暦本純一のレビュー一覧
-
革新的なアイデアを思いつくのは一部の天才だけだと思い、自分とは無縁なアイデアマンにずっと憧れていた。
本書は、こんな先入観を覆してくれる一冊だと。
結論から言うと、
自分の"好きなもの"から妄想の種を拾い上げ、
失敗を恐れず片っ端から手を動かそう!
って感じかな。
妄想を人に話したときにキョトン...続きを読むPosted by ブクログ -
大いなるイノベーションは、妄想から生まれる というのが本書の主張です
イノベーションのスタート地点には、必ずしも解決すべき課題があるとは限らない
課題解決型のやり方だけでは、予測不能な未来に対応するイノベーションを起こすことができない
想像を超える未来を創るために必要なのは、それぞれ個人が抱く妄想...続きを読むPosted by ブクログ -
研究をする自分がコンサル出身の人が書くようなビジネス本を読んでも、どこかしっくりこなかったことが多かった。たぶん仕事の時間スケールや、仕事相手、何を重視するかが違うから。この本はその点読みやすかった。Posted by ブクログ
-
読書メモです。「手を動かし続けるのは才能」p120
この手の示唆を最近よく耳にするので、この部分には刺さった。(とりあえずこれに関して思ったことをメモ書きすると)他のことよりも好きだから、手を動かしているのがそもそもの自然体(デフォルト)であって、それは「貪欲」という言葉はあてはまるけど、「努力」...続きを読むPosted by ブクログ -
▪️序章
・課題解決型の真面目なやり方だけでは、予測不能な未来に対するイノベーションを起こせない。
・自分のやりたいことは何なのかを非真面目に考えること。
▪️第一章
・妄想は、世の中の役に立つかどうかや、実現可能かどうかは考慮しない。
・素人のように発想し、玄人として実行する。
・アイデアを形にす...続きを読むPosted by ブクログ -
「らしさ」にとらわれると妄想の幅を狭める。
どんなことにも興味を示し、「既知」✖︎「既知」で誰も持ち合わせていない個性あるアイデアを創出できる。
ケーススタディや実体験をもとに書かれていて読みやすく、さらに面白いこと、世の中がびっくりすることを自分でも生み出せるのでは?とワクワクした。
営業しかして...続きを読むPosted by ブクログ -
非真面目が社会に必要であることがよくわかった。自由に妄想する楽しさを思い出してワクワクしてきた。
以前「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」を読んだときに、AIやこの先のテクノロジーへの希望が感じられずまったくワクワクしなかったのと対照的。
著者のテクノロジーへ取り組む姿勢の違いなのかな。...続きを読むPosted by ブクログ -
発想は天使的(大胆)に、実行は悪魔的(細心)に。
妄想は端的なクレーム(主張、表現)で言語化してみる。
クレームは答えではなく、仮説である。したがって、検証していくものであるため、正解とは限らない。
また、決着つけられるクレームであるべきで、正しいけれど曖昧な表現(高機能な、次世代の、効果的な、新し...続きを読むPosted by ブクログ -
落合陽一さんの師匠、暦本さん。
暦本さんみたいな考え方の上司がいると、部下は働くの楽しくなるし創造力も育ってくんだよなあ。
今はそういう上司じゃないので、読んでて そういえばこんな世界もあったんだってワクワクした。めげずに、やりたいことをいろいろ冒険したい。Posted by ブクログ -
現在の最先端の技術を生み出してきた著者の発想法だが、他の分野の人でも十分役立つし、紹介されているエピソードが新鮮。妄想しやってみること、失敗から多くを学んぶこと。悪魔度と天使度、眼高手低、方向転換で天使度をあげるなど。Posted by ブクログ
-
本書では「アイデアの作り方」ではなく「想像を超えるアイデアの作り方」を示しています。未来を予測する課題解決型のイノベーションでは、予測の範囲を超えることはできないと著者は述べていて、必要なのは個人の抱く妄想=やりたいことであり、その妄想を形にしていくための考え方、ノウハウが語られています。
著者の考...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろいアイデアを得るものとして、「妄想」の大切さが示されている。不真面目な、選択と集中での悲壮感とは異なる、発想の自由さ。会社組織では難しいことが多いが、イノベーションのスタートだと共感した。
-
Sony CSLの副所長、東京大学情報学環の教授でもある暦本氏による本書は、アイデアの作り方というタイトル通り、著者がアイデアを具現化するプロセスと、その手法について紹介してくれている。
クレームは仮説であるべき、アイデアはその個人が責任を持つべき、ブレストはワークしないなど金言が多く書かれており
...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすい。20ぐらいの学生さんに読んでもらいたいと思ったけど、30代後半以上の人も答え合わせ的に読める。趣味的に妄想に取り組んで自己満足で終わらせてしまうことが個人的には多くて、職業研究者は主張までしないといけないわけだけど、そのへん暦本先生がどうやってるのか分かるので、そーゆー観点でも興味深い。Posted by ブクログ
-
失敗やダメ出しを怖がる人はそもそもアイディアの実行になかなか着手しない。
結局は妄想力と実行力。踏ん切りがつかずPCの前で延々と机上の空論を続けて時期を逃し続けるようじゃダメ。Posted by ブクログ -
なにか新しいことを発見する人は、みんなの想像を超える人。
だからこそ、それを伝えたときにみんなには伝わらないことが多い。
だけどそれでもめげずに自分を貫き通すことが大切だと思った。
誰もが想像できることは、たいした発明にはならない。
すごく腑に落ちた。
Posted by ブクログ -
<本のタイトル>
妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方
<本の紹介>
ユーザーインターフェース研究の世界的第一人者によるアイデア発想法の決定版!
「新しいことを生み出したい」すべての人へ!「妄想=やりたいこと」を実現するための思考と戦略
<何が書いてあったか(誰でも書ける)>
...続きを読むPosted by ブクログ -
提示される事例は未来感があってワクワクさせる。
肝心の主題は、うーんという感じ。
どこかで聞き覚えのある主張の繰り返しにも感じられらる。(重要な金言だからこそなんだろうけど)
タイトルは魅力的。Posted by ブクログ -
目的を明確にした真面目な思考が必ずしも大きなアイデアにつながるわけではない。一見無駄なようなところから面白いと思うアイデアを引っ張ってくることを意識したい。百発百中とはいかないことが当たり前なのだから、とりあえず手数をどんどん増やしていくしかない。何か良いものをつかめてのなら、それに対して悪魔的な執...続きを読むPosted by ブクログ