恩蔵直人のレビュー一覧
-
-
-
Posted by ブクログ
マーケティングとはなにか?
を 幅広い知識をベースにしながら
マーケティングで 必要な言葉を とりあげて
詳しく説明する。
コトラーは 言葉に対する感性が優れている。
また 引用の仕方も絶妙である。
雰囲気としては 古典落語の域に達している。
その言葉を拾い上げることで
情景が 浮かび上がるような 劇的なシーンが
用意される。
いったい 彼は どこからこのような
ユーモアのセンスを身につけたのだろう。
教養人と言うべきかもしれない。
そして、マーケティングとは イノベーションと両輪となって、
企業の経営を支えることとなる。
つまり 経営する環境は 常に変化している。
その変化に柔軟に -
-
Posted by ブクログ
■マーケティングコンセプト
自分が買い手だったらこのように売ってほしいと思う方法で、顧客にモノを売れ
A.広告:広告の目的は、顧客にソリューションや夢を売ることである。
B.ブランド:ブランドとは、広告だけでなく、スポンサーシップ、イベント、社会貢献活動など様々なツールの組み合わせによって総合的に築くものである。
C.競争優位:1 つの基本コンセプトの下に複数の優位性を組み合わせることで、持続的な競争優位を確立できる。
D.競合他社:競合他社には常に注意を払い、サービスなど「製品に付加されたもの」で差別化を図る。
E.創造性:品質や効率が差別化の決め手とならない今、卓越した「独自性、 -
-
-
-
-
-
Posted by ブクログ
#感想
体系だった内容ではないが、マーケティングの基礎的な概念について新たな示唆を与えてくれる一冊。
引用部分や心に残った言葉をメモに記録して読み進めていくのが良いと感じた。
#メモ
広告
「広告の結果引き起こされた行動よりも、広告に対する意見や記憶といった的外れな項目をわざわざ調べあげるようなリサーチが多いということだ」(スタン・ラップ / トーマス・コリンズ)
ブランド
「ブランドは冷蔵庫の貯蔵庫のようなものだ。信頼の重要性は、選択肢の多様化にともなって、ますます高まりつつある。消費者は単純な生活を送りたがっているのだ。」(ユニリーバ会長 ナイル・フィッツジェラルド)
競合他社
-
-
-
-
Posted by ブクログ
前版同様、限られた紙幅の中に多くのトピックが盛り込まれているため、“広く浅く”という感は否めない。ただし、マーケティング論のエッセンスはしっかり押さえられているため、本書でエッセンスを掴み、個々のトピックはそれぞれの専門書で補えば良いだろう。裏を返せば、マーケティング論で学ぶべきものは非常に広いということである。
センサリー・マーケティングなど、前版から追加されたトピックもあるが、この版では日本企業の事例が増えている。前版ではアメリカ企業の事例が多く、しっかり来ないことも多かったが、日本企業の事例が増えたことで前版よりもかなり分かりやすくなっている。
なお、本書では消費者行動とマーケティン -
-
Posted by ブクログ
ネタバレマーケティングの様々なコンセプト考え方についてまとめたもの。エッセンスがまとまっている良著。ただテクノロジーの進化により最新の部分は変わっているため、その点は認識しておく必要あり
<メモ>
・マーケターが目指すべきは顧客と長期にわたる互恵的関係を築くこと。事業の価値は顧客の生涯価値以上のものではありえない。
・マーケティングは1日あれば学べるが、使いこなすには一生かかること。
・顧客ロイヤリティが高まれば、広告費用は減少する。
満足した顧客は広告せずとも再購入してくれる。また、企業に変わって広告活動を行なってくれる。広告で来る人は安ければどこでも良い人が多かったりする。
・広告はテレビコマ -
-
-