あらすじ
夜にしかたどり着けないお店に動くぬいぐるみ!?
イベント企画会社で働く守里は、仕事のことでストレスが溜まり、毎晩なかなか眠れずお疲れモード。
そんな守里はある日、電車を乗り過ごし降りた街で、『ぐっすりカフェ』という謎のカフェに出会う。
そんなちょっと不思議なカフェを舞台にした、眠れない夜にお届けする、短編連作ほっこり安眠ストーリー。
プロローグ
一話 真夜中の出会い
二話 三日月とウサギ
三話 悪夢の正体
四話 月夜のおまじない
五話 祈りの朝
エピローグ
■著者
編乃肌(あみの・はだ)
石川県在住。なんでも興味のある雑食系。主に小説投稿サイト『小説家になろう』で活動中。『第2回お仕事小説コン』で本作が特別賞を受賞し、『花屋「ゆめゆめ」で不思議な花束を』で商業出版デビューし、シリーズ3作品を発行。著書に『金沢あまやどり茶房』(アルファポリス)、『鬼の若様と偽り政略結婚』全3巻(スターツ出版)、『世界で一番『可愛い』雨宮さん、二番目は俺。』1~2巻(マイクロマガジン社)などがある。
■イラストレーター
みっ君
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Posted by ブクログ
この本の中ではぬいぐるみが出てきて、そのぬいぐるみは話せるということが起こっているのですが、読んでいると、小さい時の記憶を思い出した
ぬいぐるみと話すということは子供にとって1つの夢であり、ぬいぐるみに話しかけながらぬいぐるみさん話さないかなぁってままごとやってたのを思い出したんです。
私にとってこの1冊は、そういう小さい時の記憶を思い出させてくれた、大人になって忘れかけていた大切なものを思い出させてくれた、そんな1冊になりました。
あと、表紙がすごく可愛いのですが、話に出てくるキャラクター達のキャラクター性も可愛くて、ほんとに癒されます、寝る前の読書におすすめの本です。
Posted by ブクログ
満月珈琲店みたいなイメージなのかなって
思ったが、とってもかわいいぬいぐるみたちが登場して、メルヘンチックな物語。
夜寝られない者たちがたどり着くカフェで
一人ひとりに寄り添いができるカフェと出会いたいと思った。
Posted by ブクログ
読んだ人向けの共感してほしい感想です。もちろん、読んでない人もどうぞ。
最近寝付きが悪い私が、是非行きたいカフェですねー。
楓と梢の兄妹仲が羨ましい。いい妹といいぬいぐるみ?持って良かったっすね、楓さん。
じんと来ました。すごくいいお話です。
お菓子や食事の成分の勉強になります(笑)
Posted by ブクログ
夜にしか辿り着けないカフェ。可愛らしいぬいぐるみが動いたり喋ったりする描写はファンタジーっぽくて好き。登場する食べ物や飲み物の描写も匂いまで伝わってくる。ぬいぐるみが動くっていうのが私の好みドンピシャなので、凄く楽しく読めました。でも現代を舞台にした小説が好きな人には、ぬいぐるみが動いたり喋ったりするのが苦手かもしれない。私はこういうの凄く好きですけどね。
Posted by ブクログ
表紙の可愛いぬいぐるみたちに惹かれて読みました〜
ぬいぐるみたちがとても可愛いです!!!!
特に推しはユニコーンのボネです!!!
のんびりした口調が可愛すぎます!
おっとり末っ子って感じです。
スフレは長女って感じで、おませな感じが可愛いです!
タルトは長男だけど、お姉ちゃんには頭の上がらない優しい子って感じです!!
夜にだけ現れる不思議なカフェ
訪れると不眠の原因が取り除かれ、お土産のサシェでほどよい睡眠をあたえてくれる……
おしゃべりなぬいぐるみたちが接客する摩訶不思議なカフェ……
行ってみたいです!!
不眠じゃないけど、行ってみたいです!!
まもりさん、連れてって〜
Posted by ブクログ
ぬいぐるみが店員さんのカフェとか最高。ほっこりした物語でした。
眠りにそんな困ってはないけど、「ぐっすり寝たなぁ」って気持ちで朝起きたいな。
Posted by ブクログ
カフェの設定に戸惑った(汗)喫茶ドードー系(ひとりでゆっくりできるカフェ?)かと思ったが、違った。プチ不思議ワールドだった。
憧れの広告業界に就職した守里。なのに、思うように仕事ができず、ハラスメントや後輩の態度に悩む日々。そんな中、出会ったカフェ。なぜだかぬいぐるみに接客を受け、出てきたメニューは眠るのにぴったりなもの。こういうの、いいな。守里を中心に、眠れない子羊(子ばかりでもないか)がこのカフェにたどり着く。
歳を取るごとに思うが、「いい人」ってそんなに得しない気がする。昔は、結局はトントンになる、と信じていた。でも、”気にしない(ならない)””我が強い”人の方が幸せなような・・?