暦本純一のレビュー一覧

  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    仕事を楽しむとはこういうことか!と感じた。
    自分の仕事においても、数字の分析や論理的な打ち手を考えることが苦手だったのでそこばかり意識していたら、一方で突拍子もないような新たな発想や思いがけない発見をすることが少なくなっていたかも、と反省した。
    今後は、時間が無いことを言い訳にするのではなく、自分の興味の持ったことは専門に縛られず赴くままに勉強してインプットの幅を広げたり、自由に妄想してすぐにやってみる時間を取りたい。

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    2024年11月27日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

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    師匠と弟子の高次元知能同士の、軽やかながら示唆に富む言説が飛び交う対談。

    情報・数学的な観点から歴史・哲学・宗教・言語に縦横無尽に切り込みつつも、此処まで押し付けがましくない・説教がましくない主張を繰り広げられる関係式は本当に羨ましく思う。

    内容が難しいと思ってしまいがちな部分も、前後の文脈やご本人たち独自の比喩から感じ取ることが重要か。全部理解できなくても、自分がわかることばかりに囲まれた日常から脱皮して殻を破るのにはもってこいの書籍。

    カバー裏にある、AI時代の生き方は「ネコ」に学べ、が、本書の最大の主張であると云うことが腑に落ち、「ひとり遊びの才能」を磨くことができれば、人生これか

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    2024年09月23日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

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    数学関連のところはぜんぜんわからないけど、お二人が楽しそうに話されていると数学を理解したくなってくる。
    これを講演形式で聞いてたらまったくついていけないだろうなーと思える対談を脚注も入っての書籍だから、わからないところを何度も読み返せる。
    もっとAI使わなきゃなとも思いました。

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    2024年08月21日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

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    面白かったです。
    対談本で必要なことは、内容が完璧に理解できなくてもなんだかいい感じだな、と思えることだと思います。個人的にはその要件を満たしている本だと思います。対談のお二人はどちらも研究者なので、深い知識や経験が所々に見られ、正直、全ての話を理解できる人はいないんじゃないかとも思います。

    この本を買うべきかどうかは、
    落合陽一ファンかどうか、又は本の真ん中ら辺を開いて読んでみて面白そうかという印象で決めるべきでは、と提案します。

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    2024年08月04日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

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    人類は最終的に猿ではなく猫になるかもしれない。

    落合さんのアトリエの猫たちは、自動餌やり機、自動水やり機、自動トイレで自立していて、たまに落合さんが餌や水を補充するが、猫たちはそれを自覚しておらず、自然に湧いてくると思っているらしい。
    AI時代の人類も、ボタン一つでご飯が出てくる世界になるかもしれない。その裏には高度なコンピューターがあるにも関わらず。

    数学の概念は教育で身につけるしかない。
    直感的に理解しづらい例として、複利がある。
    どんなにコンピューターやAIが発達しても、母語と数学の学校教育は重要であり続ける。

    OpenAIのEmbeddings APIを使っていなかったら、エンベ

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    2024年05月31日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    革新的なアイデアを思いつくのは一部の天才だけだと思い、自分とは無縁なアイデアマンにずっと憧れていた。
    本書は、こんな先入観を覆してくれる一冊だと。

    結論から言うと、
    自分の"好きなもの"から妄想の種を拾い上げ、
    失敗を恐れず片っ端から手を動かそう!
    って感じかな。

    妄想を人に話したときにキョトンとされると、
    「あれ、この考え方ってイマイチかな?」
    って思っちゃうけど、実はこの"キョトン"が大事。
    納得されるような妄想なんて誰でも思いつくわけで、まずは人をキョトンとさせることが最初のステップという発想はすごく面白かった。

    思いついたことはやってみない

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    2024年01月30日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    大いなるイノベーションは、妄想から生まれる というのが本書の主張です

    イノベーションのスタート地点には、必ずしも解決すべき課題があるとは限らない
    課題解決型のやり方だけでは、予測不能な未来に対応するイノベーションを起こすことができない
    想像を超える未来を創るために必要なのは、それぞれ個人が抱く妄想だ

    妄想は、良いことなのか、悪いことなのかも判然としない。その先にあるのがユートピアなのか、ディストピアなのか、天国なのか地獄なのかもわからない
    それでもどうしても考えずにはいられないのが妄想だ
    役に立つかどうかという価値判断だけでなく、実現できるかどうかという判断も妄想とは無縁だ

    素人のように

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    2023年10月24日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    研究をする自分がコンサル出身の人が書くようなビジネス本を読んでも、どこかしっくりこなかったことが多かった。たぶん仕事の時間スケールや、仕事相手、何を重視するかが違うから。この本はその点読みやすかった。

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    2023年02月25日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    イノベーションは既知と既知の融合から生まれる。
    アイデアは手を動かす事で形になる。

    面白かったです。

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    2022年12月14日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    ネタバレ

    読書メモです。「手を動かし続けるのは才能」p120
    この手の示唆を最近よく耳にするので、この部分には刺さった。(とりあえずこれに関して思ったことをメモ書きすると)他のことよりも好きだから、手を動かしているのがそもそもの自然体(デフォルト)であって、それは「貪欲」という言葉はあてはまるけど、「努力」という言葉はあてはまらないのだと思った。

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    2022年09月25日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    ネタバレ

