感情タグBEST3
Posted by ブクログ
幽霊が見える主人公は、成仏できない幽霊の後悔をはらす手伝いをすることを日課とし、数々の幽霊を助けるお話。
カテゴリ的には恋愛ミステリに近いのかな。
読みやすく、きれいに終わっているので読んでいてストレスがないです。
内容の他に舞台が静岡なので馴染みにある地名が多く出ていて、読んでいて楽しかったです。
Posted by ブクログ
天才伊坂幸太郎を彷彿させるラストの見事な伏線回収。やられた。すごい。死人が見える青年。彼はその人の後悔を叶えて成仏させる手伝いをしていた。だが、3話目に出てきた交通事故で死んだ可子という娘に恋をしてしまう。さて、霊と人間の恋は成立するのか。成立するのです。最後に、あっと驚かせる必殺技が飛び出して二人は結ばれます。これ大逆転劇。大どんでん返し。とんでもない作品が出てきました。一部ご都合主義的な展開はありますが目をつぶりましょう。おすすめの恋愛小説なのであります。映画化希望。
Posted by ブクログ
1時間半?くらいでさくっと読めた。
ほどほどにミステリーでほどほどに恋愛小説!なんといってタイトルがきれい。
若干読めてしまいつつも、なるほど!と思う仕掛けもきっちりと。1話完結と思いきや、ラストは全てがきれいに繋がるのでとっても気持ちよく読めます。
強いていうなら主人公の抱えてるものの感じが少しわかりづらかったというか、つながらなかった。
Posted by ブクログ
短時間でさらっと読める恋愛ミステリー。連作短篇になっています。
恋愛要素もミステリー要素もそこまで強くはないですが、きれいにまとまっていて優しい気分になれる本です。
裏表紙のストーリー紹介にある”ぼく”が主人公というわけではないので、読み始めてから少し驚きました。でもこの”ぼく”の話が一番すきかもしれません。
静岡が舞台なので、地元の方が読むとまた感慨深いかもしれません。
タイトルと表紙がすごくあっていて、とても綺麗なのも推したいポイント。