森元斎のレビュー一覧

  • アナキズム入門

    匿名

    購入済み

    素晴らしい

    よく整理されていて理解できました。
    関連著作をこれから読んでいきたいと思いますが
    最良のブックガイドになる本だと思いました

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    2026年03月02日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    「極・中道」(エキストリーム・センター)という言葉を聞いて、この本に辿り着いた。
    よかった。
    ヒエラルキーの上からの暴力は断固否定されるべきだが、下からの暴力は抵抗のためだからダメとは言えない。そりゃそうだ!
    権力者を批判してはいけない風潮って、いったい何言ってんのって感じだ。

    「各人はその能力に応じて、各人はその必要に応じて!」(マルクス『ゴータ綱領批判』より)

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    2025年12月08日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    「非暴力」という言葉になんとなくモヤモヤしてたので読んだ。
    非暴力と言われているガンジーや、キング牧師もその一面として非暴力があり、完全非暴力ではないことを知った。もちろん暴力は避けて通ることが望ましいのだが、じぶんの命を守るためには権力に対して戦術的に暴力をちらつかせることは肯定できると思った

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    2025年07月04日
  • アナキズム入門

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    想像していた内容とはギャップがあったが筆致が軽やかで読み進めやすかった
    ある意味アナキズムの系譜を体系的に理解できて良かった

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    2025年06月19日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    人を傷つける気はさらさらないが、権威やヒエラルキー的な構造には常に疑いの目を向けていたい。それは、自分にとって正当な暴力になり得るかもしれない。

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    2024年08月01日
  • アナキズム入門

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    アナーキズム、とユートピア思想についての、刺激に満ちた入門書です。参考文献も多く紹介されていて便利です。

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    2023年05月29日
  • アナキズム入門

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    著名なアナキストたちがどんな人生を送ったか、どんな思想を持っていたかを残した作品。まさしく入門。左翼の中では本流となれず、インターナショナルでもアナキズムが迫害されているのは心が痛んだ。しかしアナキズムってかなりの部分性善説に依拠していると感じ、実社会では限界もあると感じる。理想は素晴らしいが。

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    2021年02月09日
  • アナキズム入門

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    ちょい軽めのバイブスで語られるアナキズム・アベンジャーズ(わたしはクロポトキン、ルクリュ推し)


    世界がまたも軍事による緊張状態にある中、いまこそ読むべきタイミングだと思って手に取りました。プルードン、バクーニン、クロポトキン、ルクリュ、マフノ。これら19世紀から20世紀のアナキストたちがいかにして権威に反抗し、自律した社会をめざしたかを紹介した本です。聖人、暴れん坊、変わり者など各々のキャラクターも色とりどり、推し活できそうなほど役者が揃っています。

    『アナキズム入門』というタイトルや、ちくま新書のレーベルイメージから感じるようなお硬さはまったくありません。とてもくだけた文体で読みやすかったです。どれくらいくだけているかというと〝なんか、ムカつく〟が平気で出てくるくらいカジュアル。いい意味でとても軽々しいです。ノリで歌の歌詞を文中にぶっこんだり(ディアンジェロ、Suchmos、ゆらゆら帝国など)、時に博多弁まじりだったりとおふざけもしばしば。

    クセ強な文体ですが、わたしは好感が持てました。著者は文章からも権威的な堅苦しさを抜きさることで、文体も含めてまるごとアナキストであろうとしているかのように感じたからです。語りかけるようであり、かつ詩的なバイブスを感じます。

    しかし、だからこそこの手の文体は怖いとも思います。初心者に寄りそうような親しみやすさの裏側で、危険な魅力に満ちているので、プロパガンダ的にコロッと影響されてしまいかねないのです。実際にこの本は、読者との距離をガンガンに詰めてこようとする著者のエネルギーを感じます。こちらのガードが追いつかず、心の芯を右ストレートで打ち抜かれてしまいかねない。もしわたしが10〜20代でこの本を読んだら、1Rノックアウトで著者に心酔しただろうな、とすら思いました。

    著者が繰り出すキラーフレーズもたくさん。
    〝当たり前のことを、制度でできなくさせて、考えないで済むようにしむけ、しかし金だけは吸いつくし、国家だけが肥える〟
    〝本当はみんなアナキスト〟
    〝私たちは虫である、動物である、人間である、自然である。ただ生きている。生そのもののあり方、それがアナルコ・コミュニズム〟
    etc、etc…
    著者が放つ軽妙で快活なエネルギーは、やばいです。人たらしなんだろうなあ。究極の助け合いを目指すアナキストたるもの、人たらしでないやっていけないかもなあ、なんて思いました。

