アラン・ランドルフのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ雑誌で星のリゾートの特集があり、そこで紹介されていた本。
感想。
とても良かったです。私の好きな組織運営と考え方。こういう組織で働きたい、自分だったらこういう組織を作りたい、と思いました。
一方で企業規模次第(非常に大きな企業の場合とか)かえって非効率なやり方になる気もする。
備忘録。
・強い会社、生き残る会社とは、顧客と品質を最優先にし、収益性とコスト効率を高め、市場変化に迅速に対応しつつ、イノベーションを継続できる会社。
・顧客は、顧客が接する社員がその場で意思決定し問題解決してくれることを望む。そういう組織が強いのは明らか。ただ、これができる会社は稀。
・社員の方も、感覚的には、仕事を任せられることを望んでいる。でも任せたところで急に上手くいくことは少ない。それを経営側は「社員の意思や能力の不足」としたがる。実際は「やり方は任せるけど、ミスを見つけたら懲らしめるよ」という運営が残っているせいで、社員が能動的にベストを尽くすことを怖がらせている。
・社員がベストを尽くし、各現場で自分で意思決定するためには、エンパワーメントが必要。エンパワーメントは経営側がトップダウンで行うことだ。社員に「任せる(好きにやっていい)」と言い放つだけではダメ。
・エンパワーメントの鍵①情報共有。社員と正確で詳細な情報を共有する。社員は正確な情報を持っていなければ責任ある仕事をすることができない。また正確な情報を持っていれば責任ある仕事をせずにはいられなくなる。情報を与えることが会社と社員の間に信頼を生むし、情報を与えることは会社が社員を信頼していることの証。機密情報も例外ではない。「情報にアクセスできるようにしている(情報を拾うかどうかは社員次第)」という姿勢よりも、経営側が意思決定に使用している情報をタイムリーに共有する動きが大事。
・エンパワーメントの鍵②境界線を引いて自律的な働き方を促す。エンパワーメントするにはルールで行動を縛らず自由にやらせた方がいいだろうが、一方で社員に説明責任は求めるわけだから、この塩梅が難しい。そこで「これ以上はやってはいけない」という境界線を引いてあげる。その範囲内で自律的にやってくれと。境界線は、例えば経営理念とか、経営方針とか、戦略や計画(どういう目標を、誰が、いつ、どこで、如何達成するのか)といった大きい視点のものが良い。先ずは経営陣から会社が進むべき方向を明確に定義し、それを社員も交えて磨き上げていくことで社内に浸透する。
・エンパワーメントの鍵③階層思考をセルフマネジメントチームで置き換える。上司の指示通り動き、上司しか意思決定できないような階層思考ではなく、各自各チームでセルフマネジメントしてもらう。そのためには、上司側にはコーチングやタイムリーな情報提供、任せつつマネジメントするスキルが必要。部下側は上司に頼らないで仕事ができる方法を学ぶ必要がある。この段階でリーダーシップ不在が起こりやすく、不満が発生する。みんないきなり自由を与えられてもどうしていいかわからないのだ。
・失敗やミスにに対して、そこから何が学べるかという姿勢で臨み、イノベーションの機会にしましょう。むしろ失敗の発生をお祝いするくらいで。
・職場が安全だと感じられ、新しいことを試す自由が与えられ、全ての情報が共有されれば、社員の中にオーナーと同じ意識が芽生える。オーナーならば、力を出し惜しみせず、会社の成功のためにより良い意思決定を行う。
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Posted by ブクログ
先日再読した1分間マネジャー。
そうした行動を察知したPCの中の何かが、1分間エンパワーメントを薦めてきた気がする。シリーズのうち、意思決定は読んでいて、リーダーシップはまだだった記憶だったので、じゃあ、リーダーシップを買おうかと思ったら、星野リゾートの星野さんの推薦文(監訳者)付きの本書を発見。
星野さんのまえがきとあとがき。
特にあとがきは、短いながらも、星野旅館改革の苦労が目にみえるように書かれている。顧客満足と利益についての話など、もう少し突っ込んで考えたい。
というわけで、一気に読んでしまいました。
そして、部署の仕事仲間数人にも紹介。
育児に仕事に奮闘してたりする仲間もいるので、本を読む時間がないと。
そこで、このシリーズなら遅くても2時間程度では読めるし、内容もシンプル(ただし実践は容易ではない)なので、頭にあれば、いつか自然と馴染めるかもと紹介に踏み切る。
早くマグレガーの本を読まないとだなあ。
ティール組織といい、こういう組織における内部統制を考えるのが面白いんだけど、なんと、この本に「内部統制」という言葉が出てくるんですね。
まあ、言葉以外の情報はまったくないんだけど、出てくるだけで、嬉しくなる。
アジャイル型開発とITGCフレームワークしかり、このエンパワーメント型・ホラクラシー型・究極のティール型といったものと、内部統制フレームワーク。これ、パラダイムシフトを起こしているので、内部統制のフレームワーク自体もパラダイムシフトしないと、常にこのフレームワークが足を引っ張ってしまうのか。それとも内部統制フレームワークは、組織パラダイムに影響受けないのか。
本書の記述ぶりからすると、両立できるみたい。
いやしかし、監査法人の考えが変わるという方が実務的には壁かな。
・信念の飛躍(Leap of Faith)
・人間に対する嘘偽りのない信念が何か(X理論、Y理論が背景にある質問)
人は立派な仕事をしたいと思うか、ほどほどの仕事をしたいと思うか
・トップ10プランナー(あなたの仕事を10個書き出す)
マネジャーが考える仕事と自分が仕事だと思うことのギャップをつかむ。
・セルフマネジメント型チームになろうとすると、(階層組織に慣れ切った)マネジャーは、恐怖に陥る(自分の役割はなんだと)。
ここにきて、いかなる?階層組織も嫌ってきた自分が力を発揮しやすい時代になってきた?? -
