あらすじ
治癒の力を持つ聖女候補のルーア。しかし彼女の能力には欠点があり、症状を自分に移して治癒するため、自身に痛みや苦しさが伴うものだった。
そんな彼女を欠陥扱いする聖女候補たちだったが、親友のアリアンだけはいつも庇ってくれていた。
ある日、ルーアが想いを寄せる騎士団長のガロットが瀕死の状態に。彼の傷を完治させたルーアは、能力の限界で生死の境を彷徨う。
しかし目覚めた時、手柄はすべてアリアンのものになり、ガロットとアリアンの婚約が決まっていた。アリアンの本性を目の当たりにし、ガロットからも冷たく当たられる。
絶望し、もう誰も癒さないと誓ったルーア。そこに第二王子スウェンが、「君を貶しめてきた奴等に復讐をしないか」と持ちかける。
彼女は隠していたもうひとつの能力──これまで癒した症状を他人に与える加虐能力──を使い、スウェンと手を組んで"聖女"ではなく"悪女"として新しい人生を始める。
感情タグBEST3
匿名
親友だと思っていたアリアンが、実はいじめを裏で操っていたなんて!
ルーア気の毒です。
気を失っていたガロットは、アリアンが治してくれたと思い込んでも仕方ないけど、なんだかモヤモヤします。
王子とルーアは以前にあった事があるみたい。
ルーアは、ガロットと恋に落ちると思ってましたが、もしかして恋の相手は王子かな。
眼福
舞踏会に出る女の子はみんなお姫様ですよね、この回はまるでシンデレラのようで見惚れます。
スウェンが欲しい言葉を言ってくれる。癒されます。