本田宗一郎のレビュー一覧
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「今日より明日、明日より未来」
「仕事は常に新しくしなければならない。どんな仕事でも新しい目で取り組む」とあります。人生で新しいことへのチャレンジはとても大事なことです。
今日より明日、明日より未来と可能性を信じて従業員が仕事に取り組むことによってホンダが大企業までに発展した原点が描かれています。
本田さんの大切にされていることが従業員にも伝わっていると読んでいて感じました。
私も会社の未来への可能性だけでなく、自分自身の可能性、仲間の可能性を信じて新しいことにチャレンジしています。
「ふるさとグルメてらす」や「ずんだらぼ」「日本酒作り」のビジネスでもチャレンジの積み重ねで拡大していきました -
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ネタバレ備忘録
・自分が楽しみながら働くには、得手に帆あげて生きるのが最上。得意な分野で働くべし。上司は部下が何が得意かを見極め、人の配置を考えるべし。社員も能ある鷹は爪を出し、自分の得たものを上司に申告すること。そのためにはいち早く自分の得てを発見すべし。そのために職業適性等の診断テストや周囲の見解を参考にする。
・人の好み。人間関係でも人の好みときに下をしようとしたら、ついには自信を失ってしまう。しかし自身の能力を高めれば、人の好みはもう発言権を持つなくなるはずである。
・人生そのものを1つの事業にかける。
・上司の顔色ばかり伺って萎縮して生きるような人間は日進月歩の現代には通用しない。先輩のにら -
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ネタバレ給料ばかりで人は働けない
得意な分野で働け
謙虚だと周りが知恵を貸してくれる
自分をあきらめてはいけない
人を動かせる人は他人の気持ちになれる人
信用
→①人間愛②約束を守る③人に儲けさせる
→自分の人生と仕事を通じて
多くの人に恩恵を与える
時間はすべての生命
→金よりも時間
行動は全人格の表現
思想が行動の正否を決める
→行動には常に動機があり目的がある
→動機は目的はその人間の思想が組み立てる
→何をするかより何を考えているかが重要
若さをすごく大切に考えており、
老いる前に引退した。
自分のために一生懸命仕事をすることを伝えた。 -
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HONDAの創業者、本田宗一郎の一日一語的な語録集。
この人すげえ。最高な人生やなあと思いました。
世の中の基準や考えなんかくそくらえで、自分が正しいと思ったことを貫く。
そして自分がやりたいことに全霊をかけるといったところかっこいいです。
周りを見回して所作を決めるのでなく、自分はこうだからと言って自分の思うように生きているのが憧れます。
性格は温かみのある激烈な人だったようです
特にいいなと思ったこと
・技術は恋愛と同じである
・技術と芸術の共通点
・技術の根本は礼儀
・悩みを乗り越える喜び
・アイデアこそが人たらしめる
・もっとも必要なことは賢さでなく、人にものを聞いたときに喜んで -
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■ホンダ経営
A.人の知恵は、「見たり」「聞いたり」「試したり」の3 つから成る。
その中で、一番大切なのは「試したり」である。
B.全てのことは、人間を忘れては成り立たない。
技術屋にしても、人間を知らないような者は本当の技術屋ではない。
C.1 つの問題も、考え方によって様々な解釈ができる。
大きな失敗をした時は、暗く考えず、“明るい解釈”をすることだ。
そうすれば、次の段階への新たなエネルギーが引き出せる。
D.人間には、独創性と模倣性がある。
独創性は新しい物を創り、模倣性は流行を生む。
作る側は独創性を追わねばならないが、この独創性も、大衆の持っている模倣性からあまり離れすぎ -
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本田宗一郎について知りたくて読書。
著者の本を読んだのは初めてだ。いろいろな関係者やドキュメンタリーなどで見ることが大半だったので著者自身の著書は新鮮に感じる。1ページ1エピソードなので読みやすい。
感想としては、本田宗一郎という人間性が興味深い。豪快であり、人を引き付ける魅力があり、型破りな人物なんだと思う。
後半に出てくるマスキー法の話は「プロジェクトX」で取り上げられた有名な話であるが、若い人の成長が嬉しく、反省させられたという感想が印象に残る。
現場主義で常に好奇心を持ち、謙虚さも持っていたので66歳でスパっと退任してしまったのだろうと思う。世襲させず、2代目社長も60代前半で -
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本田宗一郎氏の、エッセイ。彼の人生哲学的な話が多い。
印象的だったのは、とても倫理観が強い人だなということ。企業と言えばお金を儲けることが第一義になりがちだが、事業が世の中の役に立たなければいけない、と考えている。また繰り返し述べられていたのは、国民一人一人がアイデアを生み出さないといけない、ということと、若い人を次々と起用し、年寄りは引くべきだということ。
彼は根っからの技術屋で、メカにかかわる仕事が大好きであった。好きこそものの上手なれで、夢中になって研究したその分野で実力を延ばし、日本が世界に誇る会社を作った。
やはり、抜きんでる人というのは、多方面に興味を持ち、サポートしてくれる人に囲 -
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ネタバレ本田宗一郎、ご存知の通り知らぬ方はいないであろう、本田技研工業の創業者である。学歴は尋常小学校卒のみ。
この本は、そんな本田さんの人生哲学が垣間見れる書籍である。十章に渡っていろいろな事について述べられている。
それでは順に紹介していこう
・ある日海外の取引先とお酒を飲んでいた本田さん、ところが相手が酒に弱く、入れ歯ごと洗面器の中に戻した。宿の女将がそれを厠に捨てた。
翌朝本田さんは、そのボットン便所の中に裸で入り、入れ歯を探し当てたそうだ。こんなこと本田さんは全然気にしないそうだ。
・本田技研工業がようやく隆盛になり、いよいよ工場を建てようと、日本各地を回ったそうだ。
宴会などでも