堀川理万子のレビュー一覧

  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学時代にこの本を読みたかったと思うが、
    大人になった今だからこそ
    内容がすっと頭に入ってきて、深く頷けるのかなとも。

    天動説、地動説の喩えは面白く、
    確かに
    自分を中心に世界が回っている感覚から
    世界の一員として自分が動いている感覚に
    いつ変化して大人になっていったのだろう…
    いや30過ぎて子どもを持っても
    まだまだ自分だって子供の部分があるのではないか
    と考えさせられた。

    ぜひ子どもがもう少し大きくなったら
    一緒に読みたいと思った一冊。

    0
    2025年07月19日
  • イチからつくる ホウキ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    司書さんからおすすめされた本。
    面白かった。かの皇族の方が入学される大学の卒業生の方が手作りのほうき作りを学んだところ。よくそんな世界に飛び込むことが出来たなあ。
    また、西洋にもほうきがあるが、床をはく、のと、畳をはく、のでは素材が違う。日本で使われるほうきのほとんどが外国産なんだとか。ちょっと頑張って国産ほうきを購入してみようかな。
    なぜ魔女の乗り物になっているのかの明確な答えは、この本からは分からなかったけれど、調べるのは面白そう。
    もし小学生の子どもがいたら、ほうき作りを一緒にやっていたかなあ、面白そうだし。

    0
    2025年02月10日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    ポプラ社_1967年にジュニア版 吉野源三郎全集から発行された本
    ナポレオンやガンダーラ地方の仏像について、主人公の中学1年生「コペルくん」に向けておじさんが話してくれた説明のなんと分かりやすいとこ。
    内容は現代に通ずる話で、世界平和が脅かされている中で、ジブリがこの本を映画の題材にしたのも理解出来る。良い本に出会えた。

    0
    2023年10月25日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    娘の本を借り、児童書だと侮り読んでみたものの、とても良い本に出合えた。
    大変なときも、自分の良心のまま行動したいと思えた。

    0
    2022年04月24日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    1937年出版の、小説だか問答だかわかんない体裁の本がちょっと前に話題になって、そのときは天邪鬼だから読むもんかい!なんて思っていたけれど。ブームが去った頃合に読んでみると、80年たった今でも示唆に富む叔父さんの卓見たること!

    コペル君の柔らかな木の芽みたいな自我を、自分はいつ失ったんだろうなんて思ってみたり。

    だんだんと大人になる中学1年生の心の機微と、古き日本の都市風景、そして子どもを教え導くことの尊さを描いた物語は、戦時下だけでなく令和の混沌とした日本だからこそ読まれるべきものだと思った!

    0
    2021年10月13日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    中学生向きの本を恥ずかしながらも完読
    心洗われる内容でした。
    とくに、雪の日の出来事〜がいせん、までは心が熱くなりました。
    創刊されて80年、変わらない価値観や正義みたいなものを思い出させてくれました。

    0
    2019年05月19日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    流行りの書で多くの版があるが、子供に読んでもらいたいため、ルビ付きで読みやすいものにした。
    読んでよかったよ。

    0
    2018年01月28日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    今からずっと前に書かれた本なんだ。今の時代、というかいつの時代の子どもたちに読んでおいてほしい一冊ということは明白。

    物事を深く考えることの大切さ。

    何かを生み出すことの尊さ。

    人は一人では行けていけないという事実。

    うん。

    ボクも学生のときに出会いたかった。でも、今出会えたことが嬉しかった。

    0
    2018年01月08日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    社会の中で大切なことのようなものは、なんとなく理解して身についていることも多いかもしれないけど、じゃあなんで大切なのか、きちんと説明することは案外難しい。

    なんで勉強するの?
    なんでものを大切にするの?
    なんで子供は大人を敬うべきなの?
    なんで人は後悔するの?
    なんで好奇心を大切にするべきなの?好奇心を大切にするためにはどうすればいいの?

    子供が疑問に思うことから、大人になっても疑問に思うことまで、そういったことはたくさんある。

    この本は主人公の小学生のコペル君を中心とした物語。いくつかのエピソードが進む中で、おじさんとの手紙のやり取りという形で、そういった大切なことが言葉ではっきりと説

    0
    2017年11月30日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    児童書と侮ってはいけない。
    コペルニクス的発想とでも言うべきか、自然科学、社会学、人生論、歴史、倫理、人して生きるすべての事柄が少年目線で分かりやすく描いてある。中学生だけでなく、今の時代の人たちにぜひ読んでいただいて欲しい!

