代田亜香子のレビュー一覧
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夏休みにピッタリ!ビーチにいる気分で、キラキラした夏を疑似体験。
主人公・ベティ(本名ジュイエ)は12歳。夏休みを過すため母親とオーシャンパークにやってきます。
ベティは飛行機を異様に怖がるのですが、そのうち、飛行機に限らず全てが怖いらしい事が判明。
父親不在の理由や忙しすぎる医師の母親、地元ではネガティブ思考の友人とひたすらジメジメ過ごしていたこともあって、ベティはカチカチ頑ななマイナス思考人間。
かなり大げさに描かれているんだろうけど、なんか身につまされる…
すっかり消極的なベティに話しかけたのがとびきり明るいサーファーガールのサマー。サマーはけっこう強引、グイグイと接近してベティをビーチに引っ張っていきます。
離岸流、津波、サメ…ベティにとってMAX危険な海で、なんとボディボードに挑戦。
「海を大きな車みたいに考えるといいよ。自分はフロントガラスに乗ろうとしている小さい虫」
よく知らない私もサマーのこの説明がバチッときて、波に挑む場面も鮮明に浮かびました。
太陽みたいにはつらつとしたサマーにつられて、ベティはついにサーフィンにも挑戦。ベティを覆っていた暗い思考がだんだん剥がれていくのと同時に、暗い思考のモトを見つめて解決しようというモードになっていくのがまた痺れる。
それがサマーにとってもそうなのも痺れる!
自然を近くに感じいつも触れ合っていると、視界も変わってくるのかも。登場人物全員気持ちがいい。
期間限定だから余計にキラキラ感もマシマシで、読み終わって胸がギューンとなりました。最高! -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった。
謎解きもあるにはあるが、謎を追っていくのがメインであんまり頭を使わなかった。
恋愛面だと、グレイソンかジェイムソンかで揺れてたが、ジェイムソンオチっぽい。
個人的にはグレイソンが好き。
1巻では電話での会話のみ登場していたマックスが屋敷にやってきて楽しい。ザンダーと良い雰囲気。
姉のリビーとナッシュは一緒に行動したりしているが、仲はどうなっているんだろう。
イーライのこと結構気に入ってたのに裏切られてショック。しかし、イヴという妹のために頑張ってたのか。良い兄ちゃんだね。
逆にオーレンのチェックに漏れがあったんだなあ。見抜けないか。
副題が家系図なので色々家系図の穴がわかって面白い。
結局、トビー(ハリー)は養子で、ラフリン家出身。
イヴリンの父親はリッキー。
ナッシュとグレイソンの父親は判明。
グレイソンの父親死んだんだが………。
残る謎は、トビーがなぜホーソーン島を燃やそうとしたのか。
ルーニー家絡み?
この島の屋敷が燃えるシチュエーション、アマプラドラマの「ライアーズ 私たちのウソ」でも見たな。親への反逆で火を付ける流れとか、メンバーの組み合わせとか。
流行ってたのか?
日本だと、山奥の屋敷とか、人里離れた屋敷が燃えるとかはあるあるネタだけれど。アメリカでもそうなのか?
ジェイムソンがエイブリーに夢中で謎解きよりもエイブリーを優先するようになったのは良かった。
でもグレイソンと結ばれて欲しかったなあ……。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!
