田中寛崇のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第一話に出てくる、やなこと全部ハンバーグ…というセリフを、読み終わるまで頭の端に引っかけといてください。
最後まで読んで、「え? そういう…?」と口から勝手にこぼれてから、きっとまた一話から読み返したくなります。
全話、誰かしらに振り回されたりしながら生きている女の子や女性が、男子大学生に美味な肉料理をごちそうになるものです。
ほんのひと手間、その辺で売っていそうなもので、よくある料理がグンと旨くなるアイディアも読みどころです。
「この小説のジャンルは何だっけ?」
何度目かの読み終わりに思わずそう呟いたことも、追記しておきます。
是非、ご一読を。
読み終わってから、この話をどう受け入れるかは、あなた次第です。 -
Posted by ブクログ
みなさんの評価はかなり少なめですが、私としてはとてもおすすめしたい本でした。
本当に何度も借りるほど。
泣ける話もありますが、泣くというよりもあぁ、こういう結末なんだ。想像出来なかった。
というような驚きが多かった気がします。
ありきたり。
その言葉に飽きてしまった人におすすめしたい本でした。読みやすく、面白く、一つのお話自体がかなり短いので分厚い小説をよく読む方にはあまり向いてはいないかもしれませんが、電車の中や暇な時間などスキマ時間に読める小説なので、小説に手が出しにくい方に是非オススメしたいです。
シリーズ化しているので飽きることなく、沢山のお話を読めるところが素晴らしいと思いましたが、シリーズの中でも面白い本、あまり面白くない本と分かれるので、1度一つお話を読んでから買ってみた方がいいと思います。
私はあまり一つの小説の中にたくさんのお話が詰まっている本は好きではありませんが、
この小説は面白かったと思います。
文字数が少ないからこそ感動できる。
そんなお話が多かったような気がしました。
かなりおすすめな本です。
マンガは好きだけど文字が多すぎる小説は苦手。
ありきたりの言葉に飽きてきた。
そんな方にぜひ読んでもらいたい小説でした。
ぜひ読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
過去と未来の間
「記憶をなくした過去のオレには、もうしばられないでいいんだ。過去のオレとは別れてほしい。でも、これからの想い出を新しくふたりでつくっていきたい」という所がすごく感動した。
花を贈る人
「僕は、きれいな花束を持っていくよ。だって、久しぶりに妻に会うんだからね。」が、すごいなぁ〜と思った。患者さんの最期に寄り添うのは、案外花屋さんだったりするんだなぁ〜と思った。
告白
魔法の杖を使わずにとって置いても、後悔することになるんだなぁ〜と思った。タイミングを考えでも使うのがいいんだなぁ〜と改めて思った。
公正な裁判長
まさかの両者から、お金を貰っていたとはびっくりした。80万ドルずつもらったから、公正な裁判が確かにできるなぁと思った。
身代わり
「どうして、パッポが死んじゃうの!どうして、パパが僕の身代わりになってくれなかったの!!」すごく悲しくて虚しく思った。お父さんに申し訳ないと思った。
暗証番号
三男は頭がいいなぁと思った。暗証番号は、家族で海に行った日というのがいいなぁと思った。
若者よ
「あなたに借りたお金は、きちんと返せるはずだったんです。」こうやって、借金していくんだなぁと思った。そして、借金しては、いけないなぁと思った。
愛妻弁当
人をこそうとしては、いけないなぁと思った。死んだという報告を受けて、これからどうして行くのかなぁと思った。
予知能力
全て夢の中のことなんだなぁと思った。すごくびっくりした。幸せな人生を送れると思ったけれど、人生そんな上手くいかないなぁと思った。
穴を飼う
なんでもかんでも、穴に食べさせると酷い目に遭うなぁと思った。妻は自分のためではなく、将人のためだったのに悪いことをしたと後悔している。
プロポーズ
結婚しているけれど、もう一度プロポーズされるのは、嬉しいだろうなぁと思った。認知症で大変だけどお世話して良かったと最後に思えたかな……
記憶
「自分が憎まれることで、アカネちゃんを守ろうとしたんだろうな。」自分が死ぬ間際に、嘘をつくなんてすごいと思った。アカネちゃんのことを思って、言ったんだなぁと思うと感動した。 -
Posted by ブクログ
タイトルの通り、高校の女子ハンドボール部のお話
中学のときにバスケットボールで活躍していた凛は、チームメイトとの意識と実力の差という苦い経験からチームスポーツはもうやらないと決意していた
しかし、高校の体力測定で基礎能力の高さから、成瀬先生からハンドボール部に誘われる
1回だけの体験入部のはずが、智里という不思議な存在が気になった凛は「いつやめてもいい」という条件でハンドボール部に入部する
このストイックな姿勢が、武士道シックスティーンを思い浮かべた
あっちも不思議なライバルがいるしね
ってか、度々描写される成瀬先生のいい声アピールのせいで、成瀬先生の声が脳内で大塚明夫に変換される
そのついでて、凛は鬼頭明里、智里は早見沙織あたりっぽい感じで脳内に響く
ハンドボールについては、マンガの「送球ボーイズ」でちょっと知ったくらい
ファウルのデメリットが少ないので当たりが強くなるというのはルール設定の面白さですよね
水球とかも激しいけど、同じような理由だろうか?
