玉置崇のレビュー一覧
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落語家直伝うまい! 授業のつくりかた: 身振り手振り、間のとりかた、枕とオチ…落語は授業に使えるネタの宝庫
著:立川 談慶 監修:玉置 崇
先生と子どもたち、落語家とお客さんというように、ひとり対大勢という構図も同じ。落語と授業には、実は共通点が多い。
本書は、わかりやすい話し方や間のとり方といった会話のテクニックのポイントから、授業にのぞむための心がまえ、子どもとのコミュニケーション方法まで、授業に応用できそうな落語のエッセンスをたっぷりと紹介している。
以下の5章から構成されている。
①なぜ落語が授業に役立つのか
②授業にのぞむ心がまえ
③授業テクニック
④学校生活をスムーズにするコ -
Posted by ブクログ
まず、落語家と教師の共通性が面白い!
そして感覚的に面白いと感じたのは、話を聴く=受け身 と考えてしまいがちだが、攻めるようにして聴くことで、色々な情報を得ることができるし、その情報を活かしながら話すと、今度は受け身の要素も使いながら話せるということ。これは子供に対してだけでなく、大人に対してのコミュニケーションでも大切だと思う。
また、エンタメ化の話は非常に興味深い。「苦しいことをお金に変えて生きてゆく時代」は終わり、「楽しくなければ仕事ではない」というよりも、「楽しいことを仕掛けることができるのは人間だけ」で、エンタメ化=人間に残された最後の可能性 というのが、今後の日本を言い当てて -
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<目次>
第1章 立川談慶編
落語流「教えない授業」とは?
第2章 玉置崇編
実践!「教えない授業」のつくりかた
<内容>
前著でタッグを組んだ二人の第2弾(前著は、小学校の先生向けのようなので読んでいません…)。より実践的な話を、落語家と教育学者(もと先生)がまとめていきます。立川流の落語の世界と「教えない授業」=生徒を動かす授業の組み合わせは、理解ができました。理念も分かりました。ただ実践の難しさは、身に染みています。創造力と言うか、行動力と言うか、日々の仕事の中に、少しずつ入れていくのかな?と思いますが、コロナでその実践が阻害され、元に戻ってしまったところがあり