    ▪️序章
    ・課題解決型の真面目なやり方だけでは、予測不能な未来に対するイノベーションを起こせない。
    ・自分のやりたいことは何なのかを非真面目に考えること。
    ▪️第一章
    ・妄想は、世の中の役に立つかどうかや、実現可能かどうかは考慮しない。
    ・素人のように発想し、玄人として実行する。
    ・アイデアを形にするには玄人としての専門性や経験が必要。そのためには勉強や訓練が必要なのだが、重ねれば重ねるほど素人感覚が薄まりアイデアの可能性を狭めてしまう。
    ・悪魔のように細心に、天使のように大胆に。
    ▪️第二章
    ・モヤモヤしているアイデアをクレームとして切り出すことでアイデアの正体が掴める。
    ・クレームは仮説で

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    2022年05月04日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    「らしさ」にとらわれると妄想の幅を狭める。
    どんなことにも興味を示し、「既知」✖︎「既知」で誰も持ち合わせていない個性あるアイデアを創出できる。
    ケーススタディや実体験をもとに書かれていて読みやすく、さらに面白いこと、世の中がびっくりすることを自分でも生み出せるのでは?とワクワクした。
    営業しかしてこなかった自分がクリエイターになって、踠くなかで読んでよかった本。

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    2021年12月01日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    「妄想=根拠のない空想」ではなく、自分の興味や感情を起点にしたクリエイティブの源泉なのだと再認識できました。

    ▽3つのポイント
    ① 発想は素人のように自由に、仕上げは玄人のように緻密に
    ② 妄想は言語化して整理し、複数の「好き」を掛け合わせてオリジナリティを生み出す
    ③ ブレストは単なる数出しではなく、深いアイデアへと掘り下げるプロセスが重要

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    2025年09月10日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

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    AIでこれからの未来がどう変化していくか、という本。対談なので読みやすく、話が多岐に渡りとても興味深く読み終えた。
    2人の知識の幅広さに驚いた。
    チャットGPTを上手に使いこなせる事が必要不可欠な時代になるのだろうなと思う。効率的に物事を運んでそれによって生まれた余暇の時間をどうやって過ごすのか、みたいになるのかな。

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    2024年11月05日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    ちょうど仕事で企業における研究の意義、大義は何か、平たく言えば、自分の仕事の意味を考える時期で、何か社会に貢献できるものにつながらないものはダメ、という意識があったところに、やりたいこと、なんか面白そうなことだからやる、というまさに非真面目路線の考え方に触れられて、なるほどなぁ、と思うところが多かった。面白く楽しく仕事できていて、将来何かに化けるかもしれないものを少ないリソースでやってるのだから、企業と従業員でwin winじゃないですか?と言いたくなる反面、経営層は納得しないだろうなぁ、自分だったら納得しないなぁ、と思うところもある。真面目路線の思考回路が染み付いているので、逆に非真面目路線

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    2024年09月20日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

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    AIへの批判の多くが西洋の人間中心主義から来ているというのはその通りだと思う。

    落合氏の言葉は、いつも理解が難しいが、今回は暦本教授のナビゲートによって「人間中心主義から脱却して、デジタルネイチャーへ」という落合氏の考え方をよく理解することができた。

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    2024年08月10日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    ネタバレ

    発想は天使的(大胆)に、実行は悪魔的(細心)に。
    妄想は端的なクレーム(主張、表現)で言語化してみる。
    クレームは答えではなく、仮説である。したがって、検証していくものであるため、正解とは限らない。
    また、決着つけられるクレームであるべきで、正しいけれど曖昧な表現(高機能な、次世代の、効果的な、新しい、人に優しいなど)を使っていないかが重要。
    また単にジャンルややりたいことの表明ではなく、
    目的が必要なので,何でそうしたいのか、それでどうなるからやりたいのかまでを、端的な言葉にすることが大事。
    今も昔も先を見通せることはない。その中で、今わかっていることの解決のために準備に時間をかけても、当初

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    2023年01月29日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    落合陽一さんの師匠、暦本さん。
    暦本さんみたいな考え方の上司がいると、部下は働くの楽しくなるし創造力も育ってくんだよなあ。
    今はそういう上司じゃないので、読んでて そういえばこんな世界もあったんだってワクワクした。めげずに、やりたいことをいろいろ冒険したい。

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    2022年05月15日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    現在の最先端の技術を生み出してきた著者の発想法だが、他の分野の人でも十分役立つし、紹介されているエピソードが新鮮。妄想しやってみること、失敗から多くを学んぶこと。悪魔度と天使度、眼高手低、方向転換で天使度をあげるなど。

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    2022年05月08日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

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    ネタバレ

    本書では「アイデアの作り方」ではなく「想像を超えるアイデアの作り方」を示しています。未来を予測する課題解決型のイノベーションでは、予測の範囲を超えることはできないと著者は述べていて、必要なのは個人の抱く妄想=やりたいことであり、その妄想を形にしていくための考え方、ノウハウが語られています。
    著者の考えは アイデアは個人が生み出すもの と一貫している。個人の妄想が種であり、言語化して整理して、すぐやる。これを繰り返す。これは個人の孤独なプロセスであると言っている。この点は賛同するが、実行はなかなか難しいですね。

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    2022年05月03日