乙女ゲームみたいで良い。読む前はモチベがあんまり無かったけど、訳者が代田さんで、プリンセスダイアリーの人じゃん!でやる気出た。読みやすかった。さすが〜〜。
4兄弟からちょっかい出されて、特に次男三男からのハーレム感は好きじゃなかった。読む前のキャラ絵で、本命は三男ジェイムソンだろうと予測していたら、次男グレイソンがしょっぱなから主人公エイブリーの好みっぽい描写がされてて、え?そっち?と驚いた。結局、ジェイムソンとキスしたけど、グレイソンともワンチャン無いよあるよでどっちだよ!のまま。
会話しててウマが合うのはグレイソンだろうな。似すぎると衝突するが。
ジェイムソンはジェイムソンでなんか繊細でエミリー引きずってるし。グレイソンもだが。
ナッシュもヤベー奴だけれど。
ザンダーは末っ子ゆえの勝ち気さとフォローにまわるところが良い。
またもらった手紙の内容を精査して、確実なのは死と税金とか、権力は腐敗するとかのことわざを噛みしめることになるんじゃないか。
てかエミリーすげー。もう故人なので、みんな美化入ってる。故人が支配的だったという描写好き。死んでくれて良かった。死んだからみんなを支配してるのか。完成しちゃった。
途中命狙われたりでワクワクした。
ミステリーモノで主人公がガチで命を狙われるのは見るようであんまり見ない。
エイブリーが死んだら誰が得をするかのピタゴラスイッチ考えると疑心暗鬼。楽しかった。
ゲーム自体も結構楽しい。家超広い。
モデルは銃製造メーカーのウィンチェスター家だな。増築を繰り返したっていう。
ホーソーンは緋文字じゃん!で赤いシート出て来てなるほどねってなったし、まあなんか不義があるのだろう。
ティアも結局、エミリー裏切ってレベッカと付き合ったという後ろめたさからの贖罪でエミリーならこうしただろうでやってるのがなあ。
逆に、オーレンはトビーの信奉者だから、エイブリーのことを守り抜いて見守ってくれたのかな。
トビー派エミリー派混じってたので、見抜くの難しい。
最後の手紙のシーンが気になる。
p398
四人が自分の封筒を開けて読むのを、わたしは眺めた。ナッシュが息をのむ。グレイソンはナッシュを見つめた。ジェイムソンが小さな笑い声をあげた。ザンダーはそのままポケットに押しこんだ。
2巻への前フリだろうな。
ザンダーはトビー2世を見つける指令が出たが、それはエイブリーが朝食おごってたハリーだったという。
ここで気になるのが、エイブリーがハリーについて、アリサに頼んでたけど、そのお金が使われた形跡がないこと。グレイソンが調べ上げてるので。
だから、アリサとその父親はハリー(トビー2世)を把握しているのだろう。
ハリーとエイブリーのツーショット写真も撮ってたし。
トビー2世が居なくなってからも密かに追跡し、エイブリーとの接触に運命感じたのかな?どっちが先なんだろう。
ハリーはトビー2世っていう自覚というか、てか多分エイブリーの相続の件も知ってたから冒頭「プリンセス」呼びしてたんだと思う。
4兄弟の父親については何一つ情報が無いのも気になるな〜。
関係者との間の子を隠したくて他3人産んだとか。なんてね。
家系図やキャラ表もあって読みやすかった。助かる!!!
