森元斎のレビュー一覧

  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    「非暴力」という言葉になんとなくモヤモヤしてたので読んだ。
    非暴力と言われているガンジーや、キング牧師もその一面として非暴力があり、完全非暴力ではないことを知った。もちろん暴力は避けて通ることが望ましいのだが、じぶんの命を守るためには権力に対して戦術的に暴力をちらつかせることは肯定できると思った

    0
    2025年07月04日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    想像していた内容とはギャップがあったが筆致が軽やかで読み進めやすかった
    ある意味アナキズムの系譜を体系的に理解できて良かった

    0
    2025年06月19日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    人を傷つける気はさらさらないが、権威やヒエラルキー的な構造には常に疑いの目を向けていたい。それは、自分にとって正当な暴力になり得るかもしれない。

    0
    2024年08月01日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    アナーキズム、とユートピア思想についての、刺激に満ちた入門書です。参考文献も多く紹介されていて便利です。

    0
    2023年05月29日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    著名なアナキストたちがどんな人生を送ったか、どんな思想を持っていたかを残した作品。まさしく入門。左翼の中では本流となれず、インターナショナルでもアナキズムが迫害されているのは心が痛んだ。しかしアナキズムってかなりの部分性善説に依拠していると感じ、実社会では限界もあると感じる。理想は素晴らしいが。

    0
    2021年02月09日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    2024.7.21
    国家権力は暴力
    徴税、警察
    暴力はいけない。→何なのか?
    2023年税収は過去1
    強制接 摂食と言う暴力

    0
    2024年11月02日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白いじゃん!
    所謂僕らが想像する『暴力』とは分けて考えておいた方が良いけど,思想として,ワクワクするじゃないか!Rockだねぇ!
    そして,所謂正統派のcommunismって,Anarchismとすごく近いところにいるんだなぁって言うかそうだと思ってたの,Anarchismだったんじゃん?と.
    ソ連や中国の「共産党」という名のクソみたいな紛い物の悪魔にとんでもないクソイメージを世界中にばら撒かれて,アメリカはじめ資本主義のクソ野郎共に拡大再生産され続けた結果,今や見る影もない,死に体の,いや,お前はすでに死んでいる状態のcommunismは,地べたのAnarchismに変装して生き

    0
    2024年10月02日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大変おもしろく読んだ。

    端的に言って「否定すべき暴力と、肯定せざるを得ない暴力がある」というのが本書の主張である。
    その通りだ。その通りであるのだが、ここには重要な前置きが必要である。それは主にヒエラルキーの話だ。ヒエラルキーの上からの暴力と、下からの暴力では、その意味合いはまったく異なる。
    また、「国家対国家」というレイヤーにこの暴力論を当てはめるのも大変危険である。それはともすれば、軍拡競争につながるからだ。

    著者の専門はアナキズム。そう言われれば、本書における暴力の目線がわかるだろう。権力への抵抗である。非暴力を貫いた先に民衆の破滅があるのなら、一時的に、限定的にでも暴力を扱う、ある

    0
    2024年08月06日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    アナキズムの入門書としてまとまっていると思いました。
    やっぱりグレーバーの影響力って大きいですね。亡くなったのがとても残念。
    まずは誰のために「働いている」のかってところを再考すべきだと思うのですが、皆さんあんまり疑問を持っておられないようで・・ 資本主義は生き残りのためにますます一極集中に邁進し、人々に負債を押しつけて搾取を続けていくのでしょう。子ども食堂のような相互扶助のシステムを評価しているようなふりをしながら、それらがコミュニティーセンターとして機能するようになれば潰しにかかるかもしれません。いかにして地方に分散した拠点を作るか、ですかね。

    0
    2024年04月06日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    暴力反対!
    非暴力以外は認めない!と短絡的に考えてしまう方は、プーチンのウクライナ侵攻を止めるために、国家と国民を差し出せば良いと考えているのだろうか?

