暦本純一のレビュー一覧

  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    購入済み

    妄想への寛容さ

    おもしろいアイデアを得るものとして、「妄想」の大切さが示されている。不真面目な、選択と集中での悲壮感とは異なる、発想の自由さ。会社組織では難しいことが多いが、イノベーションのスタートだと共感した。

    0
    2022年03月21日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    Sony CSLの副所長、東京大学情報学環の教授でもある暦本氏による本書は、アイデアの作り方というタイトル通り、著者がアイデアを具現化するプロセスと、その手法について紹介してくれている。
    クレームは仮説であるべき、アイデアはその個人が責任を持つべき、ブレストはワークしないなど金言が多く書かれており
    特に未知への好奇心を枯らさずにインプットを増やしていく、自分のやりたいことを見つけるには自分が今何に手を動かしているか考えるのが良い、と言った内容も非常に納得度が高い。
    読み易い一冊。

    0
    2022年01月04日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    読みやすい。20ぐらいの学生さんに読んでもらいたいと思ったけど、30代後半以上の人も答え合わせ的に読める。趣味的に妄想に取り組んで自己満足で終わらせてしまうことが個人的には多くて、職業研究者は主張までしないといけないわけだけど、そのへん暦本先生がどうやってるのか分かるので、そーゆー観点でも興味深い。

    0
    2021年12月28日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    失敗やダメ出しを怖がる人はそもそもアイディアの実行になかなか着手しない。
    結局は妄想力と実行力。踏ん切りがつかずPCの前で延々と机上の空論を続けて時期を逃し続けるようじゃダメ。

    0
    2021年09月19日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    2024.16th
    前々から落合陽一さんの書籍を読んでみたいと思ってたので、本屋で見つけた比較的新しくて読みやすそうな本書を選びました。
    最初は…え…(汗)意味不明。。途中で挫折しそうと思いながら読み進めてたんですが、よんでるうちに楽しくなってきました!
    以下面白かったところを挙げます!
    ●微分仏…なんやねん( ゚д゚)それ…。なんとなくいいたいことは分かりそうでやっぱり分からんw
    ●AIで死者を蘇らせることの是非…これはマジでいろんな問題孕んでそう。死生観云々は置いておいても、悪用のリスクが高そうかなと思いますね。
    ●エンベディング…これはなんとなく分かる!人文科学の見解の差(距離)を数値化

    0
    2024年08月29日
  • 2035年の人間の条件(マガジンハウス新書)

    Posted by ブクログ

    紹介されて読んだ。サラサラ読めたけど既知のことが多かったかな。最後のやりたいことをテクノロジーも使って楽しもうというメッセージは良かった。あと、これから分断がますます進みそうな中、AIがその間を繋いでくれそうという話も希望が持てた。

    0
    2024年07月07日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    なにか新しいことを発見する人は、みんなの想像を超える人。
    だからこそ、それを伝えたときにみんなには伝わらないことが多い。

    だけどそれでもめげずに自分を貫き通すことが大切だと思った。
    誰もが想像できることは、たいした発明にはならない。

    すごく腑に落ちた。

    0
    2024年03月05日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    <本のタイトル>
    妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    <本の紹介>
    ユーザーインターフェース研究の世界的第一人者によるアイデア発想法の決定版!
    「新しいことを生み出したい」すべての人へ!「妄想=やりたいこと」を実現するための思考と戦略

    <何が書いてあったか(誰でも書ける)>
    ・我々は現在の延長で物を考えがちである。
     イノベーションのスタート地点には、必ずしも解決したい課題があるとは限らない
     課題解決型の真面目なやり方だけでは、予測不可能な未来に対応するのは難しい
     想像を超える未来を創るために必要なのは、個人が抱く「妄想」である。

    ・自分の「やりたいこと」を考えて

    0
    2023年11月20日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    提示される事例は未来感があってワクワクさせる。

    肝心の主題は、うーんという感じ。
    どこかで聞き覚えのある主張の繰り返しにも感じられらる。(重要な金言だからこそなんだろうけど)

    タイトルは魅力的。

    0
    2023年07月27日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    目的を明確にした真面目な思考が必ずしも大きなアイデアにつながるわけではない。一見無駄なようなところから面白いと思うアイデアを引っ張ってくることを意識したい。百発百中とはいかないことが当たり前なのだから、とりあえず手数をどんどん増やしていくしかない。何か良いものをつかめてのなら、それに対して悪魔的な執着を見せること。
    また、アイデアの「責任」を負うのは、それを思いついた個人であるべきだ。この言葉が響いた。他人にアイデアを託すのではなく、自身が実行できる立場に移動しなければ、そのアイデアを実現させることは難しい。

    0
    2023年03月29日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    具体例が多く読んでいてイメージしやすいと感じた。
    面白いし学びは多かったけど帯に書いてあることは少し大袈裟かなという印象もある。
    以下学び。

    【言語化】
    ・whatや why を明確にするときには言語化が有効。howはビジュアルや絵など。

    【試行錯誤】
    ・とにかくやってみること。
     手を動かさずに考えていても何も出てこない。
    失敗をブラッシュアップしていくことで徐々に前に進むし、成功が近づいてくる。
     まずは行動。違ったらやめて別の方法を取る。もしくはきっぱり離れてしまう。
     兎にも角にも試行錯誤の「試行」から全ては始まる。

    0
    2023年02月14日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    最後の日本社会に対する問題提起の部分が、やや尻すぼみ感もあるが、
    前半はとても興味深い。


    1章
    素人のように発想し、玄人のように実行する
    悪魔のように細心に、天使のように大胆に
    アイデアマンになるためには妄想が1つのキー
    悪魔度のブラッシュアップはアウトソーシングできない?