公立の学校の先生で、行く先々のハンドボール部で結果を出す成瀬先生
そして元の学校は徐々に勢いをなくしていくって、名前は忘れたけど実際にこんな顧問の先生聞いたことがある
なので、この設定はそんなに違和感は感じない
でも、一人の生徒をダシにチームを強化するのは指導者としてどうなんだろうね?
ま、「絶望してこい」って送り出されながらも折れずに試合中に立ち直す凛も相当なんだけどさ
成長する理由やトレーニングに説得力があるので、物語の展開にご都合主義は感じない
結構リアリティのある負け方をしてるのもそう
ただ、後半が駆け足気味
エピソードを追加して、1巻1年間で3巻構成くらいでも成り立つけど、2年の後半からは重要視するところが違うって事なんだろうなぁ -
Posted by ブクログ
このシリーズの中では、上位のおすすめ作品。
何がいいって?
『夏の葬列』『地獄変』が入っているではないか!
この二作は、トラウマ物、なんて大袈裟な言い方をする人もいるが、
確かに、こんなの教科書に載せちゃっていいのかと疑問に思うほど、怖い。
多くは語るまい、検索すればあらすじも、抄録もでてくるだろう。
でも、是非とも、読んで欲しい。
どちらも人を殺してしまった話だ。
人が死ぬ話は多い。
金田一少年だって、名探偵コナンだって、コロンボも、ルーサーも、人は死ぬのだけれど、
そういう、謎解きのための殺人ではないのだ。
もっと、人の根元にある狂気や悪意だけでなく使命感や好奇心が、人を死に至らしめる。
私だって、誰かを殺しかねない、そんな気持ちにさせるのだ。
「中間管理職の苦悩」は翻案されているが、これはうまい翻案の仕方だ。
きっと、誰もがこの教頭先生に肩入れするだろう。
しょうもない部下を持った、なんて現に嘆く中間管理職もいるだろう。
私は部下を持っていないので、(いつまでも平社員だ)苦悩はわからないのだが、これにはやられた。
「二人の結婚」は現代的な物語だ。
そのうちこういう事も当たり前になってくるのかもしれない。
それは、カラフルな世界だろう。
寛容は、自分自身を自由にする。
「待つ人」「上司のアドバイス」も秀逸。
巻末には、原作者の一覧もあるので、ぜひそちらも参考に。
ずっと、これがあった方がいいと言い続けていた事なので、嬉しい。
本好きな人が増えてくれると、嬉しい。 -
Posted by ブクログ
平穏な日常を退屈と捉えるちょっとませた小学五年生の樹羅野白亜。
彼女は魅力的な謎と刺激を求めて「探偵」を始め、小学校内の臥龍梅の根元に赤いハイヒールと赤い付け爪という不自然なものが置かれているのを発見する。
誰が何のために置いたのか、それを追う内に彼女は街の中に潜む古代生物に出会ってしまう…。
「ジュラシッ区」。
この物凄いパワーワードで力技にねじ伏せてくるこの作品。
タイトルから恐竜が関わってくるのは事前に分かっていたけれど、現代日本を舞台にしてどう登場するのかと思っていたら、まさかのそういう形か…!
児童書らしくスピーディーかつハラハラドキドキに多少の荒唐無稽さの味付けをした冒険活劇で、白亜程詳しくはないけれどジュラシックパーク全シリーズとREXを映画館で見た身としてはとても楽しめた。
ただトオルさんが正統派ヒーローで格好いいのに対し、雄一の扱いが最後まで不憫過ぎて可哀想というかちょっと笑える…。