正岡桂子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
堅物ヒーローの冒険ラブコメ
5星といわず、10星つけたいところ。
個人的にはハーレクインはヒストリカルしか読みませんが、私のハーレクインではトップ5に入ります。
ヒロイン主役というより、ハーレクインには珍しく、実は生真面目で堅物のヒーローらしからぬヒーローが主役である様な。。。
ユニークな彼目線での周りの人々への冷笑、自分の意に反して社交界一の皆が憧れの美女に恋に落ちてしまう過程、シリアスな事件に巻き込まれても正義のため、ヒロインを守るため、段々たくましくカッコよくなっていくのが、リズムよく書かれていて一気に読めました。
悪党をやっつける勧善懲悪の冒険のお話に、惹かれ合っている二人の適度に離れたり喧嘩したり、でも素直にラブラブな恋愛模様が織りなされ爽やかです。
ヒーローの愛の告白も、天然らしい彼というのか、普通の会話でさらりと素直に喋ってしまい、ヒロインも不意をつかれてドキッとしたりと、微笑ましい。
ハーレクインに珍しく濃厚な場面がありませんが、歴史的背景あり、犯罪事件あり、冒険あり、ロマンスありで最高に物語が面白いラブコメでした。
最後に、レビューの一つにも書かれていましたが、本当「表紙と題名に騙されて読まないでいるのは勿体無いです。」に同意です。
原題は”The Daring Duchess”(単語直訳:向こう見ずな公爵夫人)が何故「愛の革命」の邦題になったか不思議で、魅力的な本がこの邦題で埋もれたのではと憂います。 -
Posted by ブクログ
『憂鬱なフィアンセ』―留学先からギリシャに帰国したフェーベは、ペトロニデス家の長男との婚約を解消しようと決心していた。本当は次男スピロスのほうを愛していたから。だが、親族が決めた婚約の破棄は許されない状況に陥る。婚約者の援助がなければ父の会社は倒産してしまう…。
『ローマの熱い風』―アリーは双子の妹を訪ねてローマに来たところ、緊急事態に直面した。妹は失恋が原因で自殺未遂を起こしていたのだ。失恋相手の親族ヴィットーリオは大富豪で、一族の平穏を守るためアリーに自分の恋人のふりをするよう命じる。彼女が双子の姉であるとも知らず。
『情熱の取り引き』―シドニーに住むリアは弟が作った借金の返済に頭を抱えていた。ある日、彼女の前に一人の男が現れる。スペインで半年間だけ熱い愛を交わしたアレハンドロだ。実業界の大物の彼は、リアの弟の借金を肩代わりする見返りに、またベッドをともにするよう要求した。
契約結婚もの。パターンはほぼ一緒。「憂鬱なフィアンセ」は「愛だけが見えなくて」のスピン。そっちよりも面白かったような。
「情熱の取り引き」にヒーローはいかにも愛を知らないと思っているヒーローだった。