安部慶喜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コンサルが書く本、という読後感です。
トップががっちり、高い費用をかけてでもがっぷりコンサルと組んで、その指摘を具現化していくことで想定した効果を出していくような会社に勤めている方には、事例研究としてよい本だと思います。
「直下型」で会社全体を改革する!といったときに勇気がわくと思います。
一方で、味方もいない、まずはひとりでできることから、、と考えているような方には、話が大きすぎ、また、手順にめげてしまって結局何もできない可能性大です。
本当は、本文中にでてくる「アビームコンサルティング作成のテンプレートを使って」といったテンプレートの一つでも見せてくれると、勇気が湧くところですが、 -
Posted by ブクログ
事例に期待したが、当然ながらそれほど踏み込んだ内容までは紹介されていなかった。
AIは人間がルールを教えなくても大量のデータを学習・解析し、そこに潜んでいるルールを推論により自ら発見し定義することで作業を自動化していく。人間が定義できないレベルのことをAI側が定義できるというところが強みだ。しかし、AIは自ら学習していくほど進化していくが100点満点に達するまでが非常に難しく、そのため間違いがないかどうかを人間が確認しなければならないという難点がある。しかも、AIが出した答えがなぜそういう答えになったかというロジックが見えにくい。…
それに対してRPAは、人間が決めたルールどおりに動作す -
Posted by ブクログ
著者ののお二人の勤務先であるアビームコンサルティングが手掛けたRPA導入の具体例(8つの会社が)を中心に構成されている一冊。
第一章が概要、第二章が導入時の注意点など、第三章が具体例、第四章がまとめ、といった構成。
8つの会社は実名で、キーマンの名前も記載されていますが、生々しい部分はあえてボカしてあるような印象(まぁ、実名で登場していますからそりゃぁそうかもしれませんが)でした。
従って、web上に多数あるRPA関連の記事等と比較して極めて有用な情報はあまりなかったというところが偽らざる印象です。
逆に、web上で多数RPA関連の記事など目にしたこともなく、手っ取り早く事例を含めた概略を把握 -
Posted by ブクログ
ネタバレアビームコンサルの執行役員によるRPAの本。RPAがどんなものかすら分からなかったので、先進導入事例もあるというこの本を購入。
(感想)
・コンサル会社の本だけあって、RPAとはどんなものかが直ぐに腹落ちした。入門書として手にとって正解。
・RPAが具体的になにをやってくれるのかが、先進事例でイメージを掴めた。
・その後、繰り返しかつ細かくRPA導入のメリットの記載があるとこや、RPAを導入するには具体的にどうするのか、どうやって社内決裁を取るかとか、説得される部分があり、読み飛ばす。
(備忘録)
・RPAとはrobotic process automationの略。2014年ごろロンドン