編乃肌のレビュー一覧
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驚きの展開
いま国会でLGBT法案が審議されているが、「可愛らしい女装男子」というのはたしかに以前からテーマとしては取り上げられてきた。しかし作品冒頭からのいきなりの展開にちょっと驚いてしまった。小説にして漫画にしても、冒頭部分のつかみが大切だが、この作品はそれを十分クリアしている。絵柄もしっかりと可愛らしく描かれている。
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超人気美少女モデルhikaru。その中身は冴えない男子高校生・晴間光輝。彼はある日掃除ロッカーの中から、雨宮さんが超可愛い事を発見。
二人の関係性の変化、そして彼女が徐々に自信を持ってゆく様子がコメディ風に描かれており、楽しめました。
普段は目立たないけど、実は超有名という主人公の設定。そしてこの設定があるからこその、自分がかわいすぎて他の女子に興味が持てない、という主人公の性格と、それを軸にした展開が独特で良かったです。
ただ、幾つかのエピソードがなんともあっさりした印象だったのは残念。例えば、写真のエピソードで最後いい写真が取れる部分や、メガネを外す葛藤など、もっとじっくり描いて欲しかった -
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Posted by ブクログ
ネタバレ表紙絵は作中最後に登場した「あれ」なのかなと思いつつ。
副題でネタバレしているし、そもそも実咲くんが気持ちを全く隠していないので(しかし持ち前の初心さでスルーしていくみどり)二人がどう引っ付くのか、その過程と結末を楽しみに読んだ。
サブキャラたちにもバレているのに、みどりにだけ通じてないんだもの、実咲くんを応援したくなるほど。
彼、慎重すぎてヘタレだったし。
みどりが、いざというとき行動的なのもあるけど。
無事のゴール、おめでとうございます!
二人の恋の行方も楽しみでありながら、サブキャラたちの深掘りも興味深かった2巻。
仲良しコンビのまさかの喧嘩にびっくりしたり、潤くんの忘れられない恋に -
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ネタバレ割と分かりやすい態度を取っている実咲くんだけど、みどりには届いていない模様。
みどりは初恋だから仕方ない部分はあるけれども、他のことはスマートにこなす実咲くん、案外みどりに対しては最善手が打てていない。
あそこで変に遠慮するから伝わらないんだぞ、とラストを読んで思ったり。
彼にとって出会ったそのときから大事な子なことは変わりないけれども。
誉様は占い師か何かかと思っていたら違ったし、社長候補ってもしかして実咲くんのことかと思ったら(対外的には間違いないかもしれないが)別人も出てきたりと予想がなかなか当たらなくて、面白かった。
植物モリモリ、美味しいお料理も添えて二人の恋模様をのんびり見守る感 -
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もう少し
タイトルからドタバタコメディかと思いきやヒロインがお転婆な普通のファンタジーでした。ヒーローが訳ありっぽいところから徐々に謎が明かされていきます。故郷に帰る辺りまで書かれていたら良かったな〜と思います。
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ヒーローの想いが切なかった。
少し読み進めればヒーローの身に何があるのかは察せられます。それでも何年もそれを気力だけで押さえ付けてきたヒーローは凄いし、ヒロインへの想いの深さが窺えました。途中ヒーローとヒロイン両方の想いやもどかしさとか色々と切なかったです。
最後2人が想いを伝え合った後はもう少し甘々なデレ要素が有れば前半の苦悩とのギャップでキュンと出来たなぁと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんと意外と面白かった✨
内容はよくある怪談話なんだけど、そこに霊が見えるアシスタント・「コマ」こと二葉。霊感はないけれど、ある時期から怪夢を視る語り部・百物語レイジ。
これらが合わさったら面白かった!
途中、蒼乃ランプくんの五月蠅さには密かに辟易するけど(笑)、あの盲信的な愛が彼の魅力なのかなー。
あとは喫茶「まちびと」のマスター、万世さんもカッコいい✨
あとは、ここ好き!
この2人の関係性見て!(笑)
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「……俺のアシスタントとしてまだ働く気があるなら、いくらでも連れていってやる。ただし、今回は今まで以上にこき使うからな」
「も、もちろん! 精一杯働きます!」
「それと -
ネタバレ 購入済み
レイスがスーにひどい態度を取るのは理由が・・・ときて、途中で悪魔が、となったらもう予想はついたけど(笑)
サクサクと話が進み、あっという間に終わりがきたなと感じたけど、なかなかよくできた作品だったと思う。
理不尽で苛酷な運命に翻弄されてしまって、レイスは本当にお気の毒。ま、逆恨みするような輩は本当に迷惑で、だからこそ愛されないのだということに気付くべきでしょうが。
最後は作者が甘くした、と書いてあったけど、もっと甘くても良かったと思う。なので星ひとつマイナスかな。
叶うならば領内へ戻った時の話も少しあれば楽しかったかなと。
でも、読後感も良いしイイ買い物したなという気分(笑)