有沢佳映のレビュー一覧
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小学校5年生の「オレ」こと孝行(ユッキー)の語りで
登校班「南雲町二班」の、
11月半ばから2学期の終わりまでの1ヶ月ちょっとが描かれる。
その5年生の語りとか、
登校班の1年生から6年生までのメンバーが、
もう見事にリアル!
それぞれ個性的なんだけど、
いるよいるよこういうヤツ、って感じ。
うざかったり、うるさかったり、
おどおどしてたり、潔癖症すぎたり、
乱暴だったり、言葉がたりなかったり、
突拍子なかったり。
唯一、6年生の班長の「かさねちゃん」だけは、
こんなにできた子は、ほんとにいるんだろうか。
(いてほしいけど)って、感じ。
最初は「これって、面白い?」
とビミョーだったん -
Posted by ブクログ
ネタバレ間宮小学校・登校班、南雲町2班、5年のユッキーこと上原孝行はいろんな事に絶望している。
登校班で班長、6年のかさねちゃんこと深町累ちゃんが、もうあと数ヶ月で卒業してしまうからだ。
なんといっても、南雲町2班は、問題児だらけなのだ。元気すぎで先の行動が読めない1年のミツ。ほとんどしゃべらない、汚れているものが嫌いで、道路が汚れていたら動けなくなる潔癖症2年の のんたん、3年2年の太郎次郎兄弟は、忍者の修行をマジでやってはお母さんを困らせる少年だ。4年女子のマユカはアイドルとかドラマとか好きで、女おんなしてる。そしてもうひとりの4年、リュウセイは、4年なのにいろんな事がきちんと出来ない。こだわりが -
Posted by ブクログ
なにかの本紹介でみて読みたいなあっと思っていた。
とある中高一貫校の女子寮で、もろもろ問題解決に駆り出されるお庭番なるものに任命された3人のおはなし。
女子寮?お庭番?なにそれ、ワクワクしかないじゃんっと、
3バカとおんなじようなことを思った私。
けど、今の中高生はこーゆーノリなのか?
それとも私もこの頃はこのノリについていけてたのか?
なんだかかいわのテンポ?が早いとゆーか、寮からだからか色んな人があっちからこっちからでてきてちょっと読むのにつかれた。
最初の方のお庭番になりたくないーーーっと3人のうちの1人がジタバタする部分が結構長いし、最初の問題ごともそもそも問題ごとなのかどうかよーわか