ジョーン・C・ウィリアムズのレビュー一覧

  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ネタバレ

    ジャレド・ダイアモンド氏、ユヴァル・ノア・ハラリ氏、リンダ・グラットン、ニック・ボストロム氏、ダニエル・コーン氏、ウィリアム・J・ペリー氏、ジョーン・C・ウィリアムズ氏、ネル・アーヴィン・ペインター氏の世界の識者8名の方への大野和基さんのインタビュー編です。

    8名の方々のインタビューからはとても思うことや共感することがありました。
    本書を制作されたPHP新書を始めとする方々、インタビューアーの大野和基さんは、観点がとても素晴らしいです。
    本書のテーマに共感せざるをえない日本人が大勢いるはずの内容です。

    ただしとても残念なことですが、日本人の問題点は、本書の内容を受け止めていくべき存在の多く

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    2022年12月18日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    めちゃんこ面白かった。世の中はこんな状態なのかという恐怖ばかりが目立つけど、人生100年時代ははじまったばかり。とほほ

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    2020年02月14日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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     私が考える理想の研究者とは、人類がこれまで歩んできた歴史とともに、現在の社会を見つめ、少し先の未来までをも見ようとする「優しい研究者」です。
     「持続可能な開発(SDGs)」という概念が近年注目されていますが、「持続可能な開発」とは、おそらく「次世代を見ようとする努力そのもの」なのではないかと考えています。持続可能な開発とは、言い換えれば、次世代まで継続して豊かな社会を築くことです。そのため、これまでの歴史を振り返りながら、今起こる現象を読み解き、次世代まで豊かな社会を築くには何が必要かを問う姿勢が重要なのです。
     しかし、これから起こりうる未来を想像することはそう簡単なことではありません。

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    2020年01月31日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    鋭い現状分析と未来予測にただただ圧倒される。特に、著名なダイヤモンド、ハラリ、グラットンの3氏の慧眼には身震いしてしまう。

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    2018年12月15日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    現代の知の巨人達の話がオムニバス映画のように次々と語られていく。
    時代が大きく変わってきていることを改めて知らされた。
    これ程までに、価値観も変わる中で、この歳になってはキャッチアップすることは不可能に近い。
    古い価値観の普遍性を信じるのか?
    それとも、少しでも変化に順応しようとするべきなのか?
    このような本をたまに読むことは大切だと痛感した。

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    2025年09月15日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ジャレッド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットンをはじめとした8人の知の巨人たちへのインタビュー集。
    特にAIが人類の脅威になるか否かについて、今が大きな分岐点で、初期の段階で人間と共存するAIという位置づけを確立しておくことが重要という意見が共通していたのが印象的だった。
    また、私がこの10年で最も印象に残っている1冊、「ライフシフト」の著者リンダ・グラットンの言葉は、あらためてその考え方を確認できてよかった。

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    2025年01月18日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ジャレッド・ダイヤモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラッドストンなど2010年代20年代のスーパー著作家達を取り揃えたインタビュー記事。
    特に気になった箇所のみ

    ダイヤモンド氏
    国家間格差‥貧しい国から裕福な国に人が動く。野心に満ちた移民でイノベーションが生まれる場合もあれば、テロや感染症につながる場合もある。貧しい国への資金援助は格差を平準化するのでお互いに利益がある。
    ハラリ氏
    お金や国家など虚構を信じる力によってサピエンスは今の地位にいる。戦争など虚構のために起きる悲劇も多いため、現実と虚構の区別をつけて虚構を利用すべき。対象とするものが苦痛を味わうものは現実。国家や貨幣はそれ

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    2023年09月20日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    別にれいわ新選組の支持者でも無いのだが、山本太郎が言っていた発言で共感したのは「生産性で人間をはからせない」というセリフだ。子供達がスマホに夢中になる事をネガティブに捉え、スポーツや勉学に励む事を善とする価値観がある。学校で教わるような道徳的価値観であり、これは生産的な人間か否かが物差しとなる。現実問題、資本主義でその指標を用いない事は不可能に近いが、いずれ、こうした尺度で人間は測られず、人間に求められる生活スタイルがどうなるかも不確かな時代が訪れる。

    AIが台頭してくる事で我々は「役立たず階級」になるとユヴァル。経済成長には、人間とテクノロジーの融合が必要であり、人間性を明確化する必要性を

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    2022年06月06日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    8人の知の巨人が、怒涛の変化を続ける21世紀について未来を推測する
    前段は、高齢化、AI 後段は、技術、格差、そして現在のUSA
    気になったのは、次です。
    ①ジャレット・ダイアモンド
    ・日本は最高齢社会なのに、定年退職制がのこっているのはおかしい
    ・経済性多様性、人間の多様性ともに少ない日本にはイノベーションが起きにくい
    ②ユヴァル・ノア・ハラリ
    ・社会の急激な変化のため、21世紀にあった政治システムは現れていない
    ・AIが生み出す「役立たず階級」が多量に発生する
    ③リンダ・グラットン
    ・人生100年時代は、労働問題の解決(定年の廃止)と、生涯学習が必要
    ⑦ジョーン・C・ウィリアムズ
    ・米白人

