對馬達雄のレビュー一覧

  • ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か

    Posted by ブクログ

    p.58 ドイツ全土に食料配給制が実施され、9月1日の開戦と同時に、灯火管制義務、防空義務、海外放送の傍聴禁止が支持された。

    p.107 ドイツ政府は現在の教会、つまりキリスト教を廃棄しようとしています。ドイツ人は全て1つの教えだけを信じて、ドイツ、キリスト者(福音波野協会の家、ナチ党シンパである「帝国協会」に結集した一派)の信者になるべきだといいます。

    p.176 いずれにしても、軍事的な敗北だけがナチズムからドイツと世界を救う前提になると信じました。同じドイツ人として当然、良心の葛藤がありましたが、このように確信したから、皆、自国の敗北を願ったのです。同胞達の精神的に大事なものが

    0
    2023年03月19日
  • ヒトラーの脱走兵 裏切りか抵抗か、ドイツ最後のタブー

    Posted by ブクログ

    国のために命をかけて戦った人からすれば脱走者は許せないだろう。
    しかし脱走者も人としての権利は当然あるが長年人として扱われなかった歴史があるというのは知っておくべきだ。

    0
    2022年05月18日
  • ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か

    Posted by ブクログ

    ナチス党が政権を握って、1941年にヒトラーを暗殺しなければ大変な事になると考えた、スイス人親父モーリス・バボーのことが書かれていない。

    0
    2022年04月24日
  • ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    反ナチ運動を「クライザウ・サークル」を中心に紹介。
    詳しく知らない分野だったので、なるほど…という感じだった。
    ヒトラー支配下での活動に加え、戦後の状況、遺族はどうなっていったか、というところも書かれており、反ナチ運動が長く正当に評価されていなかったことも分かった。

    0
    2016年01月27日
  • ヒトラーに抵抗した人々 反ナチ市民の勇気とは何か

    Posted by ブクログ

    良くも悪くも新書レベル。ナチの政策に反旗をひるがえすという意味でユダヤ人保護から直接的なテロまで様々な集団を網羅しているものの、それらを有機的に結びつけるような論理はなし。 個々の事例に関しては、門外漢なので詳しくは知らんが既知の情報も多く読書の快楽はあまりない。トンデモ社会学のようなことは言わないのである意味で誠実ではある。
    戦時中の独裁政権に対する反抗は、洋の東西を問わず戦後言説で美化されがちだとばかり思っていたのだが(『言論弾圧』のように)、ことドイツ人に関しては案外そういった自分語りはしてないのだなと、色々と思うこともあったり。
    こんなにも素晴らしい人々が!と手放しで浮かれる前に彼

    0
    2016年01月22日