島内哲朗のレビュー一覧

  • 脚本を書くための101の習慣

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    時間が空いたときにちょこちょこ読んでいた本。

    ハリウッドで活躍する22人の脚本家、監督、プロデューサーたちが、創作に関するアイデアや執筆術などの創作論から、ひいては脚本家としての姿勢やハリウッドでどう立ち回るかなど、1テーマをそれぞれ語っていくスタイルで記されている。

    実はあまり期待していなかったのだが、これが意外と面白かった。
    ハリウッドの第一線で活躍してきた脚本家たちがどういうスタンスで仕事してきたのかわかるのもあるが、脚本術もなるほどなーと思える部分も結構あった。更にやる気になったりする箇所もある。
    傍らに置いておいて、行き詰まったときや息抜きのとき、やる気がほしいときにパラパラめく

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    2025年06月11日
  • MCU

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    全世界で250億ドル以上も稼ぎ史上最も成功した映画シリーズになったMCUの歴史が明かされる。

    584ページにもわたって大好きなシリーズについて書かれている超贅沢な本がつまらないはずがなく。めちゃくちゃ面白かった。

    公式による本ではないから批判的な部分もしっかり書いてあるのが良い。

    初期の方からMCUを追ってきた身としては『アイアンマン』公開から順番に語られる歴史は自分の記憶ともリンクしているから読んでいて色々思い出すのも楽しかった。

    シリーズの中では好きじゃない作品もあるけれどイマイチと思った作品は制作時点からゴタゴタしているのが分かったりするのがまた面白い。失敗した作品はケヴィン・フ

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    2025年02月02日
  • MCU

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    マイティ・ソー バトルロイヤルで、対戦相手のハルクに気づいたときのソーの台詞「知り合いだよ。あいつは仕事仲間なんだよ!」を考えたのは、撮影見学に来てたポリオを患う子どもだった。

    「一番いいアイデアが勝つ」を体現するエピソード素敵すぎる!

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    2024年12月21日
  • MCU

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    マーベル・シネマティック・ユニバース。
    略してMCU。
    マーベルコミックスを原作とする、間違いなく映画史に名を刻んだ、一大サーガ。

    元々コミックスを知ってる方、もしくはアイアンマンから始まる"MCU"をご存知の方。
    これは必読です、凄い本が出ましたよ。
    マーベルコミックスが出来た1940年代から、2024年までのmarvel映画の全てが書かれています。

    文庫サイズではなく、尚且つ600ページ近くありますが、読書苦手なマーベル好きなら確実に読めます。

    素晴らしい本です。

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    2024年10月03日
  • MCU

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    MCUの世界がどの様に作られたのか
    エゴ、混乱、不安を吹き飛ばす
    ケヴィン・ファイギの存在
    全てはコミックスに書かれている

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    2024年08月05日
  • ウェス・アンダーソン

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    非公式に作家性の強い現代ハリウッド映画作家の伝記シリーズを書くイアン・ネイサンによるウェス・アンダーソンの伝記。文章にウイットがあって、まるでウェスの世界観を体現してるみたい。ポーリン・ケイルとウェスの関係や、「グランド・ブタペスト・ホテル」における考古学者であるウェスの母親の影響など、ここでしかしれない情報も満載!

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    2024年03月28日
  • ドキュメンタリー・ストーリーテリング[増補改訂版]

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    ひっじょーにわかりやすい。
    巻末に実際のドキュメンタリー映像をリスト化してくれてるのは神。

    強いて言うなら価格が高い...

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    2021年02月22日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    本を売るために読む。"物語の本質=「簡単には手に入らない何かを求めるキャラクターがいる」"など金言多数。漫画読解の補助線として、各章読み返して活用したい。ト書きの章は日々の販促キャッチ作成に役立ちそう。狙った客層の心をつかむために、感情を表すボキャブラリーを日々蓄えたいと思った。

    Introduction「感情をお届けする商売」
    《映画の脚本を読むときに読者が感じる感情には3種類ある。つまらない、面白い、そして「ウオオッ!」だ。》p12

    《本当に大事なこと、それは脚本を読む人に感情的な体験を提供するということなのだ。》p14

    《映画の宣伝で「巧みに構成され筋立ても秀逸

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    2020年04月05日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    映画を含むストーリー全般にあてはまるめちゃめちゃ役に立ちそうな本。
    流し読みするにはもったいなさすぎるから一旦保留にして全てマインドマップに書き起こそうと思う。

    要追記

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    2020年03月12日
  • 脚本を書くための101の習慣

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    ハリウッドの一流脚本家たちによる、アドバイス集。
    主に心のもちかた、自分の奮い立たせかたについて。
    「最後まで書け」 心に響いた。

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    2020年02月05日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    ネタバレ

    いわゆる「ハリウッド脚本術」の決定版。

    本の厚みを見れば分かる通り、ものすごい労作。
    人口に膾炙しているハリウッド脚本術(いわゆるプロットポイント、ターニングポイント、ミッドポイントといった、プロット構成で書くこと)を否定して、一貫して「読者・観客にどういう感情を呼び起こさせるか」というテクニックについて語っている。
    曰く、そういう脚本術にそって書かれたものでもつまらないものはつまらない。脚本にとって本当に大切なのは、感情、それだけだ。(意訳)
    なので、そういう脚本用語が知りたい人は原典のシド・フィールドとかを読んだほうがよさそう。

