マックス・ギュンターのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
不確実な未来を前に
一部ご紹介します。
・人生において利益(富や名声)を増やすためには、リスクを取らなければならない。
地球上のいかなる生物も、この非情な法則から逃げることは許されない。
毛虫が蝶に成長するためには、鳥たちがいる場所にも危険を承知で出かけなければならないのが現実なのだ。
・給与だけで考えるな。給与では決して金持ちにはなれない。
だから多くの人が給与をもらって貧しくなるのだ。
自分のために、何か他の物(投資)を持たなければならない。
・心配は、人生の最大の喜びと切り離すことができない。
傷つくことを恐れていては、恋に落ちることはない。
・金持ちになるまでは集中投資。金持ちになったら分散投資。
・一部の投資家は、逆指値注文を行うことで、事前に小さな損失に備えている。
・すべての経済指標は、人間の行動による相互作用の結果であり、人々が生き残りと生活向上を求めて、絶え間なく努力している結果なのだ。
これらの経済指標が、人々の感情をかきたてる最終結果として、相場は成り立っている。
未来を完全に予想することはできない。全ての予想は「予想外の出来事」が起こるリスクにさらされているのだ。
・人生は思い通りにならない。大人は皆そのことを知っている。
しかし、われわれはチャートを凝視している時、それを忘れてしまいがちだ。
・モノに愛着を感じてはいけない。愛着は人だけに感じるものだ。
モノに愛着を持つと、必要が生じたときに素早く行動する機動力が低下する。
・直感は証明できるのであれば信頼できる。
その直感を証明できるほど、十分に勉強してきたか、常にフォローしてきたか、周辺知識を含めた多くのことをちゃんとわかっているのかを自問することだ。
・神はあなたの身の安全に関心を持っていても、あなたの銀行口座には関心を持っていない。
・自分が見ることのできない将来の計画や契約などするものではない。
それよりも、何かが実際に起こったときに反応すべきだ。
必要な長期資産計画は一つだけだ。それは、金持ちになろうという意志だけである。
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Posted by ブクログ
■リスクについて
→心配は病気ではなく健康の証である。もし心配なことがないなら、十分なリスクを取っていないということだ
◆いつも意味のある勝負に出ること
◆分散投資の誘惑に負けないこと
・利益と損失が互いに相殺し合う状況を作る。
■強欲について
→常に早すぎるほど早く利食え
◆あらかじめどれだけの利益が欲しいのかを決めておけ。そして、それを手に入れたら投機から手を引くのだ
・早めにやめるという決断が間違いだったとしても、長い目で見れば、自分の強欲をコントロールすることは、より大きな儲けにつながる。
・一連の出来事がピークに達する前に現金化する必要がある。ピークがわからないなら、ピークがまだ先だと考えるのではなく、近いと考えなければいけない。利益を確定して、立ち去るのだ。
■希望について
→船が沈み始めたら祈るな。飛び込め
◆小さな損失は人生の現実として甘んじて受けよ。大きな利益を待つ間には、何度かそういう経験をすると考えろ
・「勝者になれたのは、どうやれば負けるかを学んだからだ」
・「勝負から手を引くときを知ることだ」
・「下落しつつある投資対象に捕まることは、世の中で最悪の痛みだ」
・沈み始めたら飛び込め。船が半分水に浸かるまで待ってはいけない。
・大切なのは、早い段階で損切りすることだ。小さな損失を出すことで、自らを大きな損失から守ることができる。
■予測について
→人間の行動は予測できない。誰であれ、未来がわかると言う人を、たとえわずかでも信じてはいけない
・成功する投機家は、おそらく起こるであろうことについて行動したりせず、その代わり、起こったことに反応する。
■パターンについて
→カオスは、それが整然と見え始めない限り危険ではない
・誰もが公式を探しているが、残念ながら、そんなものは存在しない。真実は、お金の世界にはパターンがなく、無秩序で混沌としているということだ。
・存在しない原因と結果の関係を知覚してしまうのは、合理的な心を持つ人間の特徴。人間の心は秩序を求める。二つあるいはそれ以上の出来事が接近して起こるとき、われわれは、それらの出来事が関連している方が心地よいので、複雑な偶然の関係を組み立てようとする。
・秩序が存在しないところに秩序を見つけるな。
■直観について
→直観は説明できるのであれば信頼できる
◆直観と希望を混同するな
■楽観と悲観について
→楽観は最高を期待することを意味し、自信は最悪に対処する術を知っていることを意味する。楽観のみで行動してはならない
■執着について
→もし最初にうまくいかなければ、忘れろ
◆難平買いで悪い投資を何とかしようとするな
