宇野彰のレビュー一覧

  • 「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 発達性読み書き障害の子の自立を考える

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    1作目も良かったのですが、2作目はさらに私は好きでした。
    ・兄弟での学習障害の出方の違い、捉え方の違いについて知る事ができる。
    ・具体的な手立てについての具体的な情報が沢山ある。
    我が家は学習障害はなさそうですが、合理的配慮についての考え方、進路の考え方、学校のやりとりなど大変参考になります。

    また、当事者2人のツッコミも目からウロコ、そういう辛さがあるのか!とハッとする場面多数。

    一番心に残ったのは、ナツさんの家庭教師さんの成長です。

    障害は違っても、1人1人の目標が違う、前提が違う中で、教師はどこに存在意義ややりがいを持つのか。

    ぜひ、我が子の担任の先生方にも読んで頂きたいなと思い

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    2025年07月08日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    ディスレクシアとは何か知りたくて手に取った1冊。
    マンガでエピソード、要所要所で、専門家との対談形式で進む。
    本人の苦しみ、家族の苦しみ、具体的なトレーニング法や、検査があること、学校や社会での認知度、研究の進捗など、全般的にディスレクシア理解を進めることが出来ました。

    著者の息子であり当事者のフユくんの「合理的配慮を受けたくない」という頑なさ。
    ここが1番切ないというか、きましたね。

    我々親でももちろん割り切れないものはあるけれど、おっさんおばさんになるにあたって手放したり、おりたり、鈍くなったりして乗り越えて、それがまあ悪くない生活に繋がってる経験をしているのとは理由が違う。

    子ども

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    2025年04月13日
  • 「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 発達性読み書き障害の子の自立を考える

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    発達性読み書き障害や合理的配慮のことがわかりやすい本。前作?の「うちの子は字が書けない」より説明が多くて詳しい。
    意外だったのは就学前の読み書き障害への心配は否定的な立場で、小1夏休みに力を入れて練習することを推奨していたこと。できるだけ早い方が良いのかと思っていたけど、子どもの発達が伴ってからに納得。

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    2025年02月22日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    とても読みやすく、わかりやすかった。
    発達性読み書き障害、いわゆる学習障害の入門書として、学校の先生や保護者を始め、たくさんの人に読んで知ってもらいたい。
    適切な指導方法を用いると、通級で3年かけて練習しても半分も書けるようにならなかったカタカナが、5ヶ月で全部書けるようになったというのは衝撃で、指導方法が変わるとそんなに違いがでるのかと驚いて、でも障害が治るわけではないというのもまた重たい事実で…
    たくさんの人に知ってもらうことが理解、支援への大きな一歩となると思うので、この本がその役割を担ってくれると思った。

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    2025年01月26日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    発達性ディスレクシアのお子さんを持つ方が書いた本。
    今までなんとなくしか知らなかったディスレクシアという障害を、家族の目線で知ることができた。
    家族だからこそ書ける、障害を持つ子の葛藤なんかもリアルに感じられた。
    知ることができたおかげで変えられることもあるかもしれない。
    この本を読んで、発達性ディスレクシアという障害を知れたことで、世界が広がったことに感謝したい。
    何より読みやすいので、入門書として薦めたい。

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    2023年03月13日
  • 「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 発達性読み書き障害の子の自立を考える

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    ネタバレ

    「発達性読み書き障害」に関して、実体験マンガと解説を通して、症状や支援の仕方について理解を進められる。

    印象に残った箇所2点
    ①早期に心配しすぎる必要は無い(具体的には小一の夏休みまで)
    →時期を超えても読み書きに不安が残る場合は、専門家とつながる、その上で学校で対応可能な配慮を相談する。

    ②支援をお願いするかは、子どもの意思を尊重する
    →障害者差別解消法において、公立においては合理的配慮は義務となっている。親としては、すぐに学校に相談したくもなるが、「特別扱いしないでほしい」という子もいるため、先走らないこと。