2巻楽しみ。
2巻の存在は後から知ったので、人気が出て続編?と思ったら三部作だったらしい。なるほど。
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光の速さで駆ける犬・ヨハネス。
読み終えた瞬間、その冒険の先に広がる世界を思って、
気づけば涙が流れていた…
『アイとムリ』デイヴ・エガーズ
動物文学って、どうしてこんなに名作が多いんだろう。
『シートン動物記』(アーネスト・T・シートン)
『白い牙』(ジャック・ロンドン)
この2冊を超える破壊力の本、なかなかないと思ってたけど…
お友達に教えてもらった『アイとムリ』。
これは間違いなくお気に入りの動物小説になりました。
✧
本作はアメリカで最も優れた児童文学に贈られる
ニューベリー賞の受賞作。
主人公は、光速で駆ける犬・ヨハネス。
(表紙からしてすでに躍動感がすごくて、かわいい…)
仲間の動物たちと暮らす広い公園で、
少しうるさい人間に悩まされつつも、
ヒトに飼い慣らされることなく、自由奔放に生きている。
そんなヨハネスの役割は、公園の「目」になること。
隅々まで観察し、異常がないかを
<バランスの守護者>たちに伝えるのだ。
✧
前半は、動物たちの賑やかな日常にほっこりして
「癒し系の動物小説かな?」と思っていた。
……が、ここからが本番。
ヨハネスたちが “とある計画” を実行した瞬間、
物語がガラッと反転する。
後半はもう、感情がジェットコースター。
胸がぎゅっとして、でも前に進むしかない。
何よりすごいのは、
この本は「物語の先」を想像せずにいられなくなるところ。
まだ見ぬ世界の広がり。
彼らの行く末に待つ未来。
視界が一気にひらけるような、
息をのむほどの美しさに心を持っていかれる。
✧
そして絵がまた素晴らしい。
本書に使われている風景画の多くは、
すでに亡くなった画家たちの古典的作品。
そこにショーン・ハリスさんが
ヨハネスを描き足しているのだけれど、
その融合が奇跡のように美しい。
特に最後のページの絵の静かな美しさは、反則級。
そっと泣きながら本を閉じました。 -
Posted by ブクログ
カリフォルニア州の都市、サンタモニカ
オーシャンパーク
もうすぐ13歳になるジュイエはママと2人で夏を過ごす為この町にやってきた
そこでピカピカ笑顔のサーファーガール、サマーと出会う
ジュイエとサマー
2人の女の子のひと夏の物語
ジュイエのパパは家を出ていった。
両親の離婚はこの年齢の子にとっては、どれほど大きな傷となるだろう。
それ以来様々な物や事に恐怖を覚え、ブラックメイクと黒づくめのファッションで武装し、友人とショッピングモールをうろつく毎日。
一方サマーは明るくて可愛いくて、笑顔溢れる完璧な女の子。
サマーに連れ出され、毎日海へ向かうジュイエは、ボディボードやサーフィンを習い、どんどん元気を取り戻していく。
──しかし完璧に思えるサマーも、何か苦しみを抱えているようだ。
〝サマーはきっとあたしに話してないことがある。こんどはサマーが、真実をこっちに投げてくれる番だ〟
いよいよサマーが胸の内を明かすときがきた。
「わたしの番だから!ジュイエ、わたしが悲しむ番!」
「サマー、どうしたの、こわいよ!」
「サマーって呼ばないで!サマーなんて、もううんざり!」
サマーも苦しみを吐き出し、乗り越えようとする。
それは辛く悲しくて、読んでいる私も涙が溢れる。
ありったけの勇気を出して乗り越える二人のその姿は、とっても輝いている。
この町も、海も波も、暮らす人々も
すべてが愛おしい。
大きな海とみんながいたから、勇気を出せたんだね。
軽やかで眩しい、友情と成長の物語
とっても素敵な一冊でした。
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Posted by ブクログ
時間があればモールを
うろつくばかり。
生白い肌にブラックな
ゴスメイクとダークな
ファッション。
ミストレスなんとかの
占いの結果を見てから
じゃないと、
カフェのメニューすら
決められないような、
そんな女の子が地下街
から無理やりひっぱり
出され、
カリフォルニアの輝く
夏空の下へ。
そこで生涯忘れえない
ひと夏を過ごすお話─
