山本豊津のレビュー一覧

  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」

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    【印象的だったワード】
    『美術品を守る為にはお金が必要。』
    『あらゆる分野でもそうだが、美術の純粋性を追い求めすぎると、お金が回らず廃れていってしまいます。』

    【ざっくりした感想】
    田中靖浩さんと山本豊津さんの対談形式で進むので読みやすい。分厚いし量がある。美術(歴史、画家、住宅事情)と会計(時代背景、会計、銀行、歴史的人物)どちらの視点もあり、視点が行ったり来たりするので頭を切り替えるのに少し疲れた。私に会計や銀行、証券会社の歴史的知識が少なかったからかもしれない。次は田中さんの著書見てみよう。

    【ためになった、面白かった内容】
    ●多くの人は、国立美術館、県立美術館の作品を国や県の所有物

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    2025年06月01日
  • アートは資本主義の行方を予言する 画商が語る戦後七〇年の美術潮流

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    アート、特に現代アートはさっぱりわからなくて少しでもわかりたいと思って読んだ本。
    一見全く訳がわからないアート、なぜ数億円もするのかわからないアート、それらにもちゃんと意図が、理由があり、それをすごくわかりやすく説明してくれている。
    まずは本物の作品をわからなくてもたくさんたくさん見て、アートを視る感覚を身につけたい。

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    2022年05月06日
  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」

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    簿記や会計という視点からアートの歴史や現在について考察しているが、対談形式なので堅苦しくなく読み易い。

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    2021年02月25日
  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」

    Posted by ブクログ

    ビジネスでもアートでも、作り手がいくらものづくりに情熱を注いで労力をかけたところで、第三者がその価値を認めなければ価格がつかず、社会と接点を持つことはない。普段はアートに縁遠いという方であっても、本書で紹介されているような「お金」という切り口からアートを見れば、その見方が変わるかもしれない。古今東西のトリビアが満載の本書から、美術を見る目を養ってみてはいかがだろうか。

    この本を読んで価値について考えさせられた。
    第三者に認められて初めて、価値が価格になる。
    努力をしても、人に認められなければ、自己満足で終わるのだ。ただ、価値は商品だけではなく、作った人の人間性や信頼できるかどうか、身だしなみ

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    2021年02月07日
  • 教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方」

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    自分の人生を作品として見ることができる感覚。
    作品として生きる。
    努力に美しさがなければならない。
    誰かに見られて恥ずかしくないように毎日を過ごす。
    楽市楽座はお寺や神社で開かれていた。それは「神様仏様がお前たちの商売を見ているんだよ」ということ。
    そんな人になりたい。

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    2021年01月22日
  • アートは資本主義の行方を予言する 画商が語る戦後七〇年の美術潮流

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    平易な文章で画廊とアート、アーティストの発掘、アートの価格の推移、アーティストによる自作の解説と価値の構築などを業界構造を述べてある。

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    2016年11月16日