    0
    2017年08月05日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    本書は、日中戦争中に書かれた少年少女向けの倫理の本。中学生のコペル君が友達との学校生活や叔父とのやり取りを通じて物事の考え方を学んでいくスタイルで、今読んでも全く色褪せない内容です。子どもが小学校高学年になったら、ぜひ読ませたいおススメの一冊です。

    <ポイント>
    ・自分を世の中の一分子と感じることは、天動説(自分達が世界の中心)から地道説(自分を離れて正しく判断)に変わるぐらいの大きなもの。大人になっても忘れずに。
    ・「立派な人」と「立派そうに見える人」の違いは、心の底からそうありたいと願い、誰がなんと言ってもという心の張りを持って、正しいことを正しいと自分で判断できるようになること。心

    0
    2014年06月24日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    中学生の主人公が、友人や家族との日々の生活を通して、自分と社会との関わりを考えていく。

    その思考を引っ張っていくのは「おじさん」だ。

    「後悔」や「痛み」についての考察は、とても面白かった。

    "正しい理性の声にしたがって行動するだけの力が、もしぼくたちにないのだったら、なんで後悔の苦しみなんか味わうことがあろう。"

    0
    2012年12月29日
  • イチからつくる ホウキ

    Posted by ブクログ

    魔女の話、お坊さんの修行の話、そして具体的な作り方。一気にホウキにくわしくなった気がする。

    ホウキにできる植物にもいろいろあるし、作り方もそれぞれなのね。

    夜、騒音を気にせずとも掃除ができるところもホウキの魅力だと思う。

    0
    2025年09月16日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    中学生くらい向けに書かれているので読みやすいが、内容は深い。
    あなたはどう生きるか?大人も考えさせられる。

    0
    2024年09月20日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    未来を担う子どもたちに向けて書かれた本だが、大人も見るべきだと思った。
    人間の本質や社会の本質が書かれている。
    学校の教科書にすべき内容だと思うし、道徳の授業なんてこれ一冊で十分じゃないかと思った。
    もっと言えば自分も含め、大人でも分かっていない人が多いので会社の新入社員教育に組み込まれてもいいと思った。
    それぐらい当たり前だけど人間として生きていく上で大事な事が書かれてあると思った。

    さらに凄いと思ったのは、この本が1935年の軍国主義、言論規制の真っ只中に書かれたという事。
    先も見えない地獄のような時代で良き未来を願って書かれた本。
    その作者の想いが今に繋がりジブリの作品にも繋がってアメ

    0
    2024年07月20日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    作品紹介の文章が好きで選んだ一冊。
    人生における格言だらけだから一度は絶対読んだ方がいい。
    子供向けらしいが、大人になった今こそ読むべき

    0
    2024年06月19日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    学生時代に何度か読もうと思ったが、結局読まずじまい。
    その後、漫画化でヒットしたときに買って読んだのだが、そのときはあまり自分には刺さらなかった。
    宮崎駿による映画の影響で、また取り上げられ始めたので、読んでみることにする。
    岩波文庫は硬い感じがあり、少しハードルが高い気がするが、今回読んだポプラ社のやつは漢字にふりがなも振ってあり、子どもでも読むことができる気がする。
    それにしても、自分はいい歳になったが、おじさんのような手紙でコペル君みたいな子を諭すことは到底できないなと思うとともに、今までの自分の人生が少し恥ずかしくなってしまいました(苦笑)。

    0
    2024年02月05日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    今の子供達には慣れない言葉が多くて読みたくないかも知れないけれど高学年か中学生くらいになったら読んで欲しい。

    0
    2023年05月11日
  • マンガでわかる まるごと栄養図鑑:正しい健康の知識と管理をキャラクターが教える!

    Posted by ブクログ

    5大栄要素(たんぱく質·脂質·糖質&ビタミン·ミネラル)とファイトケミカル(植物特有の栄養素)をバランス良く摂取することが大切であることを学べました(糖質を抜くとやつれる、脂質は免疫UP、ポリフェノールは老化予防など)。

    0
    2023年01月09日
  • 君たちはどう生きるか

    Posted by ブクログ

    古い本だから現代的ではない点も多々あるけれどそれでも生きていく目印をくれる本。人と生きるってすごく難しくて素敵なことだと思わせてくれる。

    0
    2022年03月13日