どこまでも続く海岸線。
沖から浜辺まで連なる
コーディロイの波。
太陽と戯れる健康的な
サーファーたち。
午前中は海岸のゴミを
拾い午後はクタクタに
なるまで波を追いかけ、
生クリームたっぷりで
ピスタチオフレーバー
のジェラートを舐める。
日に焼け髪にも天然の
ハイライトが入るころ、
モールにこもりっぱの
あの女の子はいったい
どこへやら。
そこには占いに頼らず
人生の荒波に挑まんと
する、
ショーティをまとった
たくましいサーファー
ガールが♪( •̀ω •́ゞ)✧
慣れきった快適ゾーン
から一歩出てみるって
やっぱり大切なことね。
そして怖がってるとき
ずっと隣にいてくれる
友人を大切にね。
こんな瑣末な紹介では
まったくもって魅力を
伝えきれない、
キラキラがぎゅぎゅっ
と詰めこまれた宝箱の
ようなお話でした。
ところどころ出てくる
食べものが美味しそう
なのよね、これがまた。
ワカモレディップした
トルティーヤチップス
が食べたきかな♡ -
Posted by ブクログ
二人とその周囲に苦悩があって、二人が支え合いながら楽しみながら、それを乗り越えようとする様子が眩しくて、楽しかった。
ジェイエに感情移入してしまって、初めの数日の所は暗い気分、読むのをやめようとも思った。だけど、読んでいくと二人が大切なことを共有して挑戦もして、街のことを好きになって、人も愛おしくなって行く様子につられて、楽しくなって、先が気になってどんどん読んでしまった。
ジェリエのことを、スーパーヒーローのサマーに一方的に助けられる少女、のように思っていたけど、違かった。完璧超人に見えるサマーも人間で、辛いこと塞ぎ込みたくなるようなことももちろんあって、その辛いことも共有してお互いを成長させてくれる関係性が嬉しかったし、素敵だった。
出てくる人がみんないい人で、街も最高だった。そう思わせてくれる訳もすごい。元が英語と思えないほど緻密に、音や映像が五感で強く伝わってきた。
楽しかった。いつかの夏にまた読みたい。
エイリアンの要求は無視!
海外を感じれた。ハグやハンドサイン、スラング、裸足水着で出歩いたり、人との距離が近くてヴィーガンやアイス屋さん、スケボー、花火、コテージ、飛行機。普段と違う世界を知られてよかった。 -
Posted by ブクログ
海洋冒険物が好きな方におすすめ。海の魔物、妖精が出てきてファンタジックな作品。しっかりもので臆病な12歳の少年ハービーと、元気でちょっと強引なバイオレット(12歳くらい)の二人が主人公。パート2の今回は、イアリーの海沿いに立つ魔海ホテルの忘れ物係、ハービーのもとに届けらた魚の形の瓶を持ち主に帰すため、荒れる日に小舟を出港させる。ふたりに立ちはだかる相手は海の魔物はガーガンディス? それとも?……船乗りさんたちの活躍、海の男の歌にも注目。とくに、〈人が怪物になるとき〉というテーマとしても読める。映像が鮮やかに立ちあがってくるいきいきしたストーリー。
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ネタバレエイブリーがなんで相続人に選ばれたのかやっと判明する。しかし、そんな理由だったとは…。だからトバイアスの遺言も「すまない」だったのね。すまないでは済まされないけどね。命狙われるんだから。いくら身内が大事だからって、復讐者の気をひくために他人を囮にするとはトバイアスってやっぱ嫌なやつ…でも莫大な財産を相続できるんだから、それぐらいはなんとか頑張れってことだったんだろうか。
最後の賭け、エイブリーの度胸の良さに惚れた。若干18歳にして、大人相手に見事油断を誘い、自分の望みを叶えた。自分の安全を確保するためにマスコミを上手く使ったのも見事だった。
これだけ頭のきれるエイブリー、将来は遺産をもっと増やしてとんでもない富豪になるのではと思いきや、金に執着せずやりたいことをやるという選択をしたところも格好良かった。
4兄弟との関係も、ジェイムソンと付き合いながらもグレイソンが気になるという葛藤の中、自分の気持ちに決着をつけてくれて良かった。ジェイムソンもグレイソンも…じゃあ、一気に印象悪くなっただろうな。私はザンダーが一番良いと思うんだけど。
