藤原チワ子のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
らしくはないけどファンタジー
異世界ファンタジー、それも乙女ゲーム世界転生もので主人公が暗部!銃撃戦!カーチェイス!争っているのは第一王子陣営と第二王子を王座につけたい王妃陣営。
まるでスパイ映画のようですね。
でも。
人の争いを見下ろす空にはポケットなモンスターな感じのドラゴンが。
うん。ちゃんとファンタジーです。
ややドタバタ感があるものの、テンポ良く進む物語はとても面白いです。キャラクターもなかなかの濃さ!魅力的です!
転生悪役令嬢が途中まではかなりのしつこさだったのに、ラスト間際にあっさり考え直しちゃうこと、アルビノ男の娘なジョシュとマッドなサイエンティストたちの暴走がエピソードとして読めなかったのは残念です。
番 -
購入済み
異世界転生の自覚薄い幼少期に「暗部」教育を受けて育つというなかなかにハードな生い立ちの主人公アレクシスが、乙女ゲーム原作、そのスピンオフ悪役令嬢アニメ世界とおぼしき異世界で粛々と任務をこなしてて…と思っていたら……!! な展開
アレクシス(通称アレク)のハード生い立ち部分は匂わせ程度、現在の護衛対象のセドリック(通称セディ様)第一王子殿下との来し方行く末がメインディッシュ。後半合流する仔竜レイクがちょう可愛いv
アレクが、教育の賜物なのか元の性格なのか、肝が据わってて頼もしいのだ。見た目華奢そうなのに。
そしてセディ様の生い立ちもめちゃくちゃ不憫なんだけど、折れず腐らずまっすぐで優秀有能、な -
匿名
ネタバレ 購入済みナダル…
Web版からのファンです!
この作品はすでに何周もしていますが、何回読んでも心に刺さる良い作品です!
現世で死んでしまい、「ゲームに似た世界」で新たな生を受けた時。人々はどのような反応を取るのか。
体は大きくても、理想の姿を手に入れてもその人はその人のままであり奇しくも「ゲーム」を行う主な層は社会を知らない若者なのです。
戦争を知らない彼らは「同志の仇」というごもっともな意思を掲げやりすぎてしまっているのです。
そして、それを止められる親や先生などの実力者がいない。そういう悪夢が描かれていました。
ナダルとカリヤのやりとりはとてもとても好きだったので遠くに行ってしまった時は悲しかったです。
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購入済み
続き希望!!
あっここで終わっちゃうんだ!な感じです。続きが読みたい〰️できたら結末まで全部読みたいです。
主人公の性格が(補正のせいか)ゆるくて好きです。女神の葛藤(笑)も笑えて好きです。ぜひ続き読ませてください❗️
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ネタバレ 購入済み
長かった
長い物語でした。かなりの長編好きを自認しておりますが、それでも長く感じてしまうほどの長い長い物語でした。
ちなみにタイトルの『◯◯』についてはこの作品を読み始めてすぐに気がついておりましたので、ラストに答えが出てきた時にはものすごい今更感でした。だってずっとそういう物語だったでしょ?
この巻に関しては暴力シーン多めなため眉間にシワを寄せてしまったところも多く、心から楽しめたかというとちょっと微妙です。痛いのも惨いのも苦手です。戦争の物語なのでそういうシーンが必要なのは理解しますけども。
ラスト近くなってメルメルが再登場したのが癒しでした。
何はともあれ、主人公2人には『おめでとう!末長くお幸せ -
購入済み
唐突ぅ
他のレビューも急に終わると買いてあったので、折り込み済みで読み始め…いや、本当に唐突に終わるな??!!となりました。
物語が何も完結していない笑 まるで打ち切りみたいな終わり方で、一周回って面白くなって来ました。
ところで。話の内容は面白い。えっ⚫︎ばっかりしているけど、書き方がくどくないので食傷気味にならない。すごく面白い!てわけじゃないのに、ぐいっと読み込める。だからこそ唐突に終わるのが気になる人は多いんだろうな〜と思います。
うん、勿体無いです。
2巻以降もぜひ出していただいて、竜との対決がどうなるのかとか、混戦(隠喩)しているのがどうなっていくのか、誰が勝利を掴むのか(『誰か』が一人勝 -
Posted by ブクログ
面白かった。web発というのが納得の、軽いノリのHなコメディ。主人公が総受なのさえ気にならなければ、わりと楽しめる。男性同士の恋愛の倫理観がゆるゆるな世界のあれやこれや。
ただ、読んでみて気になるのはその内容より、この新レーベルの編集。誤字が目立つ。それはもう編集仕事してないよね?ていうか読んでもいないよね?と思えるほど。おまけに本の厚さに反比例するかのように、レイアウトの空白が目立つ。タイトルが書いてあるだけのページが、この一冊に何ページあったことか。なんていうか…web作品を本にするだけの簡単なお仕事で、出版する前もその後もフォローは一切なしね!って感じで、作者や作品に対する愛がないのが丸 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作「ゲームの世界に転生した俺が〜」が好きだったので新作を楽しみにしてたのですが、うーん…
正直、BL以外の要素(ザマァや転生)が多くて肝心の受けと攻めの関係性や恋愛に至る経緯がサラーッと口頭説明だけだったので物足りなさを感じました。
前作もハイファンタジーで異世界転生要素の方が強い作品でしたが、しっかり受けと攻めの関係構築や恋愛の機微が描かれていてBLとしても最高だったんですよね。
それが、今作は余りキュンとするシーンが少なかった印象です。
本人はモブだと思ってるけど実はチートスキル持ちの〇〇な設定や、乙女ゲーの攻略対象者に愛される要素とか、要所要所では好みな設定もありましたが、全体的に