    自然であることこそ、アナキズムだという考えにはうなずくものがありました。アナキズムは自然、そういう意味ではナチュラリズムとも結びつきます。国というシステムは、地球が用意したものではありません。人間が作り上げた概念です。地に足をつける。自分が触れているこの大地は「国土」ではない、本来はただただ大いなる自然である大地だった。国があることが当たり前すぎて、国がない生活というものを具体的に思い浮かべることが、今のわたしにとっては難しいですが、動物の社会や未開地域の人々の社会が想像のヒントになりえます。

    人類史上はじめての革命であるフランス革命、そしてロシア革命へと続く権威をひっくり返した革命の歴史を知ることができましたし、文化人類学や地理学とも密接な関係にあるアナキズムのその根本的な考えも学べて、いい読書になりました。見返りをもとめないまま与える〝互酬性のない贈与の関係〟、わたしもチャレンジしていきたいと思います。まずは第一歩、飲食店のトイレでペーパーが切れそうになったら積極的に新しいペーパーを用意しよう、とか(笑)。資本主義のせいでケチがうまれ、助け合うことができなくなるから、お金も心もケチになってしまわないように、とか。

    武装、戦闘による革命をわたしは望みません。なんの因果か、SNSのタイムラインで流れてきた、いとうせいこうが先日ライブで放ったこの言葉を最後に。

    「戦争反対!革命上等!非暴力上等!」

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    2026年03月09日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    2024.7.21
    国家権力は暴力
    徴税、警察
    暴力はいけない。→何なのか?
    2023年税収は過去1
    強制接 摂食と言う暴力

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    2024年11月02日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    めちゃくちゃ面白いじゃん!
    所謂僕らが想像する『暴力』とは分けて考えておいた方が良いけど,思想として,ワクワクするじゃないか!Rockだねぇ!
    そして,所謂正統派のcommunismって,Anarchismとすごく近いところにいるんだなぁって言うかそうだと思ってたの,Anarchismだったんじゃん?と.
    ソ連や中国の「共産党」という名のクソみたいな紛い物の悪魔にとんでもないクソイメージを世界中にばら撒かれて,アメリカはじめ資本主義のクソ野郎共に拡大再生産され続けた結果,今や見る影もない,死に体の,いや,お前はすでに死んでいる状態のcommunismは,地べたのAnarchismに変装して生き続けているってことなのかねぇ?
    誰かに手を差し伸べること,差し伸べざるを得ない心,それこそが社会の「基本」であるって考えたら,もっと人は繋がれるし,闘えるんじゃないかと,そんな清々しいまでの青臭い情熱が蘇ったりして,久しぶりにスカッとした気分で眠れるわ!

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    2024年10月02日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    ネタバレ

    大変おもしろく読んだ。

    端的に言って「否定すべき暴力と、肯定せざるを得ない暴力がある」というのが本書の主張である。
    その通りだ。その通りであるのだが、ここには重要な前置きが必要である。それは主にヒエラルキーの話だ。ヒエラルキーの上からの暴力と、下からの暴力では、その意味合いはまったく異なる。
    また、「国家対国家」というレイヤーにこの暴力論を当てはめるのも大変危険である。それはともすれば、軍拡競争につながるからだ。

    著者の専門はアナキズム。そう言われれば、本書における暴力の目線がわかるだろう。権力への抵抗である。非暴力を貫いた先に民衆の破滅があるのなら、一時的に、限定的にでも暴力を扱う、あるいはちらつかせる必要に迫られる。それは本書で紹介されるアパルトヘイト撤廃への道のりの例が大変わかりやすい。
    当初、マンデラたちは非暴力で訴えるが、どれだけ言っても抵抗しても何も変わらない。しかしその間も、人種差別という暴力がやむことはないのだ。ヒエラルキー上位からの暴力が常態化している。それを当たり前のことと強制される。ならばどうするか、非暴力を貫いて殺されるのか。そんなことはできない、びびらせてやるしかない。

    翻って、現代日本で行われるデモは、権力者たちをびびらせられているのだろうか?と著者は疑問を抱く。実際、びびらせられてなんていないだろう。もちろん無意味とは言わないが、実効的とも言えない。
    私たち民衆は、個人としては人に優しく非暴力的である方がよい、と個人的には思う。
    しかし、ヒエラルキーとその上位者たちによる暴力(法律、警察、税金)を考えた時、優しく非暴力の態度だけでは足りない場合があるだろう。それは言ってしまえば「聞き分けのいい、都合のいい弱者」になりかねない。

    難しい。
    暴力の必要性はおおいに納得できたが、これにかこつけて、日本も核爆弾持つしかない、なんて意見を助長されたとしたら困る。当然本書の著者がそんなことを微塵も考えていないのはわかるが、「かこつける人たち」はきっといる。そこに対しては、毅然とした態度で向き合うしかない。難しい問題に対し、単純な解法を当てはめてはいけない。難しい問題を難しいままに扱うこと、個別の問題を個別のままに扱うこと、そういった面倒なやり方をするしかない。そこを横着してしまうと、悲惨な目に遭う。かといって放置しても、ヒエラルキー上位からの暴力は止まない。

