竹屋まり子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは良いBLだ・・・間違えた、良いホラーコメディである
『田中くんはいつもけだるげ』と言った、本来は普通(?)の青春ストーリーだけど、つい、腐った目線で見ちゃいがちな漫画読みなら、確実にニマニマしてしまう
恐らくっつーか、竹屋先生、確信犯である。間違いなく、私らを狙い撃ちにしてきている。蜂の巣にされるのは癪ではあるんだが、ここまで、レベルが高いと、無抵抗で攻撃を受けてしまうしかない
「疲れ」と「憑かれ」、もう使い古されている感が出ている言葉戯びをあえて見直し、改善したセンスとスキルは高い
周囲からは、完全にカップルと認知されている井戸端くんと御守。二人の間にあるのは、確固とした友情ではあるん -
無料版購入済み
独特の雰囲気がある
「マンガ家を目指すマンガ」はたくさんある。
そして、今では「小説家を目指すマンガ」もそんなに珍しいものでは無くなっている。
そんな状況下での本作だが、主人公をあくまでも「潜在的な才能がありながらも普通の人生を送っていた人」にし、「才能あふれる人は後輩の人気作家」としているところが新しい。
これによって、「才気あるがクセが強すぎる主人公」というこれまでのパターンを覆すことができていると思う。
実際、主人公に対しては一般のサラリーマンあたりでも共感できる面が非常に多いと思う。
そして、ミステリアスな後輩の存在によって展開をリードし、かつ独特な雰囲気を出すことにも成功している。
絵は決してうま -
Posted by ブクログ
漫画としては面白くなってきたけど、現実の純文学畑なんて若くてルックスの良い女性作家がゴリゴリもの書いて売り出してるのばっかりなのでユキ先生の葛藤と決断がおかしなことになってる。
綿谷りさや金原ひとみの受賞が21年前ですよ?
あとは比較がどうしても「響」になるので、文壇周辺の描写がテキトーすぎるのは狙ってやってるのかどうかで評価が分かれる所。
それをおいてもエンタメ作品だったらごまかしがきくけど、いまだにどういう作品なのか全く解らない「才鬼」および黒田のキャラが、現実の芥川賞受賞してる作家と作品に比肩するのか?というリアリティラインは相当しんどいと思うなあ。 -
購入済み
ギャグ漫画が読みたくて購入
サンプルが面白かったので購入しました。なかなか同性同士の友情が、やんわりBLギャグネタになっていたりして面白いですが、途中でNL女子がでてきて、うざいうえに面白くないネタばかりでイラつきました。他にも二名ほど個性の強いキャラがでてきましたが、それはなかなか面白かったです。でも、やはり主役の2人だけのギャグやネタが1番可愛くておすすめです。暇な時にだらだらしながら読めるギャグでいいと思います。