秋鹿ユギリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ心に残るフレーズの多い巻でした。
2巡目とは立場が入れ替わった2人を見ると、オリアナが捧げたかけがえのない時間と気持ち、ヴィンセントの変わらない人柄と恋慕がよく伝わってきます。
変わったものと変わらないもの、記憶や順番を違えてもお互いを強く想う優しさに胸を打たれました。
オリアナに向けた3人の言葉が、印象に残っています。
まずはミゲル。「やりたいことを探すっていうのはつまり、楽しめるってことを探すってことだろ?」
オリアナを励まし、1歩進ませる良い台詞だなと思いました。
ミゲル自身も、7度の人生で楽しいこと探しをして、その全てでヴィンセントとオリアナの隣にいるのが楽しいと思ったのかな、と考えると、ミゲルのことが愛おしくて切なくて、頭をむちゃくちゃに撫でてやりたくなりました。
恋を自覚したオリアナに寄り添うヤナもすごく良かった。「オリアナの心は、オリアナのためのものよ」。
めちゃくちゃ良い。ありのままのオリアナを認めてあげる良いシーンだと思いました。何度やり直してもこの2人は親友になるんだろうとわかります。
人の助言を素直に聞いて甘えるオリアナのかわいさたるや、ヤナやヴィンセントの顔がゆるむのも仕方ありませんね。
最後にヴィンセントが(君がいないと、息もできない)って言ってるのが、ヴィンセントのクソデカ感情が全部詰まってる気がして、好きです。
初デートを台無しにされて、シャロンを袖にするのはちょっとひどいんじゃないかと思っていたのですが、息ができないんじゃしょうがない。
1巻の、2巡目のオリアナ視点だけではわからなかった、色んなキャラの感情に説得力が出る1冊でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレひと通りWebで全話読み、これは絶対に紙で読まなければと思い、購入しました。
オリアナの献身と心痛ぶりを見るたび、息が詰まりそうになります。
1巡目のヴィンス目線の語りがなくとも、無邪気なオリアナがかわいくて愛おしくて、2人は素敵で大事な恋をしたんだと感じました。
2巡目のヴィンセントが持ってきてくれた花束は、2人の精一杯が詰まっている気がして、大好きなひと幕です。
星のようなお姫様と従者のお話もすごく良かったのですが、個人的にはミゲルが1番好きでした。こんな友だち宣言をされたら、私だってオリアナと同じ反応をすると思います。こんな気遣いのできる人間になりたい……!
文中の描写と挿絵に食い違いがあったり、誤字が多めだったりな気がします。私は読んでいて結構気になりました。 -
ネタバレ 購入済み
死に戻り
オリアナがそんなにもヴィンセントのことを好きな気持ちがよくわからず、読んでる最中はそんなにのめり込んでなかったんだけど、最後の最後で、え!どういうこと!?と一気に引き込まれてしまった。
これは続きが気になる。 -
本当に完結?
途中まではものすごく面白く読みました。が、終わりがものすごくあっけなくて「え?これで完結?」とびっくりしました。もう少し、最後ストーリーをふくらませて欲しかった。あっけなさ過ぎます。
-
無料版購入済み
オリアナが好きで守りたいのは貴方の存在だから 今の貴方もヴィンスも同じ一人だから!と言ってやりたいけども。めんどくさい奴だなぁと言っていいですかねぇ?
-
無料版購入済み
う~ん物騒な植物、モデルはクリスマスローズ(ヘレボルス)だねってわかる(好きな花なんだけど)。
先生怪しげだけどフェイントなのか、どうか。 -
ネタバレ 購入済み
コミック
コミック7巻を読んで絶望したので、我慢できずに小説に手を出した。無関係の奴らが竜木をこっそり捨てたのが死因だったのはかなり拍子抜け。陰謀なんて何も無かったんかい。でもミゲルの事情がわかったら泣きました。5回も…ミゲルをもっと掘り下げて欲しかった。他カップルたちの話は正直どうでもよかったので、ミゲルのその後とか主人公2人の結婚までの公爵家族とオリアナの話とか結婚後を読みたかった。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ父から母を奪った咎人として虐げられることを望んでいるシィリンとゴシップ紙を賑わしている割には実は生真面目で何なら童貞なサヴェスが政略結婚から本当に幸せな(?)夫婦になるまでのお話。
とにかくシィリンの頭のネジが吹っ飛びすぎていて理解に苦しむという。
自分が虐げられた分、父が幸せになるという理論からしてどうしてそうなるという。
その割に嫁いだ先のどうしようもない義母と義妹を教育してまともにしてるんですけど。
有能なんだよな、彼女。
エキセントリックだけれども。
一方で旦那様はもう本当に生真面目で堅物で。
それでいて、言われたことを変に鵜呑みして勝手に思い込んでくれるので、暴走することもしばしば。
何だかんだで旦那様も変人だったような。
彼女や彼の友人や義妹の方がまともな人間だった気がしてくる不思議。
とにかくシィリンがエキセントリックで理解するのに苦しむなか、濃いキャラがどんどん登場するのでお腹いっぱい。
それなのに、最後の敵がヘボすぎて……あれでよかったのだろうか。
旦那様の力説にはグッとくるものがあったけれども。
敵が弱すぎて弱すぎて……確かに小物でしたね。