    本書の内容とはズレるが、権力者あるいはヒエラルキー上位の視点に立つなら、「ヒエラルキー下位のものたちに、暴力を受けていると認識させない」ことが重要になるだろう。当たり前なんだよと認識させる。それどころか、「私たちに非があるから」「弱肉強食だから」「効率的だから」、仕方ないよねと被差別者/社会的弱者たちが自発的に思ってしまうような社会構造を作ってしまえばいいのだ。
    それが、今の日本である程度成功してしまっていることは、いうまでもない。

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    2024年08月06日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    アナキズムの入門書としてまとまっていると思いました。
    やっぱりグレーバーの影響力って大きいですね。亡くなったのがとても残念。
    まずは誰のために「働いている」のかってところを再考すべきだと思うのですが、皆さんあんまり疑問を持っておられないようで・・ 資本主義は生き残りのためにますます一極集中に邁進し、人々に負債を押しつけて搾取を続けていくのでしょう。子ども食堂のような相互扶助のシステムを評価しているようなふりをしながら、それらがコミュニティーセンターとして機能するようになれば潰しにかかるかもしれません。いかにして地方に分散した拠点を作るか、ですかね。

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    2024年04月06日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    暴力反対!
    非暴力以外は認めない!と短絡的に考えてしまう方は、プーチンのウクライナ侵攻を止めるために、国家と国民を差し出せば良いと考えているのだろうか?

    暴力とは何か?
    一般論として、いまは腕力により他者に害をなすことだけが暴力だと考えている人は少ないと思う。
    でも、短絡的に暴力は良くないと考える人は多いような気がする。
    プーチンの侵攻に対して闘う武力の行使は、暴力なのか?
    イスラエルのガザ侵攻は、暴力なのか?
    国による国民財産の強制的な剥奪(税ともいう)はどうか?など、現実問題として人類の歴史の中で綿々と続く暴力について、歴史、過去の議論を踏まえ考察する。
    暴力反対と安易に考える人は、暴力とは何かをまず考えるべきだと思う。

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    2024年04月04日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    どこかの書評で見たのと、帯のコメントに惹かれて。暴力と聞くと、反射的に”反対!”って思い浮かんでしまうクチなので、書店で見たときはちょっと敬遠してしまったんだけど、そういう短絡的な判断は良くないな、と改めて。当たり前なんだけど、暴力全般を是としている訳もなく、理不尽なハラスメント的力に対して、最低限の力は必要だよな、って話。両方向を”暴力”で表してしまうから分かりづらいのであって、上からの”暴”力に対し、下からは”防”力とでも記せば、意義が分かりやすくて良いのかも。今書きながら思いついたんだけど、なかなかのナイスアイデアだな、これ。

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    2024年03月27日
  • もう革命しかないもんね

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    里山に移住した哲学者でアナキストによる、生き方の入門書。実体験を基に軽妙洒脱な文章ですらすら読めて笑える。もっと気軽に気楽に行きたいと思ってる自分にとって、とてもためになる。別著も併せて読むとアナーキーは無秩序ではないということがよく分かります。

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    2023年04月10日
  • もう革命しかないもんね

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    里山地域に移住した著者が、生活と哲学を交えた実践的な話が綴られています。

    現代では、様々な技術が発展し、たくさんの選択肢があります。そんな中で世間体を気にせずに、やりたいことに挑戦をしたいと思わせてくれる本でした。

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    2022年10月02日
  • アナキズム入門

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    色々な意味で息苦しい世の中だなと思っていた時、ふと話に上ったアナキズムについて知るために読みました。紹介されているアナキスト5人は経歴も方法論も異なるけれど、ただ1点、優しい心の持ち主であることは共通していて、単に無政府主義と捉えていた見方が変わりました。

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    2022年06月20日
  • アナキズム入門

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     サクサク読める平易な文体ながら、アナキズムの入口の淵を覗きこむことができるとともに次に読む一冊まで見つかる。

     自分の身の回りの社会に疑問を持ち始めた方にオススメ。

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    2021年03月01日
  • アナキズム入門

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    門外漢が興味を持つのにはいいと思う。口語調なので、新書を読むことが苦手な人にも抵抗はないと感じる。

    アナーキーというと、パンクだったり暴力的で無秩序というイメージだったが、国家に頼らず合議制で決めていく等と目から鱗が落ちることが多かった。

    意外だったのは、登場人物のふたりが地理に通じており、文理が分かれる前には歴史や地学など、総合的な学問で、営業を与えたかもしれないと言うこと。

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    2021年01月08日
  • 死なないための暴力論(インターナショナル新書)

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    歴史を見ればわかるとおり、暴力なしには我々の権利や自由は手に入らなかった。
    サパティスタ民族解放軍、ロジャヴァ革命については勉強になった。

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    2025年12月27日