    読み書きに躓くと、学業全般において自信を失いがちになる、というのは容易に想

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    2021年05月23日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    文字が読めない、書けない人がいること、それができないことの大変さ、気持ちを伝えてくれる本でした。

    福祉の仕事をしているので、発達障害など、通常とは違うと言われてしまうお子さんや成人の方と関わることが多く、基礎的なことが書かれた本は何冊も読んできました。

    基礎的な本も知識として大切ですが、この本は「読み書き障害」の知識だけではなく、その障害と判定された人の気持ち・人生をありありと伝えてくれる貴重な本だと感じました。

    当事者ではない私には、知識のみの専門書では気持ちを鮮明に理解することはどうしても限界があります。
    知識だけが先行して、「障害」という名前を通して相手を分かった気になってしまう、

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    2020年05月22日
  • 「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 発達性読み書き障害の子の自立を考える

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    発達性読み書き障害の子をどのように支援していけばいいのか。

    〇発話で相手に伝える能力はあり、学習内容を理解したり、計算をしたりなど、「読み書き」以外のことは普通によくできますが、「読み書きだけはとても苦手で、学校で教わる通常の練習では、ひらがな、カタカナ、あるいは漢字がどうしても覚えにくい障害です。(p14)
    ☆基本は、苦手をいじらないこと。あとは、楽しく覚える工夫をすること!

    〇学習というのは、繰り返し復習して身につけていくことで、長期記憶であり意味記憶です。いくら短期記憶がよくても、長期記憶がよくないと文字を習得することはできません。(p23)
    ☆長期記憶に入れていくのには、どうすれば

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    2020年04月27日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    読み書きLDの理解のための本

    教育系の仕事をしているのですが、意外に読み書きが難しいお子さんのサポートを考える機会が多いです。

    しかし、読み書きできて当たり前と思っている人が多いので、それが難しい人がいることが理解されないこともよくあります。
    当事者の保護者の方にとっては、この障害があるとわかっても、そのお子さんの将来がどうなるか見通しがつかず不安にもなります。

    この本の中では、どのように障害がみつかり、どのように育っていくのか、また、どのようになサポートをしたのかが具体的にわかります。
    もちろん、読み書きのハンディキャップもみんなタイプが違うので、サポートの仕方は違ってくるのですが、ひとつのケースとして成

    #切ない #タメになる

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    2021年12月29日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

    購入済み

    素晴らしい漫画

    うまく書けないけれど、ディスレクシアの現状について大変意義のある提起をしている素晴らしい漫画でした。自分は塾講師で、言われてみればディスレクシアの症状が思い当たる子が何人かいましたし、今もいます。受験産業は、子どもたちを上下に優劣つけることに血道をあげ、競争心を煽り立ててお金を稼ぐという意味で、ある意味こういったディスレクシアを含む学習障害や発達障害などの子どもたちにとって天敵のような業界です。その中で個人としてできることは限られますが、少しでもこういった子どもたちの力になれるよう、私自身勉強していきたいと思います。

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    2018年10月22日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    子どもの成長に沿って描かれているのでわかりやすく、保護者の立場からの疑問や学びなので、より身近に感じられる内容でした。

    診断の後の「じゃあ、どうすればいいの?」という疑問に対して、「自分たちはこんなふうにやってきました」というご経験が、整理された形で示されていてとても読みやすかったです。

    子どもの力をのばしていく「専門機関」、もっと増えていってほしいと心から思いました。

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    2017年09月15日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    発達性読み書き障害の息子について、母親がマンガ化。
    小学校・中学校・高校とそれぞれの時期のエピソードをマンガ化しているので、身近なディスレクシアの子供が大人になるまでを想像しながら読めます。
    広くいろいろな人に読んでほしい。
    オススメのマンガです。
    一度ざっと読みましたが、もう一度最初からしっかり読もうと思います。

