佐藤満春のレビュー一覧
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「センスは積み上げてなんとかなるものではないけど、準備の時間は平等に与えられます。」
「自分に向いているとか向いていないとかは、自分では判断できません。「向いていると思うから任せる」と思うのは他人です。他人の目こそ、自分の向き不向きを判断してれます。」
この2つの言葉が特に、自分に響きました。
この本は、芸人兼放送作家兼トイレ研究家兼…と幅広く肩書きを持っている芸人佐藤満春さんの自叙伝エッセイです。
「日向坂で会いましょう」の駅伝での涙がきっかけでサトミツさんを知り、知れば知るほど凄い方だなと思っていたところ、こちらの本を見つけたため読んでみました。
読み切って一番最初に思ったのは「どんな -
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放送作家さんの本をあんまり読んだことがなかったので手に取ってみました。なんと芸人さんなのですね。
完全に自分に合う好きなものを仕事にするなんてなかなか難しいから、できることから消去法で選ぶ。
服はサイズだけ合っていればシンプルでOK。靴にだけお金をかけてください。スニーカー好きが認めるスニーカーを履いてください。
日向坂のメンバーの名前もめちゃくちゃ出てきて嬉しかった。松田好花のインタビューや潮紗理菜との対談まで載っています。潮が卒業のタイミングでサトミツさんと話してなかったらこの世界に残っていなかったと言っていて、驚きました。
daydayについては毎朝6時に日テレ入りするそう。テロップの確 -
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ネタバレ第1章 諦めて見つけた自分の戦い方
「自分に合う好きなものを仕事にする」
は難しいからこそ、
視点を変えて「できることから消去法で選ぶ」という考え方もある。
とても共感した。
自分らしく仕事を進めるには、何を諦めて、諦めた部分をどうカバーするのかが大切。
大事なのは、自分の実力や才能と冷静に向き合うこと。
第2章 仕事の広げ方
p81
やりたいことはやる、ただ、それをやった見返りに「幸せ」を求めることはしない。その瞬間、やってよかった!で、終わり。
p98
目の前にこの仕事しかないんだったらやるか、というのを積み重ねた結果今がある。その上で、自分の強みが見えてくる。
この本を読んで -
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ネタバレお笑いコンビ「どきどきキャンプ」、放送作家として活躍している佐藤満春氏による自伝的エッセイである。著者は現在、放送作家としてレギュラー19本という超売れっ子作家である。世間的には成功者だろう。しかし、著者は無個性な自分が好きな事を好きな人たちと楽しんでいるだけと謙虚な表現をしている。
本書の中で、著者と親しい仲間との対談が収録されている。仲間全員が著者を認め、称賛している。仲間達が著者を紹介する形で仕事を得た実績もある。著者は実力もさることながら、究極の人たらしであると随所に感じた。
巻末にて、著者が仕事に対して、「本当にやっていきたい仕事に向けてスキルアップをする」のか、「任される仕事 -
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佐藤満春、仕事観人生観を語る自叙伝。
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冒頭で謙虚と謙遜を超えた卑屈自論を繰り広げ、
こちらとしては立つ背がなく、最初少し苛立った。
しかし、好きなものに捧げる情熱は半端なく、
そこに惜しみなく注げる愛情が信頼される所以で、
自分の力で居場所を手にしてきたんだなと思った。
「好きだなと感じた自分の感覚は、
それが誰にどう思われようとも大事にしないと、
自分の存在すら否定してしまうことになる」
「好き -
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最初の方「ネガティブすぎない?」と思ってちょっとイライラしてこのままだと☆2かなと思ってましたが、最終的に☆5よりの☆4になりました。
その理由も含め、以下刺さった所メモ
【僕は自分自身のことをとっても暗く、とってもネガティブだと自覚していました。ただ、ネガティブすぎた結果、その先にある「人間」を信じるようになったのだなと思いました。】
・最初の「ちょっとネガティブすぎない?」が解消された所。自分に対してネガティブでも、信頼している周りの人を信じることが、サトミツさんが周りの人から信頼される理由なのか。
【別に自分は特別だなんて思ってはいないけど、ただ、みんなが楽しい何かを僕は楽しめないん