こがらし輪音のレビュー一覧

  • この空の上で、いつまでも君を待っている

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    ◼️ こがらし輪音
    「この空の上でいつまでも君を待っている」

    電撃小説大賞。笑って泣いてエンドでほわっと。ニッポンのラノベはレベル高い。

    先ごろお隣の市で「ブラインドブックス」企画があった。家から古本を持って行ってプレゼント様に包んでもらい、どんな本かのヒントを表に書く。そして棚に置いて別の本を持って帰る。家に着いてちょっとワクワクして包みをとくとこの本が現れた、というわけです。

    ネタは宇宙、ロケット。宇宙好きの私にはベストマッチで天の配剤!と喜んだ。高校生の夢と青春と恋と別れ。おもはゆいけれどもいろんな意味での面白さがそれを上回った。

    市塚美鈴は高校の友人たちとそれなりに付き合ってい

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    2025年04月25日
  • 電話交感 私とおばあちゃんの七日間の奇跡

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    コロナで自宅療養していたら10年以上前に亡くなったおばあちゃんから電話がかかってくるようになる。
    現代の悩みに対して、おばあちゃんの戦時中の体験からその後の人生に至るまですべて教えてくれながら人生のヒントを教えてくれる小説。

    現代のさなちゃんの視点はちょっと幼すぎる感じもするけど、全体的には人生の先輩たちのいろんな話をもっと大切に聴きたくなる素敵な小説だと思う。おばあちゃんの戦争体験が生々しくて電車内で読んでても顔が歪んでしまうほどだった。

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    2024年08月12日
  • 冬に咲く花のように生きたあなた

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    自分が置かれている環境は誰かが望んでいる環境だということに気付かされた。とにかく前向きになれる!と言うよりは少し心の部屋の電気が明るくなる感じ。

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    2024年06月15日
  • 死神の助手はじめました。

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    こがらし輪音さん(初読み作家さん)著の本作『死神の助手はじめました。』の感想とあらすじになります。

    なんとなく森絵都さんの『カラフル』に似ているなぁ〜という印象を途中まで感じていましたが、終盤の相沢沙呼さんの『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』にも似た伏線回収の真相を経て、改めてプロローグを読み返すと、なるほどねぇ〜と程良い読後感に浸りました。

    あらすじです。
    彼が眠る病室へ今日も看病に訪れるシオリ。彼の綺麗な寝顔をニヤケ顔で堪能して帰ろうとした瞬間、彼の傍らに大鎌を持った黒い人影が立っていた。

    誰?
    いつの間に?
    何で?

    黒い人影の登場に驚嘆するも、それを変質者と認めたシオリは思わず

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    2023年08月18日
  • 7年

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    人生に後悔はつきもの。
    あの日あの場所に戻ってもう一度人生をやり直したいと考える事がある。

    時は2020年10月。
    主人公は、新型コロナウイルスが蔓延する中、仕事も家庭も上手くいかず急性肝炎で入院した48歳の五百旗頭照夫。

    目覚めるとそこは7年前の世界。
    1日を経るごとに41歳、34歳、27歳、20歳、13歳、6歳、0歳へとタイムリープしていく。

    ファンタジーの様だが実際起こった出来事が随所に盛り込まれ現実感がある。

    ワンマンでいけすかなかった主人公が過去に戻り大切な事に気付き、変わろう・変えようとする姿に心和む読後。

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    2023年02月17日
  • 7年

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    2020年、47歳で部長の照夫は、仕事も家庭もうまくいっていなかった。仕事面では、使えない部下や仕事のルールに刃向かう部下がいたり、上司には必ず従ったりと色々ありながらも、今のポジションを保っていた。家庭面では、引きこもりの息子、娘とは口喧嘩の日々、妻は浮気と色々な不満があった。
    そんな時、急性肝炎で入院し、会社からはコロナ禍による不況もあってか、早期退職を促した。
    どうして、こんなことに?すると、突然立ちくらみに襲われ、目覚めるとそこは7年前の世界だった。


    1日が終わるたびに7年ずつタイムスリップしていく物語。ちょっと変わった設定でしたが、照夫が過去にしでかした事を変えるためにきちんと向

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    2021年11月06日
  • 冬に咲く花のように生きたあなた

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    第24回電撃小説大賞で大賞を受賞したこがらし輪音の2作目。「明日死んでもいいくらい、後悔のない人生を送りたい」会社員 赤月よすがと「明日死んでもいいくらい、人生が楽しくない」中学生の少女 戸張柊子がある事故をきっかけに精神が入れ替わってしまうお話。入れ替わりに軸足を置いてSF作品として楽しむのも良いし、柊子(中身はよすが)を中心にした青春作品として楽しむのもいいと思う。ただ、主人公の一人 よすがの性格が個人的には苦手なタイプだった。読み終わった後にカバーイラストの意味が分かった時には「おぉ」ってなった。

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    2020年03月07日
  • この空の上で、いつまでも君を待っている

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    どんなジャンルに属するのか、
    わからない小説だと思いながら読み進めることができる小説。


    ありがちな設定であるからこそのラストといったところ。


    第24回電撃小説賞を受賞した作品。

    簡単に読めるので、読んでみてもいいのでは?という感じ。

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    2019年01月27日
  • この空の上で、いつまでも君を待っている

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    電撃というより今はなき講談社ティーンズハート……。笑 この多様性が電撃大賞かもですが。
    ティーンにはほど遠い私には、タイトルはガラクタの王の方がセンスが良いように思えちゃったな。なろうとか、その辺のトレンド(?)だよね、長ったらしいタイトル。

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    2018年09月17日
  • この空の上で、いつまでも君を待っている

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    少し不思議で、少し甘酸っぱい青春小説。と括るとありがちなようだし確かに設定に突飛さは無い(むしろ焼き直し感もある)が、宇宙を絡ませる題材が個人的には響いたし登場人物が愛おしくなる、第24回電撃大賞の大賞受賞作。

    当初、諦観とモラトリアムに満ちて一見賢しげに見えた語り手(主人公)が実は「バカ」であるのも、キャラのギャップと変化(成長)を際立たせていて面白い。

    実現の確証がないものに全力であることは恥ずかしい、という思春期以降のシニカルさを、ある種のストレートさで揺さぶってくるのが良い。

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    2018年03月05日