宇野彰のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
発達性読み書き障害(発達性ディスレクシア)
この本によると、40人学級で3人ほどの割合で存在するくらい数が多い障害らしいが、自分は全く知らなかった。
いつ、どんな時にみたのか忘れたが昔Twitterで多分、発達性読み書き障害の方のツイートだったと思うが、「自分にとって文字を書くことはピカチュウを描くようなものだ」(大意)というツイートを見た気がする。ピカチュウは知っているし、思い浮かべることができるが、意外と細かい部分は描けない。同じように漢字も細かい部分が書けない。というニュアンスのツイートだった気がする。
この本を読みながらそのツイートを思い出して、考えたのだが、やはり文字というものはたまたま多数派が使用しているだけの「絵」にすぎないような気がする。
そのように考えると、本当は文字が書けない人なんてまさにピカチュウが描けないことくらいどうでもいいことなのかもしれない。
しかし、文字を書けることがマジョリティな社会を生きるためには、やはり書けない側と書ける側の双方の努力が必要になると思う。
この本は書けない側にとって救いになり、書ける側にとっても歩み寄る努力の助けになると思った。 -
Posted by ブクログ
発達性読み書き障害入門書として自分にはベスト
※前作は未読
子どもが発達性読み書き障害かな?と思い始め、関連の本を数冊読んだが、
専門的すぎると
「じゃあ、わが子はこれからどうすればいいのでしょうか?」
と、いう基本的な部分がわからない
学校の先生に相談しても「努力が足りないから」と言われるし
周りに同じ障害の方もいないので、まさに五里霧中
そういう段階の自分に、最もフィットした本
この本に助けられた点
・著者のひとり、千葉リョウコさんのお子さん二人が発達性読み書き障害
→つまり、同じ障害を持つ親としての経験談が聞ける
・二人のお子さんがで、きょうだいで性格も特性も発達性読み書き障害に対する捉え方も違う
→同じ障害を持っていても、人によってこれだけ違うんだと理解できた(当たり前のことですがなかなか気づけない)
ここがこの本の最大の長所かと思う
→もし、ひとりのお子さんだけについて書かれていたら「うちの子とは違うような……わが子は発達性読み書き障害ではないのか?」とか、そういうことで悩んでしまっていたと思う
もうひとりの著者・宇野彰氏のパートも
「学校への手紙例」など、
「そうそう、そういう具体的なことが知りたいんですーー!!」
という内容満載
なお千葉リョウコ先生の漫画のファンで作品もいくつか所持しております!!
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購入済み
励まされました
息子がLDかもしれなくて検査を受けた
ところでした。
無理なことを強いていたかもしれない
今後どんな心持ちでいけばいいか
頑張ったらどうにかなるのか
それらが少し見えてきた
力を与えてもらえる内容でした。 -
Posted by ブクログ
教育で役立つやろなと思って空きコマにとった他学部の授業で紹介された本。
LDは知ってた。でも発達性読み書き障害って名前なのも、適切に練習すればひらがなとカタカナは絶対覚えられることも知らなかった。
他のことはできるのに、、って障害が顕著にわからない知られてないからこそ、将来担任になった時気付いたり支援の仕方知ってたら絶対にその子の支えになると思う。
この本出した理由は知ってもらいたいからみたいなん書いてて、すごくよくわかりました!ありがとうございます!とても努力されたことが伝わりました…って思った。
今の私は人にはできないこともあるという事を知っているけど、小学生はちゃんと説明しないとわからないから責めたりしちゃうと思う。私も小学生の時はできない子になんで?って思ったりしてたから。ちゃんと説明して、障害有る無しに関わらず、苦しまずにみんな過ごせる教室作れたらいいなあなんて思ってる。 -
Posted by ブクログ
千葉さんの息子さんって発達障がいで字が書けなかったんですね。今は訓練して、ひらがな、カタカナは全部かけて、漢字が苦手ということのようですが、そういう子もいるんだなーって。
途中にディセレクシアを研究している先生との対談があって、その話の中で、ドイツでは、中学生ぐらいから勉強を続けるか、技術系に進むか分かれるようになっているという話で、それは、単純に得意不得意をもうその頃にはわかってるから、無理に不得意なことはしないという、技術の人も勉強ができる人も同じように尊敬されるのが当たり前の社会になってるからだと思う、というのがあって、はーなるほど、と思ったのでした。文字を書くのが苦手な子が、その苦手をずっと重荷に思わなくて良いという点においては、選択肢の幅が広がるのかなと思いました。
前に作家さんのどなたかが発売されるよーとつぶやいていたなと思っていた本が、たまたま本屋で目に付いたので買ってみたのでした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ発達性読み書き障害は、周囲に気づかれにくく、誤解されやすい障害。
作者の息子、フユくんは、今まで練習してこなかったからか、小学生になっても文字が書けるようにならなかった。周囲の子どもたちにからかわれ、親に怒られる毎日。どれだけ辛かっただろうと思う。
ようやくひらがなを覚えたときにも、漢字は少しも覚えられていなかった。作者も気になり始め、カウンセリングに相談しにいくも知りたいことはわからない。
その後、フユくんは、読み書き性発達障害だとわかった。作者は今までフユくんに辛く当たったことがあったことを思い出し、夫と話し合う。
フユくんはその後、漢字を覚えるコツを考え、高校受験に臨む。自分が行きたい学校。難易度は高いけれど、行きたいからと頑張ってきた勉強。みごと、合格した。
読み書き性発達障害を持った子は、案外周りに多い。私の学年にもいるかもしれない。そして、わたしの何気ない言葉に、密かに傷ついた子もいるかもしれない。強く実感した一冊。 -
Posted by ブクログ
文字を読んだり書いたりすることができない障害というとトム・クルーズを思い出す。
発達性読み書き障害はあまり知られておらずただの勉強不足・理解不足と思われてしまう。
40人学級に3人の確率でいるらしいというのに驚いた。
思い返せば小学校の時などクラスにもいたかもしれない。
どの障害もそうだろうが人によってできること・苦手なことは様々で、適切な訓練を受ければ上達したり、障害の特性や付き合い方を会得できるのだろう。
そして何より大切なのは周りの理解なのだろうなぁ。
全てを理解するのは難しくとも、そういう人がいる、ということを知るのは大切なことなのだろう。