ダニエル・カーネマンのレビュー一覧

  • ファスト&スロー (上)
    自分で決定してると思っていることの、なんと無意識の気分(システム1)に誘導されていることが多いんだろう!本書をよむと、いかに直感がでたらめなのかよく分かる。迷ったら直感に従うことを心情にしてる人こそ読むべき。
  • 「バカ」の研究
  • 「バカ」の研究
  • 「バカ」の研究
    「あぁ、俺はなんてバカなんだ」「またあいつはそんなバカなこと言ってんのか」
    自分も日常で結構頻発してしまっている「バカ」とは何なのか、20人以上の学者、著名人が大まじめに定義しようとしたり、分析、考察している。
    中には直接「バカ」に言及していないインタビュー対談などもあるが、心理学や近年の脳科学ブー...続きを読む
  • ファスト&スロー (下)
    直感的に働くシステム1と、熟考するシステム2という人間の意思決定について書かれた本。直感であっても、プロが下すものや長年の経験があれば正しく判断できたりするなど、システム1も侮れない。
    より広いフレームで考えること、なるべく多くの選択肢を比較して決定することが大事。そうでないと「見たものがすべて」に...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
    プライミング効果
    確証バイアス
    ハロー効果
    メンタル・ショットガン
    質問の置き換え
    少数の法則
    アンカリング効果
    利用可能性ヒューリスティック
    代表性ヒューリスティック
    基準率
    平均回帰
    後知恵バイアス
    妥当性の錯覚

    これらがキーワード。

    システム1、システム2の働きを理解した上で、認知のエラー...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
    システム1とシステム2。速い思考と遅い思考。意思決定を行う際にわれわれは直感による速い思考を行っている。直感の出番がない場合には論理で考える。これが遅い思考である。直感は自動的に連想を働かして結論をだす。それは論理的思考でもないし統計的思考でもない。ただうまくストーリーができていればよい。われわれは...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
     マイケルルイスの本の主人公であるダニエル・カーネマンによる人間の意思決定の研究を解説した本である。
     マイケルルイスの本を読んだ後だけに、すんなりと読むことができた。実際、ルイス本は、本書の抜粋ではないかと思うくらいだ。
     人間の意思決定は、直感的で感情的なファースト思考のシステム1と、意識的で論...続きを読む
  • ファスト&スロー (下)
    上巻に続き、さらに深い世界へ。特にプロスペクト理論、「経験と記憶」は秀逸。いつも読み飛ばす解説も上下巻をうまく総括してくれており、さらにカーネマンの2つの論文付と魅力満載!
  • ファスト&スロー (上)
    実に面白い。以前から経済学的な綺麗なモデル(例:完全競争)に比べ、「人間とは?」を的確に捉えた一冊。この本を読むまでは、システム1ではなく、システム2を使う習慣を身に付けることが大事だと思っていたが、肝心のシステム2が実はシステム1に騙されやすいことを知った。では、どうすれば人間は論理的に思考できる...続きを読む
  • ファスト&スロー (下)
    下巻では、上巻で述べられた認知バイアスのフレームを受けてさらに議論が進み、一般的傾向としての「自信過剰」の問題と、実はそれが資本主義の原動力になっていることや、計画の錯誤、保有効果、稀少確率の過大評価、メンタル・アカウンティング、感情フレーミング、「経験する自己」と「記憶する自己」の2つの自己、物語...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
    元々行動経済学は非常に興味を持っていた分野で、その創設者でノーベル経済学賞受賞者のカーネマン自身の書いた本ということで、非常に期待を持って読み始めましたが、期待に違わぬ面白さ。長い本でしたが、一気に読み通しました。上巻の第1章では、この本の表題になっている「速い思考」(直感)と「遅い思考」(熟考)の...続きを読む
  • ファスト&スロー (下)
    著者ダニエル・カールマンは2002年のノーベル経済学賞を受賞した心理学者である。
    本書は氏の研究業績が上下2冊に収められており、下巻は「自信過剰」「選択」「二つの自己」の3テーマからなる。いずれも、経済学が想定する合理的な「エコン」と現実の「ヒューマン」がとる行動の違いを解き明かしている。

    「エコ...続きを読む
  • ファスト&スロー (下)
    著者のノーベル賞に繋がったプロスペクト理論についても登場する下巻。下巻は特に意思決定におけるバイアスの除去について重要な知見を与えてくれます。経営者、実業家、会社の幹部の人たちは当然知っておくべき知識だと思いますが、あまり浸透していないのかな。

    逆に広告代理店や弁護士、代議士なんかは、この辺りの知...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
    下巻の半分ぐらいで挫折した

    まあそうだろうという結論に
    心理学実験の詳細な裏付けがあり
    そこがただの自己啓発本やビジネス書とは
    ちがう
    ただいちいちなるほどと思うのだが
    やたらなんとかバイアスがあって
    頭が整理できなくなるのだ
    読み込んでバイアスを整理できれば
    なんというか一段上の自分になれそうな...続きを読む
  • ファスト&スロー (下)
    エコン(合理的経済人)とヒューマン。
    80%の確率で100万円•20%は0円と、確実に46万円もらえるのとどっちがいい?という時、エコンは期待値が高い前者を選び、ヒューマンは後者を選ぶ。
    前提が違うのは、経済学と心理学という分野の違いだと思うけど、学生の時はエコンに固執していたなあ。ヒューマンという...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
    とても面白い。

    行動経済学についての著作物は数多くあれど、書店に並ぶものは、美味しいところだけを集めただけのものが大多数だ。
    一方、この本は、行動経済学の分野で数多くの業績を上げている大家自らが綴った、行動経済学の集大成とも言えるものだ。
    必要にして十分なボリュームで、人間の意思決定について深く考...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
    「ファスト&スロー 上 あなたの意思はどのように決まるか?」
    この本では脳には2つのタイプの脳があり、それらを追求することで人間の持つ意思決定の仕組みを知ることが本書の目的である。
    脳には「システム1」と「システム2」がある。

    システム1…自動的に高速で働き、努力は全く不要か、必要であってもわずか...続きを読む
  • ファスト&スロー (上)
    かなりの良書。読めば、人生を二倍豊かにする事ができます。
    それと同時に、人間の思考の限界とそれをどうする事もできない事を、これでもかと教えてくれる本。
    具体例がこれでもかと出てくるので、イチイチ再認識しながら読め、理解も深まります。
    統計や確率が絡んだ時、確実にあなたの直感は間違っています。
  • ファスト&スロー (下)
    かなりの良書。読めば、人生を二倍豊かにする事ができます。
    それと同時に、人間の思考の限界とそれをどうする事もできない事を、これでもかと教えてくれる本。
    具体例がこれでもかと出てくるので、イチイチ再認識しながら読め、理解も深まります。
    統計や確率が絡んだ時、確実にあなたの直感は間違っています。