イヴやヴィンセントは悪役としてちゃんと嫌いだった(笑)イヴはまあ、彼女も利用されていたんだけど、こういう自分が愛されているというのを分かっていて人の心を弄ぼうとする女、嫌だわぁ。
トビーが解放されなかったのは残念だったが、娘と一緒にいるんだったらいいかと無理やり納得。
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ネタバレ綺麗にまとまった終わり方だったので、エイブリーとともに冒険や謎解きした気持ちになれて、良い思い出になったと思う。
だけどトビーの顛末はなんかスッキリしないし、イブもそう。ラストのチェス対決があっさりしてしまったので見せ場が勿体無い気もする。
とはいえ、ようやく出てきた宿敵にトバイアスの先読みは当たりすぎて、凡人の脳みそには「すごいなぁ」という感想しか出てこないのは、ミステリーを作り込んでいる証拠になりえる。
ラストはジェイムソンともう少しイチャイチャしてもよかったのではないか。グレイソンがプリンセスになってどうする、とちょっと笑ってしまった。 -
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ネタバレ1、2巻は次への期待があったから面白かったけど、最終巻の3巻はこれで終わりなので、こんな終わりか〜でちょっとがっかり。
ヴィンセント・ブレイクとその息子ウィリアム・ブレイクという新キャラがぽっと出てくるのがちょっとな。
トビーが残したウィリアム・ブレイクの詩があったけれども。
イヴも怪しんでいたからなんでみんなもっと疑わないんだ?って、そこのキャラの思考と自分の思考との乖離さが気になった。
グレイソンとエイヴリーも、ジェイムソンを不安にさせるな〜!で好きになれなかった。グレイソンは好きだけど。
エイヴリーの資産をどうするかも、性善説寄りの使い方で、ほんとにうまくいくのか?で白けちゃった。
横領者出ない?大丈夫?
普通に運営してても横領する奴は出てきそうだけど。
相互監視が強くなったと考えれば良いのか?
そこまで会社運営うまくいってるのすごいな。
経済危機きたらとか、戦争のリスク管理、自然災害の対処とか、現実が不安定すぎるので、エイヴリーの決断を応援出来ない。
謎解き部分は面白いけど、最後のウィリアムとの戦いでエイヴリーが犠牲にしたのって、トビー(ジェームズ)では?
全財産をベットしてるわけだけど、完勝じゃないので、なんかあんまり盛り上がれなかった。
トビーは結局ウィリアム・ブレイクとマロリー・ラフリンの息子で、トビー自体もまあ不義の子扱いだったのかな。
トバイアスの名を受け継ぐ好きになれない血筋の血を引く子。ハイブリットだね。
グレイソンに揺れまくるところが、エイヴリーもうちょっとしっかりしてくれと思ったし、その分ジェイムソンの活躍があんまり。
ジェイムソンがエイヴリーを待つ男状態で、いやお前もっとガンガン行けよと思ってしまったが、これ以上話広げると畳むの大変だもんな、という脚本の都合を考えてしまって、あんまり楽しめなかった。
翻訳者によればスピンオフが出てるらしいので、それは読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ相続ゲーム第二弾。
今度はトビーを探せとな。トバイアスはいったいどれだけの謎を遺して逝ったのか。
次から次へと明らかになるホーソーン家の血統やエイブリー自身の出自の謎にと、ページを繰る手が進む。亡くなったと思っていた人間が実は生きていて、しかもエイブリーの父親疑惑まであるとは。
これだけ遺産があるのにそれを放棄して逃亡するなんて信じられないが、エイブリーのように命を狙われることを考えると、逃亡も致し方ないと思う。ましてや自分の子にまで危険が及びそうなら、なおさら。
エイブリーもなかなかセレブ生活を送れず、命を狙われたりマスコミ対応したり謎を解いたりと忙しい日々。
シェフィールドの冷酷さには肝が冷えた。自分の復讐のために、直接的には恨みのないエイブリーに対して容赦なさすぎる。彼のような人間は、人を道具としか思わないんだろう。
恋愛方面に関しては、ジェイムソンとグレイソンの間で揺れている感じか。どうやらこの巻でジェイムソンとの仲がかなり進展しているようだが、私はグレイソンの方が好みだ。なんとなく。