    妄想が天使
    技術が悪魔

    2章
    p53 言語化していよいよ妄想を発信させる。
    whatとwhyから言語化する。

    p60 言語化の肝、クレーム。それを一言で言うと?
    海のものとも山のものとも状態でも、思い切って言語化してみる。あくまで仮説。
    クレームのポイントは、正しいけど曖昧な言葉で誤魔化さないこと。
    例 効果的

    0
    2022年12月12日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    ◆アイデアを「天使度(発想の大胆さ)」と「悪魔度(技術の高さ)」の二つの座標軸で評価する。
    ◆頭の中のアイデアをとにかく言語化することで、妄想は実現に向かって大きく動き出す。
    ◆新しいアイデアには、何かしら世の中のバランスを崩すようなところに価値がある。

    0
    2022年10月24日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    #メモ

    ##真面目と非真面目
    解決すべき課題から始まる真面目なやり方だけでは、予測できない未来に対応するイノベーションは生まれない。自分のやりたいこと=妄想はなんなのかを非真面目に考えてみるといいかも。

    ##天使度と悪魔度
    素人のように発想し、玄人として実行する。
    高名で年配の科学者ができるという時は正しくて、できないという時はたいてい間違い。
    天使度=発想の大胆さ、悪魔度=実現するために必要な技術レベルの高さ
    この2つの座標で研究テーマを分類してみる。

    ##言語化
    やりたいこと=クレームは一言で言い切る。答えではなく、正しいことを検証できる仮説で。
    アブスト=企画書。
    ・課題は何か?誰

    0
    2022年09月07日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    会社の同期に進められて購入した本。
    「妄想」という少しずらしたタイトルをしているが、言語化で整理する、アイデアは「既知×既知」など、発送方法論の中で正しいと言われてきている要素をしっかり踏襲しており、なるほどと感じる。
    そのうえで、
    ・「妄想」からはじめる=できそう/できなさそう、やるべき/やらないべきではなく、面白そうと思ったことから始めないと、イノベーションを生み出していくことは難しいだろう。選択と集中ばかりでは想定外の環境変化に対応できるような発明は生まれない。
    ・思いついたら、まず手を動かしてみる。
    このあたりは、新鮮な考え方であったし、なるほどと思わされた。

    自分の仕事に置き換える

    0
    2022年05月01日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    以前、講演を聞いたことのある暦本先生の最新の著作。

    アカデミック畑から様々なアイデアを生み出してきた経験から、「天使度と悪魔度」など、事業会社のそれとは一線を画した独特なフレームワークが提唱されていて、内容は面白かった。新しいアイデアの作り方が
    事例と一緒に紹介されていて、ボリュームも多すぎず、読みやすい。

    ただ、講演で得られた以上の内容があったかといえばそこまででもなかった。前提知識がある人が読むと物足りなく感じてしまう部分もあると思う。

    0
    2022年03月18日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    広告業界にいる自分としては、仕事で体感するような考え方からそんなに距離はなく、逆に言うと、あまり、新鮮さはなかった。正解よりも、妄想のジャンプを大切にする感じな、既知のアイデアの組み合わせから新しいアイデアをつくる話など。個人的には、この書籍を読んで、脇道にずれるが、ビットコインがあらためて、ビッグアイデアだなぁと感じた。既知の技術の組み合わせから、妄想とも言えるようなジャンプのある構想、野望、そして、クレームはシンプルに簡潔。

    0
    2022年03月01日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    素人のように発想し玄人のように実行する。
    アイディアは既知×既知、好き×好き×好き
    好きなことは手が動くこと。

    悪魔度(技術難易度)、天使度(発想の大胆さ)両方を満たすものがイノベーション


    既存の延長線上にある仕事を行いがちな開発者が読むべき一冊。

    0
    2022年01月23日
  • 妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     世に言われているイノベーションおよびその手法に対し、実際に多大なる業績を残している筆者が感じた違和感が書かせた本である。
     タイトルの「妄想する思考」「思考する手」とあるが本書を的確に言い表しているいる。すなわち、ものの見方を鍛えているからこそ見えてくるもの=妄想、試行錯誤という数多い手数を出す中でたまたま見つかる=偶然性、このふたつがなければイノベーションは起きないという事実である。
     世のイノベーション本は「たまたまうまくいきました」「少ないながらも共通事項はこれ」というところで踏みとどまっている。これは「生存者バイアス」に陥っている可能性が高く、本質が捉えれていない可能性が非常に高い。

    0
    2021年11月21日