種村有菜のレビュー一覧
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ネタバレ
勿体無い・小学生向け漫画
小学生向け「りぼん」に載せるためなのか、作者の方が描きたい話を子供向けに、無理矢理ねじ曲げられてる印象を受けました;^_^A
大人ファンタジー向け雑誌だったら、この設定本来の良さがもっと出せて、後の巻からの辻褄が合わなくなる現象も無かったのではないかと思います(。-_-。)
作者さんには、是非大人向けリメイク版に再チャレンジして欲しい作品です。
本当に良い作品なので、勿体無い(>人<;) -
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過去にタイム・スリップしてしまったまろんは、ジャンヌ・ダルクが悪魔に操られた人びとによって火刑に処される場面に遭遇します。死にゆくジャンヌはまろんに力を託し、まろんはジャンヌに変身することができるようになります。
こうしてまろんは、彼女の帰りを心配して待っていた稚空たちの待つ現在へ戻ってくることになります。その後は、まろんに気持ちを伝えることを決意した水無月のエピソードや、悪魔に取り憑かれて稚空と交際を始めた都のエピソードなど、まろんの周囲の人びとの人間関係の変化が描かれていきます。
いよいよ残すところあと1巻ということで、水無月や都といったサブキャラクターたちの揺れ動く心に、決着がつけら -
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聖先生に正体がバレてしまったまろんは、悪魔がひそんでいるという病院に連れて行かれることになります。そこには、心臓の病気で長年にわたって入院している高土屋全(たかづちや・ぜん)という少年がいました。病院を脱走して親のもとへ向かおうとする全の行動に巻き込まれてしまうまろんですが、そんな彼女の前に悪魔騎士ノイン・クロードと名乗る男が現われます。
じつはノインの正体は聖先生で、まろんの前世であるジャンヌとお互いに愛し合い、彼女の復活を待っていたのでした。ノインはまろんに、全に憑いている悪魔を回収すれば、全は心臓の病で死んでしまうと告げます。神でも人間の死を止めることができないと知ったまろんは、全の悪 -
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まろんは、彼女と行動をともにして悪魔の封印をおこなっている準天子のフィン・フィッシュから、怪盗シンドバッドがアクセスという黒天使とともに、魔王の力の増強を図るため、悪魔の宿る絵画を回収していることを知らされます。そんな中、稚空の元婚約者の女性・山茶花弥白(さざんか・やしろ)が悪魔に取り付かれる事件が起き、その中でまろんは、シンドバッドの正体が稚空であることを知ってしまいます。
稚空がまろんに言い寄ったのは、彼女に好意を抱いたからではなく、ジャンヌを利用するためだったと信じ込んだまろんの心は傷つきます。しだいにまろんに惹かれていた稚空でしたが、そんな自分の気持ちを正直に示すことができず、まろん -
Posted by ブクログ
新体操部に所属している16歳の少女・日下部(くさかべ)まろんは、「怪盗ジャンヌ」に変身して、絵画の中にひそみ人の心を操る悪魔を封印しています。そんな彼女の隣の部屋に、転校生の少年・名古屋稚空(なごや・ちあき)がやってきます。
いきなりまろんに言い寄る稚空ですが、彼の正体はまろんと同じように悪魔を回収することをめざす「怪盗シンドバッド」でした。シンドバッドとなった稚空は、ジャンヌに戦いを挑み、ともに競い合いときに助け合いながら、絵画にひそむ悪魔を回収していきます。
第1巻の本書では、刑事の娘でジャンヌの逮捕をめざすまろんの親友・東大寺都(とうだいじ・みやこ)や、まろんに思いを寄せる純朴な少年