元永知宏のレビュー一覧

  • どん底  一流投手が地獄のリハビリで見たもの

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    プロ野球の第一線で活躍した6人の投手の長い年月にわたる苦闘を記した本。今の自分も少しだけ似た状況だが、自分はまだまだ甘ちゃんだと感じた。。

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    2025年01月01日
  • 補欠のミカタ レギュラーになれなかった甲子園監督の言葉

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    「教える人は上手い人じゃないといけない」なんて事はない。スターやレギュラーじゃなかったから寄り添える部分がある。子供達との関わり方やチーム作りなど子育てにも通じていると感じ良い刺激になりました。

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    2024年11月15日
  • 近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る

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    あれからもう15年。消滅した球団近鉄バファローズの関係者に取材したプロ野球愛満ちたノンフィクション。

    2004年11月、近鉄バファローズはオリックスに吸収され楽天ゴールデンイーグルスという新球団が誕生。思えば当時はセパの格差が大きく有望なドラフト候補者が在京セを希望するのが当たり前だった。

    近鉄バファローズ、本書は1979年球団初優勝時の監督西本幸雄から1989年の10.19と翌年優勝の仰木そして2001年代打逆転満塁サヨナラホームランで優勝した監督梨田昌孝を中心にバファローズの歴史を辿る。実際に取材した最後の選手会長礒部公一ほか栗橋茂、金村義明、水口栄二、岩隈久志、ラルフ・ブライアント。

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    2020年09月13日
  • 近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る

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    近鉄バファローズは、近鉄ファンは、人柱となったのだ。

    近鉄が消滅したことによって、パ・リーグは地域密着と健全な球団経営を目指し、ファンサービスを強化したことによってますます球場に観客が集まっている。

    だからこそ、近鉄ファンの心は、宙ぶらりんとなり行き場がなくなってしまった。球界再編で分配ドラフト先となったオリックスや楽天、もはや閑古鳥が鳴く光景はなくなった球団を応援することもできず、プロ野球ファンという大きな括りから溢れだその想いを、一生忘れてはならない。

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    2020年01月28日
  • 近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る

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    2004年の球界再編問題の際、近鉄バファローズはオリックスと合併することになり、球団創設以来55年の歴史に幕を閉じました。本書は近鉄が初めてリーグ優勝をした1970年代から年代ごとに球団でキーマンとなった人たちのインタビューをもとに、2004年までの約30年間を振り返るノンフィクションです。
    1970年代の証言者は故西本幸雄氏。阪急ブレーブスを常勝チームに鍛え上げた名監督西本氏が近鉄に移籍した当時の状況を語っておられ、西本氏の監督像を当時現役であった梨田昌孝氏が証言しておられます。
    1970年後半から1980年代は”あの”「江夏の21球」の日本シリーズの時代を栗橋茂氏が証言しておられます。穏や

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    2019年12月25日
  • 期待はずれのドラフト1位 逆境からのそれぞれのリベンジ

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    自分を正しく把握できればいいんだけど、それがいちばん難しい。ひとりで解決できる問題ではないからね。

    まあ、とにかく。ぼーっとした時間をなくして、明日からがんばろうと思わせてくれる本です。

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    2016年11月17日
  • スポーツを支える仕事

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    スポーツのプレイのまわりにある色々な仕事をする人のその仕事につくまでや、仕事の内容の紹介。それぞれが一生懸命でチャレンジャーで、読んでいて前向きになれる話ばかり。トライ&エラーでドンドンやればいいらしい!

