大西英文のレビュー一覧

  • 老年について 友情について

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    ネタバレ

    哲学者・政治家・詩人であったキケローの対話篇。「老年について」では老いることは徳のある人間にとっては悪いことではない、という話をし、「友情について」では徳に基づいた真の友情の素晴らしさ、友情の成り立ち、友情と政治の現実などを語る。
    前者では老いに関連して死についてもけっこう触れていて、プラトンを思わせる霊魂不滅論、肉体からの霊魂の解放論を展開し、もしくは死すれば魂は消滅し何の感覚もなくなるのであればそれでも恐れることはなにもない、という二段構えの死への備えを論じていて面白い。
    後者の友情は自分への愛から生まれたとか、友情は善き人々だけのものであるという話はあまりピンとこなかった。解説を読んで、

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    2024年11月07日
  • 生の短さについて 他二篇

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    時間を浪費するには生は短く、ちゃんと使えば長い。
    人は人のために時間を使いすぎで、自分のために時間を使っていない。
    本来は自分のために時間を使うべきであるのに、時計の針を他人に委ねて行動する。
    少しの暇ができても、手持ち無沙汰になり、忙殺されることを好む。

    本来、人生というのは他人のために浪費している時間はない。自分の人生を哲学し、その哲学を醸成するために時間はある。そして、その哲学を誰かに聞いてもらい、また聞くことによって、その生を永らえさせる。

    実際のところ、生とは自身の哲学を形成して、人に委ねることなのかもしれない。

    ひとまず、過去の偉人達はボコスカ言ってくるのが好き。笑

    他人の

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    2023年02月02日
  • 生の短さについて 他二篇

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    昔の文体に慣れず、集中力を使い、途中で諦めた本。
    今日、全部読みました。
    一回だけ読んで、理解できなかった。
    もっと他の本を読んで、セネカがいいたいことを読み取れるようになりたい。
    私の実力不足です。申し訳ない。

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    2022年11月29日
  • 老年について 友情について

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    訳もナチュラルな日本語で読みやすい。巻末の訳者解説も丁寧でわかりやすい。むしろ訳者解説を先に読んでから、本編を読むとさらに理解が増す。

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    2022年02月26日
  • はじめてのラテン語

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     ラテン語にまつわる面白い雑学が混ぜられているため、手に取って気分転換に読む分には良いが、体系的にラテン語を学ぶには適さないだろう。
     私の場合、本書がラテン語に関する最初の本であったが、ラテン語に対して一層興味を持つことができたたため、取り掛かりとしての入門書という位置づけがベストかと思う。

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    2015年06月28日