新井一二三のレビュー一覧

  • 青椒肉絲の絲、麻婆豆腐の麻 ――中国語の口福
    めちゃくちゃ面白かった!!!
    もちろん本のタイトルからも分かるように、言語から見た料理の解説、料理自体の作り方、歴史、習慣、言語なども面白いし、留学されていた時の思い出なども面白い。
    中国は広いし私の人生では本場の味は食べきれないだろうな…と思いつつも、明日拉条子作ってみようかなという気持ちになりま...続きを読む
  • 青椒肉絲の絲、麻婆豆腐の麻 ――中国語の口福
    中華料理を漢字から解説するありそうでなかった一冊。数多くの料理名を材料、調理法、味付けなどから語る。
    写真があったらなお良かった。
  • 青椒肉絲の絲、麻婆豆腐の麻 ――中国語の口福
    「中国語と中華料理の間には切っても切れない関係がある」
    そう著者が書いている。
    読んでいると、材料、材料の切り方、調理の仕方、なるほどなるほど!料理名からそれがどんなものか分かるんだ。おもしろい。

    台湾好きな父もきっと気に入っただろうな。
  • 中国語は楽しい ――華語から世界を眺める
    21世紀に入り、中国は大きな変化を経験したと言っていいだろう。私が子供の頃にならったBRICsという枠組みはもはやメディアで聞かなくなり、中国は経済成長中の一国から世界の覇権を握る経済大国になりつつある。著者である新井一二三氏の中国語概説書としての前著"中国語はおもしろい"が刊行されたのが確か200...続きを読む
  • 台湾物語 ──「麗しの島」の過去・現在・未来
    台湾入門の一冊として、また、旅行前に持っておいたほうがよい基礎的な知識が、歴史政治文化地域地理と多岐に渡りわかりやすくバイアスがない視点で網羅されているため得やすく、トラベルガイドとしてもわくわくする良書。
    以前は台北と台北以外という区別しかなかったこと、
    台南の文化的ステータス、台南は台湾のボスト...続きを読む
  • 台湾物語 ──「麗しの島」の過去・現在・未来
    台湾の歴史、地理を複眼的な視点から書かれた良作。親日一辺倒ではない台湾の現在を知るのに最適。

    台湾旅行のお供に是非。台湾でも多くの著作のあるという筆者。台湾の過去から現在まで、決して親日だけではない、日本では報道されない事情も含め台湾という国を多面的に描いた作品。

    筆者の台湾愛と客観的な記述のバ...続きを読む
  • 中国語は楽しい ――華語から世界を眺める
    マンネリ中国語学習者の気持ちに寄り添ってくれるような本でした。少しでも日常にいかせたら楽しい!それで十分!そんな前向きになる本でした!ありがとう作者!
  • 中国語は楽しい ――華語から世界を眺める
    中国語に関する概説を世界のあらゆる場所から説いた本。台湾の台湾語と香港の広東語の対比が興味深かった。
  • 台湾物語 ──「麗しの島」の過去・現在・未来
    もとからそこにいた人の生活の上を様々なものがとおりすぎる
    オランダ、中国、日本、アメリカもやってきた
    混じり合うのは面白いけど、強制されると悲劇
    著者が実際に聞いた話し、見たものをいろ紹介してくれるので移り変わりが見えるようで面白い

    この土地が経験したことを活かして、違うもの同士が、奪い合うのでな...続きを読む
  • 台湾物語 ──「麗しの島」の過去・現在・未来
    最近台北を訪問して台湾びいきになった欲目も入っているかも知れないが、台湾の歴史、民族、風俗を過不足なくまとめた良本。