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    2024年12月08日
  • 甲子園はもういらない…… それぞれの甲子園

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    全国野球少年の夢、甲子園。コロナで中止となった大会。目標を失った高校球児と指導者の苦悩。試行錯誤しつつ野球をする意義を探る人々を追った作品。

    新形コロナは正に異常事態。出場の決まった大会が中止。地方大会も独自大会としてのみ行われた。

    甲子園を目指してきた球児たち、そして指導者は、異常な事態にどのように立ち向かったのか。そして甲子園だけではない野球の意義とは。

    元球児のノンフィクション作家が追ったひとつの時代。

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    2022年08月16日
  • 近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る

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    子供のころ一度スポーツチームのファンになると、一生それを代えがたいことが、この本を読んでみて改めてわかった。消滅して15年超、いまだにこのような本が存在して買う人がいるということ自体その証明になると思う。
    本の構成として、9イニングスに分割しているので、各年代のエピソードがほぼ均等に割り振られるイメージになっており、真のファンならどのイニングも楽しめるはず。とはいえ自分としては88年~89年をもっと掘り下げてほしかった。

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    2020年11月17日
  • 野球を裏切らない――負けないエース 斉藤和巳

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    元ソフトバンクホークスのエースとして活躍した斉藤和巳投手の学生時代からプロになってからの苦悩とエースとして君臨するまでの軌跡と周りの選手との関係について書かれた一冊。

    2003年の20勝と沢村賞受賞という華々しい活躍しか知らなかったので本書を読んで裏にある肩に対する氏の苦悩や出会いによって氏が変わっていく姿を知ることができました。
    南京都高校で無名の選手から一躍ドラフト1位候補になるまでやドラフト1位でも全く登板がなく憂鬱な日々の中でひたすら練習を行ったことや小久保選手や王監督、尾花コーチとの出会いによって考え方や行動が変化していくことなど様々な経験を経て輝かしい成績を収めるまでに至ったこと

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    2019年10月21日
  • プロ野球を選ばなかった怪物たち

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    それぞれに物語があるなー
    なんてしみじみ感じます。
    自分の力を見極める大切さ等も確かに必要だなぁ。。。
    単純にプロってのは憧れでもあるけれど、いざその世界に入るとなるとあこがれだけで過ごせる世界かどうかはわかりませんもんねぇ・・・
    自分の人生にも置き換えて考えてしまします。

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    2019年03月06日
  • 敗北を力に! 甲子園の敗者たち

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    負けたから強く生きられる! 甲子園は、高校生活のすべてをかけて野球に打ち込んだ人だけが入ることを許された場所。そこで敗れた「甲子園の敗者」たちは、どのようにして涙を力に変えたのか。8人の球児たちの歩みを追う。

    センバツ高校野球が近づいてきたので読んでみた。甲子園は新聞の拡販材料、プロの卵の見本市、教育の一環という嘘臭さ…等々の批判は昔からあるけれど、敗者にはやはり「得るもの」があったことがよくわかる好著だった。
    (B)

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    2018年03月10日
  • 期待はずれのドラフト1位 逆境からのそれぞれのリベンジ

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    仕事や生き方にとても役立つ事が多かった。
    普通に当たり前のことも多いだろうけど、伝えている相手がドラフト1位で色々な挫折や経験をしているから、説得力が違う。
    阪神ファンとして、藪さんがここに入ってるのはちょっと違うかなぁ。と感じた。

    ・事が起こった瞬間にすぐに手を打つ。反応ではなく対応する。一旦感情を脇に置いて次の一手を考える。
    (仰木監督)
    ・学ぶときに大切なのは謙虚になる事
    ・未来に楽しい事がある。何でも自分の力で変えられる可能性があるから。
    ・明日を変えるために知識と技術を身につける
    ・これからどうするか未来形で話す。昔話は不要
    ・失敗は沢山しても良いが同じ失敗は二度としない。

    ・自

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    2017年10月29日
  • 敗北を力に! 甲子園の敗者たち

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    ネタバレ

    甲子園で「敗者」となった選手たちのその後をインタビュー形式でまとめたノンフィクション。
    8人の選手を取り上げているが「ピッカリ投法」の佐野慈紀氏と漫画「バトルスタディース」の作者なきぼくろ氏のエピソードが興味深かった。

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    2017年08月16日
  • まだまだ仕事を引退できない人のための50代からのキャリア戦略 “バブル入社組”のリアルな声から導き出した3つの答え

