大西英文のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ストア派哲学者による名著
文体が硬く、少々読みづらいが、「時間」「幸福」「徳」「快楽」など
人類普遍のテーマについて取り扱っている
セネカの考え方は少々ストイックで高次元なので
堕落した(セネカから見れば)現代の価値観には所々馴染まない
断定口調の道徳の授業を聞いている気分になった
それでも、この本を繰り返し読むことで、
より高次な生にしていければ、と思う
にしても、哲学者が病むのはよく分かる
人生や幸福とは究極的に答えがない問いだから、考えるのは大変な労苦を伴う
●生の短さについて
セネカは時間を浪費する人を手厳しく批判する
それは、怠惰な人だけでなく、忙しい人も対象に入っている
生 -
Posted by ブクログ
ネタバレ哲学者・政治家・詩人であったキケローの対話篇。「老年について」では老いることは徳のある人間にとっては悪いことではない、という話をし、「友情について」では徳に基づいた真の友情の素晴らしさ、友情の成り立ち、友情と政治の現実などを語る。
前者では老いに関連して死についてもけっこう触れていて、プラトンを思わせる霊魂不滅論、肉体からの霊魂の解放論を展開し、もしくは死すれば魂は消滅し何の感覚もなくなるのであればそれでも恐れることはなにもない、という二段構えの死への備えを論じていて面白い。
後者の友情は自分への愛から生まれたとか、友情は善き人々だけのものであるという話はあまりピンとこなかった。解説を読んで、 -
Posted by ブクログ
時間を浪費するには生は短く、ちゃんと使えば長い。
人は人のために時間を使いすぎで、自分のために時間を使っていない。
本来は自分のために時間を使うべきであるのに、時計の針を他人に委ねて行動する。
少しの暇ができても、手持ち無沙汰になり、忙殺されることを好む。
本来、人生というのは他人のために浪費している時間はない。自分の人生を哲学し、その哲学を醸成するために時間はある。そして、その哲学を誰かに聞いてもらい、また聞くことによって、その生を永らえさせる。
実際のところ、生とは自身の哲学を形成して、人に委ねることなのかもしれない。
ひとまず、過去の偉人達はボコスカ言ってくるのが好き。笑
他人の