砂川伸幸のレビュー一覧

はじめての企業価値評価

砂川伸幸 / 笠原真人

会社の打合せでも資本コストなどの言葉がたびたび聞かれるようになって、ファイナンス関係に疎い自分でもわかる本をと思って読んでみた。
大変わかりやすく解説された本で、企業価値評価の基本を学ぶことができた。

経営戦略とコーポレートファイナンス

砂川伸幸 / 川北英隆 / 杉浦秀徳 / 佐藤淑子

　企業価値を評価するコーポレートファイナンスと、企業価値を向上する施策としての経営戦略を包括的に議論している中々無い本。
　前巻に比べ、より実践的かつ各指標の説明が密になった印象を受ける。例えば、CCC(Cash Conversion Cycle) の説明の際は、Dellの使用例を解説すると同時に、東芝での使用例を述べる。
　前半５章で理論を解説した後、後半５章ではケーススタディを解説する。東武鉄道によるスカイツリー事業の事例分析など、日本企業の事例を扱う点で珍しく、親しみやすく、また価値がある。

はじめての企業価値評価

砂川伸幸 / 笠原真人

大体こういう本は、はじめて読んでも理解できないように出来ている。数年前に挫折したけど、今読むと分かりやすく纏まっているのが分かる。何回かバリュエーション実際にやってみないとこれは分からないよなぁ。

はじめての企業価値評価

砂川伸幸 / 笠原真人

同じ著書の「コーポレートファイナンス入門」のアドバンス版とでも言うべきもの。2冊合わせて読むと、全体を網羅している感覚を得ることができる。
丁寧に、簡潔に書かれてはいるが、簡単に読める本ではない。
注意深く読まないと、すぐに何を言っているのかが分からなくなってしまう。
ファイナンスというのは、それくらい難しいということ。これでも、まだ「入門書」。
関連書を、何冊も丁寧に読んでいくことと、実際に実務で使ってみるしかマスターする方法はなさそう。

はじめての企業価値評価

砂川伸幸 / 笠原真人

　本文中でも述べられているが、企業財務の書籍と併読するのが望ましい。コンパクトな書籍であるが、そのため、説明がかなり機械的にサラリとなされているので、初学者にはとっつきにくいかもしれない。DCF法を中心に基礎的なことは学べる。

はじめての企業価値評価

砂川伸幸 / 笠原真人

これだけでは実務への応用は不十分なのと、自分の頭が良くなさすぎて、あまり理解はできず。表紙の通り、取っ掛かりとしては素晴らしい。