【感想・ネタバレ】電話交感 私とおばあちゃんの七日間の奇跡のレビュー

あらすじ

電撃大賞作家が描くタイムパラレルストーリー
泣ける!書店員さんも応援!
コロナ禍のなか、パワハラ、クレームで八方ふさがりの紗菜。
死んだはずのおばあちゃんからの奇跡の電話とは?

コロナ禍で閉塞感ただようなか、携帯大手子会社に勤める紗菜は、連日会社でパワハラ、客からクレームを受け、ついにコロナにもかかってしまった。八方ふさがりの紗菜に、あるとき非通知の着信が。それは亡くなったはずの祖母からの電話。藁にもすがる思いで、紗菜は悩みを打ち明けるが、祖母の温かい言葉の裏には、戦中戦後を生きぬいた凄絶な経験があった……。現代と過去をつなぐ奇跡の電話交感。電撃大賞作家が描く号泣必至の物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

仕事でストレスフルでもう辞めたい、何もかも辞めたいと思っていた時に、本屋で見つけ出会った作品。社会の荒波に揉まれて私生活も上手くいかない八方塞がりの紗菜が今の自分と重なるところがあり、紗菜が亡くなったおばあちゃんと電話してどのように導かれるのか読んでいるうちに一気に作品に引き込まれていった。また、現代とおばあちゃんの人生の両方が描かれていて、最後にそれぞれが繋がって行くところがとても面白かった。

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2024年01月13日

Posted by ブクログ

コロナで自宅療養していたら10年以上前に亡くなったおばあちゃんから電話がかかってくるようになる。
現代の悩みに対して、おばあちゃんの戦時中の体験からその後の人生に至るまですべて教えてくれながら人生のヒントを教えてくれる小説。

現代のさなちゃんの視点はちょっと幼すぎる感じもするけど、全体的には人生の先輩たちのいろんな話をもっと大切に聴きたくなる素敵な小説だと思う。おばあちゃんの戦争体験が生々しくて電車内で読んでても顔が歪んでしまうほどだった。

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2024年08月12日

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