工藤紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日本とアメリカで子育てをした経験がある小児科医が、手作り離乳食にこだわる日本の育児について疑問を投げかける一冊。
著者も第一子の時は日本で子育てをしていたため、当然に離乳食は手作りで与えていた。第二子をアメリカで出産した際、現地の医者から離乳食は買って食べさせるようにと指導を受けたことに衝撃を受けたという。
調べてみると、栄養面、安全面、種類の豊富さ、全てにおいて手作りより優れた市販の離乳食が大量に売られていた。
それからは離乳食はほとんど買って与えることにし、育児の負担が驚くほど軽減したことから、日本に帰国したあとはベビーフードを買うようにと推奨している。
そもそも、手作りにこだわるより -
Posted by ブクログ
ネタバレ職場の人間関係だけではなく、プライベートの人間関係、生き方そのものに対する考え方まで役に立つ本だと思う。
↓↓勉強になったこと↓↓
・自分に対する物の見方はそのまま他者に対する見方、他者からどう見られているかの感じ方。だから自分が自分をどう思うかが(自分との関係性)が他者との関係性に現れてくる。
・勝手にジャッジしていないか?自分を防衛するために、他者よりも優位に立つために、他者のダメなところを無意識にジャッジしている。それをなくすためには自分の良いところ、強み、好きなところを認めること。そうすることで他人より優位に立つ必要性もなく、他者をジャッジしなくなる。
・自己肯定感を高める
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Posted by ブクログ
離乳食の手抜きレシピの本かと思いきや、それを超えて「買う離乳食」(市販離乳食)の活用を勧める内容だった。著者は小児科医で、科学的根拠やアメリカで市販離乳食が普及・充実している状況などを示しつつ、乳児に必要な栄養素を分かりやすく解説している。視点が「作らなくていい」なので、むしろ市販離乳食の利点が強調されており、良くある育児本などでは得られない情報(必ずしも白身魚から始める必要はない、など)を知ることができた。離乳食にばかり時間を割いてはいられない親にとっては非常に心強い本。全てを市販離乳食に置き換えるのは抵抗があっても、市販離乳食を活用するハードルを下げてくれるし、むしろ必要な栄養を接種するた