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    ネタバレ

    「引退できない」現実を受け止めるところから始まる

    本書は、タイトルのとおり「まだまだ仕事を引退できない人」──特に“バブル入社組”と呼ばれる世代を主な読者層としている。著者の元永知宏氏は、リクルートでの豊富な人事・キャリア開発経験をもとに、50代以降のキャリアについて冷静かつ具体的に提案している。

    まず本書が示すのは、「もうすぐ引退できる」という幻想を捨てることの重要性である。年金支給年齢の引き上げ、物価の上昇、家族への経済的支援──そうした現実を直視せざるを得ない状況下、50代からの戦略的なキャリア設計は“選択肢”ではなく“必須課題”となっている。

    読者に突きつけられるのは、自分の「市

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    2025年05月30日
  • 期待はずれのドラフト1位 逆境からのそれぞれのリベンジ

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    謙虚に学ぶこと
    何を変えて、何を変えないのか、自分を持つ
    柔軟な頭を持つこと
    状況に応じて考えてベストを尽くすこと

    分かっちゃいるけど、むずかしい。

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    2023年09月12日
  • 近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る

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    1950年から2004年まで存在した近鉄バファローズについてチームの変遷と選手や関係者へのインタビューから球団の真相に迫った一冊。

    野茂英雄、梨田昌孝、中村紀洋とスター選手を輩出するだけでなく、4度のリーグ優勝や江夏の21球や89年の3連勝の後の4連敗など数々の名場面を残した球団近鉄バファローズ。
    球団がなくなって10数年経った今、関係者が語る球団についての話を読んで昭和の古き良きプロ野球を体現してる球団だと感じました。
    チームを初優勝に導いた西本幸雄氏がそれまでのチームの考え方を変えたことや江夏の21球の裏側、仰木彬氏と10.19決戦を超えて翌年の優勝へと繋がることや90年代の選手と球団と

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    2021年01月02日
  • 近鉄魂とはなんだったのか? 最後の選手会長・礒部公一と探る

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    経営者界隈で避けては通れないのが野球の話。
    とんでもなく興味ないけど、そんなに熱をあげる理由は知りたくなるので、定期的にスポーツの本を読む。

    当著は、1970年の近鉄リーグ優勝から2004年の球団消滅までのノンフィクション。
    ※近鉄バファローズはオリックスに吸収され楽天ゴールデンイーグルスに

    江夏の21球
    野茂英雄のトルネード投法と任意引退
    ラルフ・ブライアントの覚醒
    ホリエモンも登場した合併問題。選手会主導の初のストライキ

    など、聞きかじった内容が裏表ひっくるめて文章化されていてそそられた。

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    2020年11月20日
  • 期待はずれのドラフト1位 逆境からのそれぞれのリベンジ

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     プロ野球でドラフト1位指名されたが、十分に活躍できなかったと目される選手の「その後」を取材したノンフィクション。登場するのは水尾嘉孝、的場寛一、多田野数人、江尻慎太郎、河原純一、藪恵壹。それに本人は2位指名だが、学生時代から多くのドラフト1位選手と接点のあった中根仁にも取材している。名前を見てわかるように、全く活躍できなかった選手は皆無で(むしろ多くは一時期でも球史に結果を残した選手たちだろう)、彼らに「期待はずれ」というのは酷ではある(本当に「期待はずれ」だった人に面と向かって「期待はずれ」とは言えないだろうが)。

     10代の読者への教育的効果を想定した「岩波ジュニア新書」なので、失敗や

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    2018年10月24日
  • 殴られて野球はうまくなる!?

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    暴力は絶対ダメ。
    だけど、一定の条件の元で「必要」なことはあったし、効果がなくもなかった。
    暴力を使わないでも、強くできる方法はある。
    短期間での勝利か、将来に渡って野球で食っていくためか。

    暴力食らって潰れて人の話がほぼない?

    うーん、展開がこなれてないのか、結局なんだって話にしか思えない。

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    2018年09月27日