Posted by ブクログ
星野リゾート社長・星野佳路氏が「最も影響を受けた本」と前書きで書いているぐらい影響力の大きい本。要は社員のモチベーションを高め、自律した社員へ変えていくためにはどうすればよいかという内容。まさしく今の会社と重なる部分ばかり。社長が実践しようとしていることがよく理解でき、自分たちがいかにその期待に応えられていないかもよくよく理解できた。
自律=エンパワーメントされるためには以下の三つの鍵が必要である。
【第一の鍵】正確な情報を全社員と共有する
【第二の鍵】境界線を明確にして自律的な働き方を促す
【第三の鍵】階層組織をセルフマネジメント・チームで置き換える
この3つの鍵に徹底的に取り組むことが大切とのこと。
読み進めているうちにわかったが、今回の当社の中期経営計画についてはこの3つの鍵を徹底的に行うためのものであった。しかし本質を理解できていない我々は、自律しているといいながらどこかやらされているところが抜け切れていなかったと反省する。上層部はこの3つの鍵を実践するべく相当我慢強く、いらいらしながら我々を見守っていたと思う。
今後自分がやるべき事は部下に対しても3つの鍵に徹底的に取り組むことである。自分が一つ上の仕事をするためにも、今自分が行っている仕事を早く部下ができるようになり部下も一つ上の仕事ができるように育てていかなければならない。一人のできる上司がいるだけでは会社は繁栄しない。いかに社員が自律し自ら行動し決めていくことができるようになるかが重要である。
高い志を持ち3つの鍵に徹底的に取り組んでいきたい。 -
Posted by ブクログ
マネージメントについて考えるために星野さんが推奨しているということもあり読んだ。ブランチャード先生の本はストーリー仕立てになっており読みやすい。
社員の力を引き出すには?と3点ポイントが挙げられている。
1. 情報を公開する
情報公開は社員への信頼の証。現在地を知ることで理想との差が可視化されモチベーションとなる。
2. 境界線を明確にし自律的な働き方を促す
やってはいけないことよりも推奨されることを明確にする、優先順位を明確にすると解釈した。このプロセス設計に多くのメンバーが携われるとよりよさげ。
3. 階層組織をセルフマネジメントチームに置き換える
権限をチームに与える。1で情報を与え、2で行動指針を明確にしているので、会社全体に損失を与えることはなく、むしろ利益をもたらすと考えられている。マネージャーは仕事の仕方を教える(何もしない)のが理想。
これらを部分的に行うのではなく、全て行うことが重要。
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Posted by ブクログ
ネタバレエンパワーメントに関する本。
前から気になっていたが意を決して読書
メモ
・エンパワーメントの3つの鍵
正確な情報を全社員と共有する
境界線を明確にして自律的な働き方を促す
階層組織をセルフマネジメントチームで置き換える
・エンパワーメントの別名。起業家精神、オーナーシップ、エンゲージメント、インボルブメント。メンバーがもっている知識、経験、モチベーションの力を解放し、驚くべき成果をあげることの必要性に着目したもの。
・信頼がエンパワーメントの鍵
・部下を育てるのは情報共有という行為。上司はあらゆる情報を共有することで部下を信頼していると示さなければならない。
・自律した働き方を促進する6つの境界線
目的 事業はなにか
価値観 事業指針はなにか
イメージ どんな将来像を思い描くか
目標 何をいつどこで達成するか
役割 誰が何をするか
組織の構造とシステム 仕事をどう位置づけ支えるか
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Posted by ブクログ
読み終わってこれできたら凄いなーと単純におもいました。星野リゾートも大変な時期があってそれを乗り越えたからこそ今の成功があるんだと思います。この本を読んですぐにまずできることは情報共有だと考えます。情報がわからないと現状もわかりませんし、自分がなにやってるかもわからないと本人の仕事に対するモチベーションも上がらないんだと思います。自分が当事者意識を持てるようにすること経営者としてすごくむずかしですがやりつづけなきゃいけないことです!そして正しい情報を共有することがすごく大事だと思います。今はITかも進んでいろんな情報をデータにすることができます❗その環境を作り社員が自分達で問題を理解し改善策を出していける組織を作ることは結果経営者としても今後の会社が発展していくことでやればやるほどいい会社になるということです。まず情報共有がしやすい組織を目指します‼️そして組織ピラミッドが逆になることもできる組織を目指して頑張ります
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Posted by ブクログ
自分が社長になりスタートの段階という意味でマッチした内容だった。今、まさにこの本に書かれているようにこの会社の境界線を決め、それを周知し、価値を共有しているところだった。
この本の中では会社の方針も社員に議論をさせて決めてもらっているが、それはかなりハードルが高く感じた。自分としてはそういう意見も会議などで聞きながら会社方針をブラッシュアップしていくような形で進めて行きたいと思う。
印象に残ったフレーズ
・セルフマネジメントチームを作るには余計なことをせずそばにただ立っているだけで良い。
・全ての失敗は能力を高める機会である。
・境界線を設けて、あとは社員の正しいと思うことをさせれば良い。
この本から考える今後の行動
・セルフマネジメントチームを作るために自分がでしゃばらない。サポートに徹する。
・目標設定は個々に決めてもらう。トップダウンの目標設定はしない。
・会議では会社の基本方針の理解の共有、課題の提示、それに対しての行動を決めるのみにする。
・数字の目標設定や結果、会社のリアルタイムな情報共有はチャットに集約する。