■計画について
→長期計画は、将来を管理できるという危険な確信を引き起こす。決して重きを置かないことが重要だ
◆長期投資を避けよ
・長期計画はあなたの邪魔をするだけだろう。その代わり、フットワークを軽くしておくべきだ。将来の、知ることができない出来事に対処するために、出来事が実際に姿を現したときに対処するのだ。 -
Posted by ブクログ
カリスマトレーダー、ラリー・ウィリアムズ氏も、「一度読んだら絶対に薦めたくなる」と絶賛する投資のバイブルのひとつです。投資をこれから考えている人や実際に投資をしている人はぜひ読んでほしいです。
この本は昔読んでいましてね。投資における「心理」をつまびらかにした有名な本の一つらしく、今でも時々何回かは年に読み返しています。そのたびに新しい発見がありますね。この本の中に僕が尊敬する伝説の投機家、ジェシー・リバモアのことが結構ひきあいに出てきます。『スイスの小鬼』の一人として非公式の投資クラブのメンバーだった著者の父親とジェシー・リバモアは同時代にウォール街でしのぎを削っていたらしく、作中でリバモアの投機法に触れては
『あの男は狂っている』
と幾度となく口にしていたのだそうです。
この本と並行して僕はリバモアに関する本そして、リバモア自身が書いた本が最近復刊されたので、主だったものををいくつか読んだことがありますが、なるほどね…この本の作者の父親はこのことを言いたかったのか。という感想を持たずにはいられませんでした。
投資をしよう。もうやっている。もしくは勝ち、負けた。どの方にも薦めの本です。読んで損はないと思います。 -
Posted by ブクログ
人生はすべてギャンブルである。ほとんどの人はどうしたら賭けをしないで済むかを考えて人生を過ごす。しかし一部の群衆に埋没したくない人は反対の道を選ぶ。
リスクに立ち向かう哲学を持つ。法則ではない。
第一の公理
リスクを取る=心配から解放されることはない。解放されるなら貧乏なまま。
副公理Ⅰ=いつも意味のある勝負をする。過少なリスクは勝負したことにならない。
副公理Ⅱ=分散投資しない。分散投資は副公理Ⅰに反する。
第二の公理
常に早すぎるほど早く利食え。勝利はいつ終わるかわからない。強欲に支配されない。
副公理Ⅲ=あらかじめ利益を決めておく。投機はマラソンと同じ。終わりがくるもの、ゴールを延ばさない。
第三の公理
船が沈み始めたら海に飛び込む。プロは、有利になるように祈らない。不利な場合にどのように自分を救うかを考える。損切りした後高騰することはあるが、めったにはない。金額を失うことの苦痛になれる。自分が間違ったことは認める。誰でも間違いはある。
第四の公理
予測しない。ノストラダムスの大予言は、どうにでも解釈できることが書いてあるだけ。誰の予測も当たらない。予言は無視する。
第五の公理
カオスの中にパターンはない。秩序は存在しない。パターンは儚い泡のようなもの。
高値を買うのも、安値を買うのも、どちらも正しくどちらも正しくない。幸運であれば儲かる。
副公理Ⅴ=歴史は繰り返す、ことはない。
副公理Ⅵ=チャーチストは幻想。
副公理Ⅶ=相場と因果関係があるものはない。人間は秩序が好き。カオスを見るのは不快。
副公理Ⅷ=ギャンブラーの誤謬=今日はついている、はない。
第六の公理
根を下ろさない。機動力を失わない。
副公理Ⅸ=忠誠心、ノスタルジーは捨てる。
副公理Ⅹ=より魅力的なものが見えたら、すぐ乗り換える。乗り換えて後悔する可能性もあるが、何をする場合でも同じように後悔する可能性はある。
第七の公理
直観は説明できるのであれば信頼できる。直観は役に立つ。
副公理Ⅺ=直観と希望を混同しないこと。起こってほしいことが起きる、という直観は懐疑的になれ。いつもの倍警戒すること。直観は見極めることが大事。
第八の公理
神の計画にはお金のことは含まれない。祈ってもお金持ちにはなれない。リバモアでさえオカルトを信じた。パターンに従うことはばかげている。
副公理Ⅻ=占星術師は金持ちではない。
副公理13=迷信を適当なところに置くこと。頼らなければ楽しめる。
第九の公理
楽観は期待すること、自信は最悪に対処できる術を知っていること。期待に運命を預けない。
楽観は催眠と同じ、魅力的である。
第十の公理
大多数の意見はおそらく間違っている。デカルトの秘訣は、他人の意見を無視すること。
副公理14=流行は追わない。誰も見向きもしないときが最高の時。
第十一の公理
最初にうまくいかなければ忘れる。執着しない。
副公理15=難平買いで何とかしようとは考えないこと。船が沈み始めたら飛び込め、と同じ。
第十二の公理
長期計画には決して重きを置かない。アリとキリギリスではアリのほうがひどい目に合う。身軽なキリギリスが生き残る。長期計画は裏切られる。
副公理16=長期投資を避けよ。明日もわからぬのに10年20年先はもっとわからない。長期投資の魅力は、苦痛を伴う決断を頻繁に下さなくてよいということ。