大岩オスカールのレビュー一覧
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なでしこ物語シリーズは、読む順番が話題になっていることを知り、私は時系列順に読んだ方がスッキリするだろうなと考え、『常夏荘物語』→『天の花』→『地の星』と読み進んだ。結果、この時系列順番読みで耀子の成長の物語を夢中になって読み進められた。常夏荘のおあんさんになっていた耀子には9才の子どももいた。生みの母に酷い目にあったが、耀子は人生を諦めることなく、『自立と自律』、『どうして』ではなく『どうしたら』と苦境の中でも進んでいく。人との付き合い方が苦手だったけれど、耀子の心、知恵、行動力が人を動かしていった。このあと、どうなっていくんだろう。続きがとても気になる。大好きな一冊。
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とても面白くて一気に読んでしまいました。
18才で龍治と結婚し、娘と峰生で暮らしている耀子。
18年前に青井に教わった言葉、
自立、顔を上げて生きること。
自律、美しく生きること。
そう願ったのに、それはできているだろうか。
なぜ仕事をしているのか立海に聞かれた耀子が
これでいいのかって思って
生きていく、力みたいなものがほしい、
守られるだけじゃない、守る力がほしい、この先、この家に何が起きても流されずに、自分の足で立っていられる力がほしい。何があっても生き抜いていく、娘と一緒に。そんな、力みたいな、自信みたいなものがほしい。
と答えるところに共感しました。 -
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ネタバレ18歳の耀子が14歳の夏を回想しながら進む話。
子供達が子供達で居られた最後の夏。
照子の息子の龍治も加わり過ぎてゆく…
母照子の愛情を幼い頃に感じれず、今も確執が残ってるからつっけんどんな態度だけれど 立海や耀子、長屋の人々に対してはちゃんと誠実な対応をしてくれる事から根は優しい人なんだな、龍治。
耀子にとって立海はいつまでも幼い「リュウカ君」なのかな。弟のような、手の届かない大切な思い出の中の宝物のような。
父性を求めてしまったのか、龍治と共に歩む事に。
大切にされてこなくて、「大切にされる」という事が分からないと泣く耀子。悲しい…。
常夏荘の人達の事だと教えてあげたいなぁ。
この先地の星へと続くようなので、今から読むのが楽しみ。 -
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ネタバレなでしこシリーズ3作目
時系列でいったら
なでしこ物語と、地の星の間の物語
なでしこ物語から4年後と、そのさらに4年後の話が交互に語られています
刊行順で読みました
全部読んだことない人には、全てネタバレになりそうなのでネタバレ感想にしときます
なでしこ物語から4年後は耀子が中学二年生でまだ子どもらしい姿が見えます
あぁそうだった。2人ってこういう感じだった、、と嬉しくなりつつ、少し歳を重ねたことで変化も生まれていて切なくもなります。
またその4年後は耀子が家を飛び出してしまいます。なんでそうなるのよー!!
いったいなぜ耀子は家を飛び出したのか
なんで龍治と結婚することになったのか
前作での謎が明らかになります
これまであまり現れなかった龍治の姿や
立海とのすれ違いも描かれています
終盤は龍治の想いにも、耀子の想いにももうぐちゃくちゃに泣きました
龍治を選んでしまうのもわかる気がするけど
でも立海は、、、?
兎にも角にも
とても面白く読みました!!
すぐ読めちゃいます!
さぁついに最終章!!!
、、、え?最終!?
もうどっぷりハマってしまって
読み終わるのが悲しすぎる、、、
でもどんな未来が待っているのか気になりすぎるので読みます!!
あーん、、、さみしいー!
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Posted by ブクログ
ネタバレなでしこシリーズ2作目
時系列順だと次の「天の花」が先のようですが発行順に読むことにしました
もう慣れ親しんだ設定なのでとても読みやすくあっという間に読めました!!
どうしても前作や今作のネタバレになってしまうので未読の方は読まないでー!
さて、18年?後の常夏荘。
離れ離れになってしまった耀子と立海がどうなったのかドキドキしながら読み始めたのですが
け、け、結婚しとるー!
子どもいるー!
しかも相手は、、、!!!
えー!
どいうこと!?
この間に一体何が!?
しかしその謎は次作を読まないとわからないようです
そして耀子さん、おあんさんになってましたよ!!
と驚きから始まるこの物語。
今作では廃れていく峰生や常夏荘と、働き始めた耀子の成長が描かれていました。
パートをしていたスーパーが閉店の危機に!
どうにか売上をのばさなきゃ!
という展開です。
こういうストーリー大好きなんで、ドキドキしながら読んでました
どんどん逞しくなっていく耀子にワクワクが止まりません!
耀子、、、おおきくなって、、、。゚(゚´ω`゚)゚。
かっこよくて、嬉しくて、鳥肌が立ちました。
青井先生の言葉、ここでも活きてきます。
由香里は前作で名前しか出てこなかったけど、嫌なやつかと思ってたら!!
もう好き!!大好き!
他のメンバーも大好き!
もちろんやな奴も出て来ますよ。やな奴書くの上手いですよね、、、笑
この後どうなっていくかは、常夏荘物語を読んだら書いてあるのかなー
この前に何があったのかも
その後もどうなっていくのかも
はやくよみたい!!
そして撫子印のお弁当食べたいーー!!
千恵さんのご飯食べたいーー!
現代に近づいたからかハイジっぽさはなくなって逞しい物語になってます!
なでしこシリーズたのしくてすぐ読めちゃう!! -
Posted by ブクログ
単行本の発刊では2冊目だが、発表されたのはこっちが後。「天の花」の方がポプラ社の文芸PR誌である「asta*」で2013年の7月号から14年の9月号まで連載されたものの加筆、修正版に対してこちらは2014年の10月号から16年の6月号までの連載の加筆、修正版。発刊順で逆読みするのが、作者の意図にも沿っておりいいとする人は多いようだが、私は連載順に読んで、その意図は全く分からないし、理解できない。連載順の時系列順で読んだ方が、この「地の星」での耀子にようやく寄り添える。やっと、やっとかい!長かった・・・ さあ、次は完結篇?「常夏の光」の連載も昨年(2020年)末に終了しているそうで発刊が楽しみ。舞台は、さらに10年、2008年とのこと。どうなったんだ「ミネの森」!
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Posted by ブクログ
とても切ない物語でした。
「あの夏は子どもたちが、子どもでいられた最後の時だったのかもしれない」
この一言に尽きます。映画化されたら予告編にこの一文を使ってほしい!
『なでし子物語』も大好きだったけれど、また別の意味で心に残る大好きな一冊になりました。二作目の『地の星』でいきなりな展開になって、なんで?どうして?なぜにそうなってしまうの?とちょっとしたパニックになってしまったけれど、時系列的には『なでし子物語』と『地の星』の間にあたる今作を読んで、なるほど‥‥あんなことやこんなことがあって、あーなってこーなったのね‥‥と納得できました。
それにしても、あんなことやこんなことが切ない‥‥切なすぎる‥‥あんなこんな、ばっかりですみません 汗。でも、これから読む方にはぜひともネタバレなして読んでいただきたい!とてもドラマチックなんです。成り行きを分かっていながらドラマを観るのはつまらないですよね?本当にドラマチックで続きが気になって仕方がなく一気に読んでしまいました。伊吹有喜さん、素晴らしいストーリーテラーだなぁ。
時系列の順に読むのもありだと思うけれど、私は出版順に読んで正解だったと思ってます。
しばらく余韻に浸りそうです。