    この本の中で、漢字を覚えるベースとしてまずカタカナを覚えるということが書いてありました。
    カタカナを覚える重要性についてはそんなに認識していませんでしたが、「なるほど」と思いました。

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    2017年08月07日
  • 読み書きが苦手な子を見守るあなたへ 発達性読み書き障害のぼくが父になるまで

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    発達性読み書き障害の当事者が今までの経験をわかりやすくまとめてくださっている。ありのままを認めてもらえる環境!1人で抱え込まない!できないことは誰かに助けを求める大切さを感じた。障害がある無しに関わらず大切なことだと改めて感じた。いつか関口さんの講演会に行ってみたい^_^

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    2025年03月10日
  • 「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 発達性読み書き障害の子の自立を考える

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    発達性読み書き障害の基礎知識や実話をもとにしたつまずき、支援等が書かれてあり、困りごとに関して感じ方は本当に人それぞれなのだと思いました。

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    2024年08月27日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    漫画なので、心情が分かりやすかったです。

    努力してもどうにもならないときの悔しさやもどかし、周りに求めるサポートの難しさを改めて感じました。

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    2024年08月26日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    この本の出版が2017年、それに対して合理的配慮の義務化は2016年(ちなみにフユくんの通う私立校は2024年4月までは「努力義務」)。そういう時代背景や障害の認知度の低さから、小中高と必要なサポートがなかなか受けられない様子が伺えて、読んでいるこちらまでやきもきした。2024年現在、だいぶディスレクシアの認知度は上がっていると感じるがどうだろう。常に情報をアップデートして、必要としている子に必要とされる支援を届けていかないといけないと感じた。

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    2024年07月26日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)
    この本によると、40人学級で3人ほどの割合で存在するくらい数が多い障害らしいが、自分は全く知らなかった。
    いつ、どんな時にみたのか忘れたが昔Twitterで多分、発達性読み書き障害の方のツイートだったと思うが、「自分にとって文字を書くことはピカチュウを描くようなものだ」(大意)というツイートを見た気がする。ピカチュウは知っているし、思い浮かべることができるが、意外と細かい部分は描けない。同じように漢字も細かい部分が書けない。というニュアンスのツイートだった気がする。
    この本を読みながらそのツイートを思い出して、考えたのだが、やはり文字というものはたま

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    2024年03月16日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    マンガなので、とっつきやすいし読みやすい。当事者家族としてディスレクシアという特性が、どのように発見され本人、家族が受け入れてきたか。周囲へどのように働きかけてきたかが具体的に書かれているので、参考になる。同じ特性をもつ子どもがいる家庭には、心強い本だと思う。

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    2023年06月07日
  • 「うちの子は字が書けないかも」と思ったら 発達性読み書き障害の子の自立を考える

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    発達性読み書き障害入門書として自分にはベスト
    ※前作は未読

    子どもが発達性読み書き障害かな?と思い始め、関連の本を数冊読んだが、
    専門的すぎると
    「じゃあ、わが子はこれからどうすればいいのでしょうか?」
    と、いう基本的な部分がわからない
    学校の先生に相談しても「努力が足りないから」と言われるし
    周りに同じ障害の方もいないので、まさに五里霧中

    そういう段階の自分に、最もフィットした本

    この本に助けられた点
    ・著者のひとり、千葉リョウコさんのお子さん二人が発達性読み書き障害
    →つまり、同じ障害を持つ親としての経験談が聞ける
    ・二人のお子さんがで、きょうだいで性格も特性も発達性読み書き障害に対

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    2023年06月03日
  • うちの子は字が書けない 発達性読み書き障害の息子がいます

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    意外と身近に疑われる人はいるけど、どうしたらいいのかなって悩んでしまう。
    障害が知られていないから、支援方法も広がらないのかな。
    困っている人はたくさんいるよね、きっと。
    こういう媒体がたくさんできて、周知されるといい。

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    2023年05月27日