    著者が「叙情的な評論」を狙ったというのがよくわかる。

    ゆっくり時間をかけて台湾1週旅行をしてみたい。
  • 中国語はおもしろい
    日本人の自分にとって、日本語、英語にプラスして中国語を学ぶことで世界がもっと広がるのが実感できた本。
    中国語の発音は快楽であると。中国人観光客の会話がうるさい、というメディア報道とは全然違う、と思った。
    言語だけでなく、中国人の生活習慣や思考についても知れて、これまで驚いた中国人の言動の背景に思いを...続きを読む
  • 中国語はおもしろい
    語学本と言うより、おもしろい語学手前本です。世界の華人ネットワークの凄さに圧倒されます。日本人は海外で世話したりされたりっていうネットワークはないですよね(ただこの本に出てくる中国人って裕福で外国に出ていける人) 中国語を話せば、肌の色関係なく中国人と見なされ、世界中のチャイナタウンを活用していける...続きを読む
  • 中国語はおもしろい
    中国語を勉強してみたいな、と思っていたのですが、タイトルからして何がおもしろいのか?が知りたくて購入。
    少々読みにくい箇所もあったような気がするが、語学についてだけでなく、歴史やら中国の人の言葉からくる発想の違い、文化、食事etcと情報が満載で、とても良い本でした。
    自分の知りたかった中国ってどんな...続きを読む
  • 中国語は楽しい ――華語から世界を眺める
    現在明治大学で中国語を教えていらっしゃり、以前は香港、台湾、北京、上海などの新聞や雑誌に中国語のエッセイや評論を書いたりしていらした著者。
    著者の「中国語って本当に楽しい!」に溢れた著書で、同じように中国語の魅力に取り憑かれた私も楽しく嬉しく読みました。

    私が中国語を学び始めたきっかけは「キングダ...続きを読む
  • 台湾物語 ──「麗しの島」の過去・現在・未来
    新井さんが中国語文学でいう「雑文」—叙情性を備えた評論文を指す—を目指しているとおっしゃっているように、台湾の歴史、言葉、神さま、建築、地名などのテーマがとってもわかりやすく心にすっと入ってきます。
    台湾の過去・現在・未来。
    いろんなバックグラウンドを持つ人達がいて、日本がかかわる...続きを読む
  • 青椒肉絲の絲、麻婆豆腐の麻 ――中国語の口福
    中国料理大好き、町中華大好き、中華街大好きな私にはわくわくや「へえ〜」がいっぱいでした!
    日本でどれだけ本場の中国料理といっても、海外で和食を食べるようなものだから、きっと全然違うんだろうな。
    いつか中国に行ってその土地で育った食材、その土地で作られた調味料を使ったごはんが食べたいな
  • 中国語はおもしろい
    世に溢れる中華料理や発展して未来都市になったような中国の諸都市に魅了され、中国語を学ぼうと思い立つはいいが何度も挫折している。大概は日本語とあまりにも違う音韻体系に壁があり、文法まで辿り着かない。ならばモチベーションを上げるしかないと、ド直球なタイトルの本書を手に取ってみることにした。一体中国語の何...続きを読む
  • 台湾物語 ──「麗しの島」の過去・現在・未来
    歴史の解説や今の台湾の様子などがバランスよく書かれ、面白くてぐいぐいと読み進めてしまった。
    これを読んでから台湾を訪れたら、一層楽しめるはず。
  • 中国語は楽しい ――華語から世界を眺める
    基本的には中国語を軸としたエッセイ、という感じであるが、第七章の香港の言語革命は本書中の白眉。香港の大陸化と戦う人々はそれまで話し言葉であった粤語(えつご、香港で話される広東語)を暗号としての言語に昇華させる為、書き言葉(粤語白話文)としての機能を大きく備えさせた。香港人の知性と不屈の精神を感じさせ...続きを読む
  • 中国語はおもしろい
    著者の中国語への愛に溢れた本だった。
    中国語を習得することによる可能性の広がりを説明してくださり、楽しかった。
    英語だけでなく、それに加えて中国語を学ぶ価値はやはりある。中国語学習、どれだけ時間がかかっても、これからも頑張ろうと思えた。
    語学力は奪われないというのが印象的。