    内容としては、脚本に関する実用的なテクニックを集めた「辞

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    2019年12月01日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    子供の頃から疑問に思っていることの一つに、「なんで洋画ってこんなにおもしろいの? なのに、なんで邦画は必ず途中で退屈しちゃうの?」ってことがありました。日本映画の関係者には本当に申し訳ないし、応援したい気持ちはいっぱいあって、邦画も割と公平に、いや、むしろ、かなりひいき目を動員して見ていますが、やっぱりこの疑問は消えません。
    昨今は、TVドラマまでが海外のものはそれはもうビックリするくらい面白く、とにかくその秘密が知りたくて知りたくて。
    「かけているお金のケタが違う」とはよく言われていることですが、絶対それだけじゃないはず!もっと脚本執筆上のメソッド、演出のテクニック、映画製作の構造の中に、何

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    2017年02月08日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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     タイトルの通り、映画で用いられる脚本において、観客の感情をどのように揺さぶるのか、ということを主題に置いた本。
     映画好きな方は、裏側が見えすぎてしまうかもしれないので、あまりオススメ出来ない。
     ただ、もともと構成マニアな私としては、映画とはこういうことをコントロールしていたのか、と膝を打ちたくなるところが多々ある。
     読んだあと、映画を見るときの観点が変わった。
     作為は透けてしまうけれど、でもやはり面白い作品は面白いのでだいじょうぶ。

     むしろ、脚本って言うか日常のプレゼンで使える技がやまのようにあるんですが……ってなる。これも定期的に読み返したい。実は夏には読み終えていたのだけれど

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    2016年12月31日
  • 「クリエイティブ」の処方箋 行き詰まったときこそ効く発想のアイデア86

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    もう何も書けない、何も作りたくない、私は一体何を作りたいんだったっけ、私が作るものに価値なんてあるんだろうか、ありきたりでつまらないものばかり作ってしまっている気がする、もうだめだ、全部やめたい、という気持ちになったとき(結構たびたびある)、この本をぱらぱらめくると元気が出てくる。先人たちの数々の挑戦や発想法を見ていると、私にもまだまだやれることがあるような気がしてくる。
    クリエイティビティが何なのかなんていつまで経ってもわからない。私はこのままもがき続けながら生きていくんだろう。それでいいんじゃないか。もがきながらも諦めない私は、なかなか悪くないクリエイターになれるんじゃないか。知らんけど。

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    2024年08月24日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    小出しにしてて脚本についての辞書みたいだった。

    映画の台詞を使う例が豊富で本に厚みはあるけど思ってたより読みやすかった。

    SAVE THE CATの法則と一緒に読むと理解力が高まる

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    2024年04月04日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    人生というストーリーを紡ぐ上で参考になるかと思い読んでみた。
    もちろん内容はハリウッド脚本のものであるので、個人的には関係ないような箇所もあったが、人生という自分自身の物語の捉え方、魅力的にする方法、伝える方法の参考にはなるかもしれない。文章を書いたり、情報発信をする場合にもものすごく参考になるだろう。
    情報量がものすごく多く、読んですぐに活用するというよりは辞書的に置いておくのが良いかもしれない。

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    2024年10月10日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    脚本についての辞典的な本。
    「感情をラッピングして届けるのが映画」
    見せるものと書きたいものは違うことを理解することが大切。

    「簡単には手に入らないものを欲する主人公がいる」
    その押し引きで観客の感情を転がす仕事である。

    「テーマとプロットは違う」
    伝えたいことを芯に持つ。それを直截に表現すると興醒めであるから、なんらかの物語に載せる。
    そうして、糖衣で包みながら、伝えたいことを忍ばせる。
    弁論術が危険なのはこのため。正露丸的効能がある。

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    2022年01月04日
  • 「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

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    脚本という分野にはじめて触れたが、わかりやすかった。良い脚本には技術があり、世で名作と言われているものはそれをふんだんに使っている。

    ここのテクニックについては網羅的に書かれている。辞書的に読み返しても良い。

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    2020年07月19日
  • 脚本を書くための101の習慣

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    想定されているのは、脚本を書くことだが、
    仕事論としても、応用が利く。

    22人の脚本家に加えて、
    アリストテレスなどの箴言が
    勇気を与えてくれる。

    個人的には
    「発見とは皆と同じものを見ていても、違うことを考えているということだ」
    「映画の世界には間違いを犯す余地はあるが、いい加減な仕事をする余地はない」
    「発見の旅というのは、まだ見ぬ景色を探すということではない。見る目を養うということなのだ」

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    2018年12月24日
  • 脚本を書くための101の習慣

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    ・脚本家になるために重要な習慣や心構えを複数のハリウッドの脚本家にインタビューし、101のテーマにまとめられている。脚本を書くことに限らず、全ての仕事や芸事にも当てはまる。
    ・この本が素晴らしいは、「複数の」脚本家に聞いていること。書いてあるアドバイスは、「描き続けろ」「サボれ」など一見すると矛盾しているものもある。だが、全て事実だと思う。そのときの自分に合うものを取り入れれば良いのでは。

    以下、印象的だったもの。
    ・失敗とは墜落のことではない。堕ちたままでいることだ。
    ・アイデアに詰まったら、一回書くのをやめて、アイデア出しに戻る。そして前のバージョンは見ず、書く。いいところは覚えている。

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    2017年10月24日