    暴力とは何か?
    一般論として、いまは腕力により他者に害をなすことだけが暴力だと考えている人は少ないと思う。
    でも、短絡的に暴力は良くないと考える人は多いような気がする。
    プーチンの侵攻に対して闘う武力の行使は、暴力なのか?
    イスラエルのガザ侵攻は、暴力なのか?
    国による国民財産の強制的な剥奪(税ともいう)はどうか?など、現実問題として人類の歴史の中で綿々と続く暴力について、歴史、過去の議論を踏まえ考察する。
    暴力反対と安易に考える人は、暴力

    0
    2024年04月04日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

    Posted by ブクログ

    どこかの書評で見たのと、帯のコメントに惹かれて。暴力と聞くと、反射的に”反対!”って思い浮かんでしまうクチなので、書店で見たときはちょっと敬遠してしまったんだけど、そういう短絡的な判断は良くないな、と改めて。当たり前なんだけど、暴力全般を是としている訳もなく、理不尽なハラスメント的力に対して、最低限の力は必要だよな、って話。両方向を”暴力”で表してしまうから分かりづらいのであって、上からの”暴”力に対し、下からは”防”力とでも記せば、意義が分かりやすくて良いのかも。今書きながら思いついたんだけど、なかなかのナイスアイデアだな、これ。

    0
    2024年03月27日
  • もう革命しかないもんね

    Posted by ブクログ

    里山に移住した哲学者でアナキストによる、生き方の入門書。実体験を基に軽妙洒脱な文章ですらすら読めて笑える。もっと気軽に気楽に行きたいと思ってる自分にとって、とてもためになる。別著も併せて読むとアナーキーは無秩序ではないということがよく分かります。

    0
    2023年04月10日
  • もう革命しかないもんね

    Posted by ブクログ

    里山地域に移住した著者が、生活と哲学を交えた実践的な話が綴られています。

    現代では、様々な技術が発展し、たくさんの選択肢があります。そんな中で世間体を気にせずに、やりたいことに挑戦をしたいと思わせてくれる本でした。

    0
    2022年10月02日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    色々な意味で息苦しい世の中だなと思っていた時、ふと話に上ったアナキズムについて知るために読みました。紹介されているアナキスト5人は経歴も方法論も異なるけれど、ただ1点、優しい心の持ち主であることは共通していて、単に無政府主義と捉えていた見方が変わりました。

    0
    2022年06月20日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

     サクサク読める平易な文体ながら、アナキズムの入口の淵を覗きこむことができるとともに次に読む一冊まで見つかる。

     自分の身の回りの社会に疑問を持ち始めた方にオススメ。

    0
    2021年03月01日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    門外漢が興味を持つのにはいいと思う。口語調なので、新書を読むことが苦手な人にも抵抗はないと感じる。

    アナーキーというと、パンクだったり暴力的で無秩序というイメージだったが、国家に頼らず合議制で決めていく等と目から鱗が落ちることが多かった。

    意外だったのは、登場人物のふたりが地理に通じており、文理が分かれる前には歴史や地学など、総合的な学問で、営業を与えたかもしれないと言うこと。

    0
    2021年01月08日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    アナキズムの入門書として、著名なアナキスト5人の人生を伝記の様に学べる。フランス革命、パリコミューン成立、ロシア革命を完全に理解すればさらに深く理解出来そう。

    0
    2024年08月01日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    アナキズムがどのようにして生まれて、どう広がっていったのか、各重要人物の人生を追っていく形で解説されていた。
    何を勉強するにも全ては歴史があると最近ようやく理解できてきた気がする。

    アナーキーは無秩序主義とされてしまうが、もともとはアナルシーというギリシャ起源の言葉で「無権力」という意味だった。
    それが、今になって形が変わっていったそう。

    そう考えると、アナキズムと共産主義は似ているなぁと感じたが、
    両者の違いは共産主義はどこまでいっても国家という権力が存在しているが、アナキズムは最初から国家という権力は最初からは必要ないという違いなのだろう。
    もっと深くは異なるのだろうけど、今の段階では

    0
    2021年11月21日
  • アナキズム入門

    Posted by ブクログ

    アナキズムに関する入門書。プルードン、バクーニン、クロポトキンといった有名人だけではなく、ルクリュやマフノといったあまり情報のないアナキストの評伝も含まれている。それぞれのアナキストの思想と生涯について、興味深いエピソードを交えて読みやすい文章で記載されている。アナキズムの入門書としてとっつきやすいけど、系統だったテキストとしてはやや物足りないかな。ローカルではしばしば成功するかに見えるけど国家レベルでは必ず敗退しているアナキズムの限界を解明してくれる本ってないんですかね。

    0
    2017年05月03日