定はなかなかぶっ飛んでいたけどおもしろかった。

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    2021年05月10日
  • メゾン刻の湯

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    2020年39作品目。

    世に言う「普通」から外れた若者が働く銭湯、刻(とき)の湯。
    懐の深いオーナー戸塚さんとその孫のリョータ、謎めいたリーダー格のアキラさん、フリーエンジニアのゴスピ、恋愛に自由奔放な蝶子、そして主人公の湊マヒコ。

    互いを静かに見守りながら、適度な距離感を保ちながら共同生活を送るメゾン刻の湯は居心地がよさそう。
    終盤明らかになるアキラさんの謎が何とも言えない後味。
    でも、アキラさんはとても魅力的。

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    2020年10月02日
  • メゾン刻の湯

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    どこにでもありそうな、そうでないような不思議な物語。ひきこまれなさそうでいて、いつのまにかひきこまれ、そして、また引き離されていることに気付く。
    不思議な読書体験であった。

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    2020年01月11日
  • メゾン刻の湯

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    ネタバレ

    最後の結末は正直微妙…、だけど現代社会をそのまま切り取ったようなウィットさはよく表現できてて面白かった。下ネタが全体の質を下げている気がするのでもったいない。
    しかし、さもブロマンスを匂わせ過ぎやろう…公式でやられると萎えちゃうアレ。なので主人公やトランスジェンダーの子より、認知症のおじいちゃんのエピソードが一番萌えた(笑)

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    2019年07月19日
  • メゾン刻の湯

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    老舗銭湯に居候する若者達の物語。

    普通の就職から離脱したマヒコは、アキラと出会い、下町の銭湯で居候達と暮らしだす。

    マヒコの幼なじみで自由奔放な蝶子、セクシャルマイノリティのゴスピ、義足の龍くん、プライドの高いまっつん、銭湯主人の戸塚さんと孫のリョータ。

    それぞれがいろんなbackboneを抱えながら不器用に暮らす。

    しかし刻の湯の危機を発端として、歯車が狂いだす。

    それぞれの運命はいかに。


    作者初の小説です。

    表現は少し回りくどい気もしますが、登場人物の心理を一生懸命描写しようとしている作風が伝わってきます。

    自作も読みたいと思わせる作品でした。

    人間完

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    2018年11月18日
  • メゾン刻の湯

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    初出 2018年 ウェブサイトcakes
    著者初の小説

    大学を卒業しても就職先も住む場所も決まらないマヒコは、古い銭湯に住み込んで手伝うことになる。
    同居人は、オーナーの戸塚老人のほかは同年代で、IT企業をやめた実質的経営者アキラ、片足が義足の美容師、トランスジェンダーのプログラマー、マレーシアとのハーフなど、社会からの疎外感をもっている。
    迷い込んでくる徘徊老人を拒まず、戸塚老人の孫で母親に育児放棄されたリョータが加わると、いじめを受けていた学校に行かないという決断を尊重するが、銭湯寄席に出演させ自信をつけさせる。
    メンバーはそれぞれに自分の問題に向き合い、仲間の絆を強めるが、老朽化した施

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    2018年03月31日
  • 青春迷宮

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    ネタバレ

    僕と君の、付かず離れずな感じ。
    青春真っ只中だ~。
    伊波真人さんの瑞々しい短歌と、丸紅茜さんのポップなイラストのコラボレーションが素敵。
    挿絵のある歌集、ではなく、まるでイラストの一部のように配置された短歌が効果的。

    舞台は公立高校。
    季節は夏から始まり、卒業の春まで。
    歌われてゆくのは、暁彦の気持ちであり、沙織の気持ちでもあり。。。いつかの私たちの気持ちでもあるような気がする。
    暁彦が見つめているのは、星と、同じ天文部の沙織だ。
    沙織もまた同じように暁彦を意識している。
    でも、何も始まらない。
    始まらなくても、星々のキラキラと青春のキラキラが相まって、美しく爽やかだ。
    歌われる心情たちは私

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    2024年11月07日