安生正のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
北太平洋に浮かぶ石油掘削基地で、職員全員が謎の死をとげた。その死体は全身が壊死する異様な状態だった。テロか、感染症か。自衛官の廻田と感染症学者の冨樫がその謎を追う。
感想
パニック小説としてとても面白かったです。
恐怖や緊迫感の演出が上手く、引き込まれました。
先が気になり、一気に読み終えました。
反面、冗長に感じる部分もありました。
神だの何だの、スピリチュアルな描写が話の間に挟まってくるんですが、特にオチもなく意味がよく分からない。
また民主党を揶揄する無能政権が、子供じみた分かりやすい悪役として描写されていて、その捻りのなさは風刺というより作者の個人的な嫌悪に感じられました。
そういう雑味が魅力になることもありますが、ややリアリティに欠ける本作ではもっとテンポよくいって欲しかったです。ストーリー本筋が面白いだけに少し残念。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新生物の脅威に立ち向かう登山家達のSFパニック小説。
このミスシリーズの作品ではある物のミステリーの要素は少なく、どうやって新生物に立ち向かっていくのかというパニック小説の部類と役人と民間人の攻防による人間ドラマ、そして今回の3人の調査人の家族との濃密なやりとりの家族ドラマの軸で描かれている。
新生物の生態の生々しさやそれに襲われ人が亡くなっていく様子がとても怖かったです。その原因になったのも人間の開発というのも現代の問題に繋がってるように感じました。そんな殺伐とした中にも甲斐家の家族仲がゆっくりと修復されていくのはとても読んでいて面白かったです。母親の死をきっかけに気まずくなってしまった関係が少しずつ直っていくのがとても良かったです。
様々な軸が物語を面白くしていて、読み応えがあるので是非読んでみてください。
この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。
甲斐浩一:諏訪部順一
丹羽香澄:種崎敦美
上條常雄:鳥海浩輔
中山誠司:田中秀幸
織田武彦:山路和弘
宮崎:茶風林
村上:千葉繁
甲斐健人:山下大輝 -
Posted by ブクログ
北海道の石油掘削基地で職員全員が無惨な死体で発見され、新たな感染症によるものと思われる事態に、政府は自衛隊員と感染症学者へ被害拡大阻止を命じる。
流石このミス大賞作品、感染症の謎を追うミステリーから冒険小説要素もあって、最後まで惹き込まれる。
コロナ禍前のパンデミックものということで、現実の政府の対応と比べたりしても面白い。小説は2014年なので東日本大震災あたりの対応を参考にしてるだろうけど。国家の危機に対して専門家が呼ばれて対策を任される展開、『シン・ゴジラ』っぽくて好き。
自衛隊員ばかり活躍してて、感染症学者がもうちょい活躍しても良かったかなー。 -
Posted by ブクログ
初めましての作者さん
このミス大賞ってことなので無意識に期待が膨らむ
いやぁ、たまりませんなぁ…
こういうの好きだわ
先が気になりすぎて、久々に夜更かし読書してしまった
パンデミック系といえばそうだし
パニック系といえばそうだし
それらとも違うといえば違う
感覚的には「らせん」を読んだときの印象に近いかな?
ちょっと唐突感があったり、読んで思い描いた描写と次のシーンの描写の乖離があったり、ちょっと読みづらさがあったのが少し残念
まぁ相性のレベルよね
全体的に伏線ぽいのをいっぱい感じたんだけど、読者にお任せなのか、あえて明記しないことで…のパターンなのか、忘れて回収しきれなかったのか、そもそも伏線ではないのか…
実はあのメモは、あの時にあいつらが食ったあれがあれで、そこでああなって、それにあいつは気付いて書いたやつで…
謎は深まるばかりです
気になることは多いけど、本筋がわけわからず終わることはないので、しっかりとおすすめしたい作品です
神とか黙示録とかのフレーズが結構出てくるんだが、そういうの好きな人ならより一層楽しめるかも
有意義な読書タイムをありがとうございました
この読後感を噛み締めつつ
個人的にはアホな政治家のところが世も末な感があって好きです
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ネタバレ 購入済み
レッドリスト
まだ終わってない。そんな終わりであった。しかし、5巻でこのボリュームはとても良い。
少しシン•ゴジラを彷彿とさせるような感じや、国対敵のやり取りで最後までとても面白い作品だと感じた。