伊藤和行のレビュー一覧

  • ガリレオ

    購入済み

    わかりやすい

    とてもわかりやすく自由研究に役立ちました。

    0
    2020年08月19日
  • 星界の報告

    Posted by ブクログ

    当時の最新技術である望遠鏡を駆使して木星の衛星の挙動を克明に記録しその傾向(後の軌道)を見出した章は圧巻だった。冬ほぼ毎日夜1時頃に残された記録からガリレオの執着心、好奇心、そして熱い思いが伝わってきたような気がした。

    0
    2018年03月22日
  • 星界の報告

    Posted by ブクログ

     努めて冷静に振る舞おうとしているが今まで見ることのできなかった物を見ることができた喜びと興奮が伝わってくる。ページ数は多くないが重要な記述が多い。後にガリレオ衛星と呼ばれることになる木星の衛星観察では、動きを詳細に記録することによって周期を割り出そうとし、同時に星の周りを回る星の存在を示すことで地動説を裏付けようとしている。また、月の表面が地球と同じような地形をもっていることを示したり、星雲が星の集まりにであることを示すなど、現在では当たり前であるが、当時としては革命的な記述がある。望遠鏡による月や木星の観察の単なる記録と考察にとどまらず宗教的な宇宙観から抜け出す記念碑的な著作といえる。

    0
    2017年06月30日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    東京大学大学院総合文化研究科
    「ギフテッド創成寄付講座」を開いている池澤聡さん

    2021 文部科学省 有識者会議発足

    上越教育大学 角谷詩織教授
    ギフテッドの翻訳書 発達心理学 教育心理学が専門



    0
    2025年02月01日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「ギフテッドは特異な才能があっても、決して特異な存在ではない。それぞれに得意なことがあり、学び成長したいと思っている一人の人間である」

    ギフテッドと呼ばれる人々がいると知ったとき、どんな特別な能力があるのだろうと好奇心を持ちましたが、周囲の理解の無さなどで苦しい思いをしている人も多いとわかりました。

    「他類まれな才能を持っていることは、一つの特性に過ぎない。我々ひとりひとりに個性があるのと何ら変わりがないのだ」

    それを踏まえると、ギフテッドと出会ったときも親近感を持って適切に接することができるのではないかと思いました。

    0
    2024年11月27日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    ギフテッドという属性名称は単なるIQスコアと、それを診断した場合に生じるものなので、IQ以外の能力の状態はその優劣も多様だし、IQスコアが高いことが表面化せぬ事も多い。ギフテッドの名称を得ている、という事は何かしらの原因でIQ診断を受けた人である。更に、受診の動機は「生きづらさ」である場合が多いので、ギフテッドは生きづらいというイメージが仕上がり易い。受診せず、故にギフテッド認定されず社会的成功を得ている人が多いのも事実。そう考えると35人に1から3人ギフテッドがいる、と言う本著の記載も納得できる。また、アスペやサヴァン、発達障害と混同され易い理由も分かる気がする。生きづらさ起点での診断ゆえ、

    0
    2024年04月14日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    高IQの人は発達障害と勘違いされたり周囲から浮いて苦労しがち。だが高IQの子を探し育てるエリート教育を行えば社会全体を歪ませかねない。何故ならIQは訓練で上がるものだから…というのは上手く言えないけど希望を感じる話でもあるなぁ。
    大戦末期に日本でもエリート教育が行われていたのも知らなかったし、その選ばれた子供の中に藤井裕久がいたのも知らなかった。本筋関係ないけど、米国では既に完成させている新兵器を作れるよう中学生に勉強をさせている、という事実に腹が立ち情けなかった、と藤井氏が語っていたのが印象的だった。

    0
    2024年02月25日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    こういう人たちがいるんだって知ることはとても重要だと思う。
    でも一方で、ギフテッドとそれ以外という線を引いてしまうのも苦しむ人が出てきてしまう気がする。ギフテッドという分類があることで救われる人もいると思うけれど、もっと人はグラデーションであることをみんなが受け入れられるようになったら、と思う。

    0
    2024年02月24日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    ここでも同調圧力が個をつぶす。ギフテッドの子どもたちだけでなく、それぞれが持つ才能をそのまま発揮できる社会を…才能あるゆえのトラブル、悩みに抱えている子に支援を…掛け声は勇ましいが、処方箋は難しい。

    0
    2023年09月23日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    学校に馴染めないけど、何か才能があるような子をよりよい環境で才能を伸ばしていくようなプロジェクトがあるのを、テレビ番組でみたことがあったのですが、この本を読んで頓挫したことを知った。確かにその番組を見ていたとき、逆に「自分たちは特別なんだ」っていうような他を落とすような方向になるんじゃないかっていう思いはもった気がする。ただ違う形で、学校に馴染まない子たちの支援は継続されているそう。

    戦時中のエリート教育の話は、初めて知った。

    人には色んな特性があるんだと、私も大人になって色んな情報をみることによってわかったくらいなので、多くの人がまずは「知る」ということからはじめなきゃいけないのではない

    0
    2023年08月12日
  • ギフテッドの光と影 知能が高すぎて生きづらい人たち

    Posted by ブクログ

    感想
    埋もれないようにするために。僕ら凡人ができるのは足を引っ張ることではない。手を引いて光の下に連れ出すこと。嫉妬ではなく尊敬を。

    0
    2023年05月22日