トニー・ブザンのレビュー一覧
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●平均的な読み手が、平均的な興味で、平均的難易度の本を読むとき、読書スピードは1分あたり500~1000字だ。
国連をはじめとする国際機関で、充分な読書リテラシーがあると認められるには、英語で毎分400語(日本語換算で毎分1000文字)は読める必要があるとされている。しかし実は、毎分1000文字でよめれば、読み手として上位5%のグループに入ったことになる。
読書について、間違った観念を捨てること、それを逆手にとって利用し簡単なトレーニングを積むことで、現在の4倍を超えるスピードまで読書能力を向上させることは難しいことではない。
●読書スピードについての4つの思い込み
1.ていねいに一字一 -
Posted by ブクログ
加齢による脳細胞の損失はない。
最初のは記憶しやすい。最後も記憶しやすい。ユニークなものは記憶しやすい。繰り返されたこと、関心が高いことは記憶しやすい。
20~60分毎に休憩を取ると記憶しやすい。
24時間で80%を忘れる。
一回目の復習=10分後、2回目=24時間後、3回目1週間後、4回目1か月後、5回目6ヶ月後、
記憶量が多いほど、新しい記憶もし易い。
イメージ+連想=記憶
学習の目標を明確にする。
数字の形を絵にして記憶するものを引っ掛ける。
数字の記憶するものに書き込む。
メモリールーム記憶法=部屋の中に記憶するものを配置する。 -
Posted by ブクログ
ネタバレマインドマップは知識同士を関連づけながら、どんどん枝を伸ばしていくノート術。このマインドマップを記憶術にも応用しよう、というのが本書のテーマ。この方法をMMOST (MindMap Organic Study Technique) と言います。
でも本書はMMOSTのみを説明しているわけではなく、マインドマップを使わない (でも方法論はほぼ同じ) 記憶術についても言及されています。
記憶力を高めたいと思う人はもちろんのこと、マインドマップの効能についてもっと知りたい方にもお勧めです。
日頃マインドマップを使っている人にとってはちょっと物足りないかな。 -
Posted by ブクログ
マインドマップが巷で流行していますが、それを考案した作者が「速読術」を伝授します。
後半は、マインドマップを用いたノートの取り方が書いてあり、この点が普通の速読術本とは違います。
テレビでも速読術はたびたび紹介されていますし、私も以前速読術の本を何冊か読んだことがあります。
この本の前半に書かれている内容は、そこで見た速読術と同じでした。
このことには様々な評価がありえますが、私はそれだけたくさんの人が主張し、実践する速読術であるので、それだけ信憑性があるのだろうと思いました。
まだ私自身がこの本に書かれたトレーニングを終えていないので、とりあえず★3つとしておきます。