望月拓海のレビュー一覧

  • 毎年、記憶を失う彼女の救いかた

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    飾らない文章で読み易く、あっという間に読み終えました。

    頭で考えたことと、心が感じたことは、密接に関わり合っているけれど根は別物なんでしょうね。
    力強く前を向いていく、清々しい読後感でした。

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    2022年11月13日
  • 毎年、記憶を失う彼女の救いかた

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    ネタバレ

    2017年。第54回。
    自動車事故で両親を失い、ひとり助かった娘。だが、記憶が1年しかもたない。浜松の病院に通っている。そこで、ひとりの小説家と出会い、彼の提案によりデートを重ねていく。デートしてもいいかな、と思ったのは、彼がイヤな感じではなかったから。記憶なくても、感情は覚えているのかもしれない。
    彼との過去が少しずつ明らかになっていく。最終的にはえー。それはせつないなぁ。びっくりしたから、あえて書かない。

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    2022年08月15日
  • 透明なきみの後悔を見抜けない

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    短時間でさらっと読める恋愛ミステリー。連作短篇になっています。
    恋愛要素もミステリー要素もそこまで強くはないですが、きれいにまとまっていて優しい気分になれる本です。
    裏表紙のストーリー紹介にある”ぼく”が主人公というわけではないので、読み始めてから少し驚きました。でもこの”ぼく”の話が一番すきかもしれません。

    静岡が舞台なので、地元の方が読むとまた感慨深いかもしれません。
    タイトルと表紙がすごくあっていて、とても綺麗なのも推したいポイント。

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    2022年06月25日
  • これってヤラセじゃないですか?

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    思い込みが激しすぎる主人公…。今回は音楽番組。オーディションの様子だったり曲紹介のテロップ一行にも苦労が詰まってることがわかった。

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    2022年05月21日
  • 毎年、記憶を失う彼女の救いかた

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    両親が交通事故で亡くなってしまったショックから、記憶障害になった千鳥。
    しかも毎年、事故直後に戻ってしまう。
    そして空白の3年が過ぎた。
    そんな千鳥の前に1人の男性が現れる。
    彼は千鳥をデートに誘い、自分の正体を探って欲しいと言う。
    どうも記憶のなくなった期間に知り合った人らしいけど、わからない。
    多少強引な彼に疑問を抱きながらも、彼とのデートを重ねていく。
    彼は何者なのか?
    最後にはとても信じられない真実が…

    2022.2.9

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    2022年02月09日
  • 顔の見えない僕と嘘つきな君の恋

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    顔が分からないというのはこんなに怖いことなんだと考えさせられた。この症状に苦しむ人が実際にいることも初めて知った。

    話自体は、もどかしく、何でそうなるのという感じだったけど、面白くて一気に読んでしまった

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    2021年12月18日
  • 毎年、記憶を失う彼女の救いかた

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    ネタバレ

    浜松のご当地グルメみたいな作品でした。
    内容は1年しか記憶が持続しないヒロインが、自分を知っている男性と出会って、成長していくお話です。
    さすがいに展開が単純すぎた気がします。

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    2020年01月16日
  • 透明なきみの後悔を見抜けない

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    人でも動物でも幽霊でも何でも困っていたら助けずにいられない主人公。幽霊を助けているつもりが実は、のあたりは想像の範囲だが、その先があって良かった。

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    2019年09月15日
  • 毎年、記憶を失う彼女の救いかた

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    ネタバレ

    千鳥・天津はときにすれ違いもするが、
    なくてはならない存在であり、そして両者にとって
    (天津にとって千鳥は、千鳥にとって天津は)
    まぎれもなく「生きがい」なのである。

    「彼はこうなってしまうことも覚悟していた。その上で、君に進んでもうことを考えて生きてきた。君は本当に進んでいない?」
    この医者の言葉に、
    天津の千鳥に対する絶対的な決心というものを感じ
    それと同時に、
    彼が過去にどれほど苦悩してきたか、そして彼女の言動にどれだけ救われたかがみてとれる。

    千鳥は天津の「生きがい」である、過去を知り未来を見据えることができた(家具を作るという決心)。そして、彼女の最後の“賭け”は愛を超えたもはや

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    2019年06月21日
  • 毎年、記憶を失う彼女の救いかた

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    静岡県書店大賞という事で読むことになったが、地元浜松には懐かしい場所が多く出てくるものの、複雑だけど安直な恋愛小説という感が強い。
    千鳥の設定はストーリー上やむを得ないと思うが、天津真人の身の上がこれでもかと言うくらいに尋常じゃない設定で、辻褄合わせにも若干無理しているように感じた。

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    2019年05月24日
  • 毎年、記憶を失う彼女の救いかた

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    ネタバレ

    <あらすじ>
    わたしは1年しか生きられない。
    毎年、わたしの記憶は両親の事故死直後に戻ってしまう。
    事故から3年後、わたしの前に現われた見知らぬ小説家は、ある賭けを持ちかける。
    「1ヵ月デートして、ぼくの正体がわかったら君の勝ち。わからなかったらぼくの勝ち」
    デートを重ねるうち彼の優しさに惹かれていき――。
    彼の正体とは?

    <オチ>
    彼とは昨年結婚していた。
    しかも彼は1日しか記憶が保てない病気だった。

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    2019年03月18日
  • 顔の見えない僕と嘘つきな君の恋

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    不幸を乗りこえて運命の相手と出会うが真実を見抜かなければならない。思わせ振りというかもったいぶるというか、不幸が待ってるのを予想させる流れにするならもっと予想を裏切ってほしかった。

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    2019年01月26日