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    2021年12月16日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    知の巨匠たちによる、将来の予測のきっかけになる本。コロナ前に書かれたものだが、コロナ禍でも通じる考え方(感情ではなくデータを重視する、人々の分断)もあり非常に参考になる。
    また、ネル・アーヴィン・ペインターの、アメリカの分極化の話は面白かった。白人の中流階級の人たちが差別をされていると感じているとは思っていなかったので、目から鱗だった。

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    2021年08月28日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    グローバルでベストセラーの著者たちがAIが押し寄せる中わたしたちに未来を忠告し、そこからどう解決していくのか、SDGs的な内容で読みやすいです。

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    2020年12月02日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    「苦痛はこの世でもっともリアルなものです。しかし国は苦痛を感じません。」ハラリ氏の金言

    国や企業はたまたイデオロギーごときに、人間が苦痛をうける馬鹿らしさ。

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    2020年10月19日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    各学術界の著名人と著者である大野氏とのオムニバス形式の対談記事を1冊にまとめた当著。
    歴史学者であるハラリ氏が述べた「役立たず階級」というワードが大変印象的で、他の登壇者が述べたようにAIの台頭によって私達の仕事・生活・生き方が大きく様変わりするだろうという警鐘が伝わってきました。
    ダニエルコーエン氏が述べているように「ただ一生懸命に働けばよい」というのは単なる幻想で、リンダ・グラットン氏が提唱する「人生の目的」と「人生の意味」を組み合わせた、「積極的な選択」を自らしていくことが、これからの混迷を極める時代において重要となってくるのだと思いました。
    これは即ち、「生きたいように生きることが許さ

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    2020年09月08日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    ー たとえば、お金というものには客観的価値は何もありません。お金の価値は、多くの人がドルや円について同じストーリーを信じているという事実から出てくるのです。ほとんどの経済学者はそのことをわかっています。

    私は決して「これらは虚構だ。信じるのをやめようではないか」と言っているのではありません。もし信じることをやめれば、経済システム全体が崩壊します。そして他人同士はお互いに協力できなくなります。しかし、注意しなければならないのは、われわれは虚構の奴隷になるのではなく、虚構がわれわれのために機能するようにしなければならない、ということです。

    人間は長い時間の中で、目の前にあるものが現実なのか、そ

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    2020年04月22日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    AIと人類との関係はどうあるべきか。4名の著名知識人が持論を述べる。技術者としてではなく、経営者的な観点からAIというものに興味がある方は是非とも読んで欲しい本。

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    2020年04月11日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    「人類史」レベルのマクロな視点で支持を集めるベストセラー作家らのインタビューを集めた一冊。各人の主張は著書に譲るとして、こと日本の未来に関わる著者らの考えを知ることができる。

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    2020年01月02日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    <目次>
    プロローグ
    1ジャレド・ダイアモンド(銃・病原菌・鉄)
     資源を巡り、文明の崩壊が起きる
    2ユヴァル・ノア・ハリ(サピエンス全史)
     近い将来、役立たず階級が大量発生する
    3リンダ・グラットン(ライフシフト)
     人生100年時代、生き方は3つのステージからマルチステージへ
    4ニック・ボストロム(スーパーインテリジェンス、AI学者)
     AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する
    5ダニエル・コーエン(フランスの経済学者)
     テクノロジーは中流階級を豊かにしない
    6ウイリアム・J・ペリー(クリントン時代国防長官)
     北朝鮮は核開発をあきらめない
    7ジョーン・C

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    2019年06月15日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    国際ジャーナリストが、ジャレド・ダイアモンド、ユヴァル・ノア・ハラリ、リンダ・グラットン、ダニエル・コーエンほかの世界の知の巨人8人にインタビュー。
    AIと格差の未来の世界はどう見通せるのか。
    情報として参考になるが、鵜呑みにするのではなく、新たな情報をもって検証しながら自分で検証すべきものだと感じた。
    19-45

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    2019年04月26日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    最初の2人、ジャレド・ダイアモンド氏とユヴァル・ノア・ハラリ氏のインタビューが最も印象的だった。特にハラリ氏の論は、ほぼ同年代の自分にとって斬新な切り口ながらながら納得できる内容と感じられた。

    ・われわれはこの世にリアルに起きていることと、想像の中で作り出したストーリーを区別する能力を失いつつあります。
    ・われわれはパワーを獲得することには長けていますが、パワーを幸福に転換する方法はわかっていません。
    ・今は、三十年後の社会がまるっきりわからないのです。
    ・歴史から学べることは、油断してはならない、ということ。愚かさへの油断を防ぎつつ、叡智を信じる態度が戻られる。
    ・人生を生き抜く上では、絶

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    2019年03月16日
  • 未来を読む AIと格差は世界を滅ぼすか

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    著名な研究者や思想家のインタビュー。現在の時の人の、それぞれの考えが要約されている。
    読み応えはないが、インスタントでわかりやすく手っ取り早い。
    入門書として良い感じ。

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    2019年02月03日