安生正のレビュー一覧

  • 暗殺者

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    難民受け入れを巡る推進派と排斥派が暴動に近いデモを繰り返し、市民を無差別に狙うテロが繰り返される。そんな荒んだ状況の日本を舞台に、首相を暗殺しようとする者と、それを阻もうとする公安の闘いを描いています。
    かなり悲観的な未来ですが、ないとは言えない未来なのが怖いです。

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    2024年02月16日
  • ホワイトバグ 生存不能

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    安生正といえばパニックもの。ゴジラみたいなSF感ではなく、下手したらホントに起きるんじゃないかと思わせる自然の脅威。それぞれの信念を貫く登場人物たち。面白かった。

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    2023年12月31日
  • 不屈の達磨 社長の椅子は誰のもの

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    社長の椅子を争う人間ドラマといえば、しっくりくるかもしれない。サラリーマンの良さや辛さ、人間の醜悪をうまくストーリーに盛り込んでおり、とても面白かったです。
    安生さんの作品は、初めて読みましたが、他の本も読みたいと思いました!

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    2023年12月25日
  • ホワイトバグ 生存不能

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    ラノベ風のライトな文章がちょっと苦手な私には、すごく好きな書き方の小説だった。
    そして地球環境について勉強になる。とにかくなる笑。
    淡々とした語り口、短いセリフだけど、大切な人への言葉と思いがぎゅっと凝縮されている。親が子を思う気持ちの描写に、涙がじわじわ滲んだ。

    個人的に織田政務官が大好きだったんだけど…!涙

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    2023年12月10日
  • 襲撃犯

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    岐阜の山奥で起こった大規模地滑りと核廃棄物運搬への襲撃事件から始まる。
    自衛官と地震学者が軸で話が進んでいく。
    敵が誰なのか、何が隠されて、なぜ襲ってくるのか。
    紐解かれるまで、会議室でウダウダやる上の人たちの態度がまあイライラする。
    大体の謎が解けた頃に少しスッキリするが、最終的にやりきれない気持ちと、現実的にこのままでいいのだろうか、と考えるところもあった。

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    2023年11月27日
  • 生存者ゼロ

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    北海道の石油掘削基地で職員全員が無惨な死体で発見され、新たな感染症によるものと思われる事態に、政府は自衛隊員と感染症学者へ被害拡大阻止を命じる。

    流石このミス大賞作品、感染症の謎を追うミステリーから冒険小説要素もあって、最後まで惹き込まれる。

    コロナ禍前のパンデミックものということで、現実の政府の対応と比べたりしても面白い。小説は2014年なので東日本大震災あたりの対応を参考にしてるだろうけど。国家の危機に対して専門家が呼ばれて対策を任される展開、『シン・ゴジラ』っぽくて好き。

    自衛隊員ばかり活躍してて、感染症学者がもうちょい活躍しても良かったかなー。

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    2023年10月14日
  • ホワイトバグ 生存不能

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    地球は人類だけのための星ではない。地球に住む生き物たちを我が物顔に破壊しつくそうとしている人類を見過ごすわけがないと感じている。
    こんな方法で人類を滅ぼそうとするのかもしれないと同意してしまいそうになる。未知の生き物は生きようとし増えようとしているだけにすぎないのに

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    2023年10月04日
  • 生存者ゼロ

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    初めましての作者さん
    このミス大賞ってことなので無意識に期待が膨らむ

    いやぁ、たまりませんなぁ…
    こういうの好きだわ
    先が気になりすぎて、久々に夜更かし読書してしまった

    パンデミック系といえばそうだし
    パニック系といえばそうだし
    それらとも違うといえば違う
    感覚的には「らせん」を読んだときの印象に近いかな?

    ちょっと唐突感があったり、読んで思い描いた描写と次のシーンの描写の乖離があったり、ちょっと読みづらさがあったのが少し残念
    まぁ相性のレベルよね

    全体的に伏線ぽいのをいっぱい感じたんだけど、読者にお任せなのか、あえて明記しないことで…のパターンなのか、忘れて回収しきれなかったのか、そ

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    2023年09月20日
  • ホワイトバグ 生存不能

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    構想は『塩の街』と同じ。
    ただ、こちらはよりリアリティーがあり、臨場感がともなう。
    『塩の街』三部作も大変人気のあるシリーズですが、有川浩さんらしいドラマティックな視点が多いのに比べ、本作品はいい意味で、みんなが男前に成長していくところがすきでした。

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    2023年09月01日
  • ホワイトバグ 生存不能

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    ネタバレになるので詳しくは書きませんが、人類滅亡の危機を描いた小説です。温暖化が一つの引き金となりますが、リアルでもどんどん融けてる永久凍土かとかから何が出てくるかわからないので、まったくの絵空事ではないと思います。
    登山家、研究者、政治家、自衛隊員、そしてそれぞれの家族。それぞれに責任があり、譲れないものがある。そういった人間ドラマも読みごたえがあります。

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    2023年08月23日
  • ホワイトバグ 生存不能

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    スピード感あり、緊張感あり、社会的問題あり面白かったが、ロケーションを広げすぎて回収できていない様な印象も感じた。

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    2023年08月19日
  • 生存者ゼロ

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    北海道根室半島沖の北太平洋に浮かぶ石油採掘基地TR102で、職員全員が無惨な死体となって発見された。
    原因はバイオテロなのか、
    謎の感染症なのか_。

    未知の恐怖が日本に襲いかかる!

    TR102で発生した感染症の原因がわからないまま、
    9ヶ月後 北海道の道東 標津町でTR102の状況と酷似したパンデミックが起きる。

    一晩で町を壊滅させる感染力。
    感染源はどうやって海を渡り北海道に上陸したのか?

    無能すぎる総理と、責任逃ればかりを考える官僚たち。翻弄される自治体、自衛隊、警察。混乱を避ける為 何も知らされない国民。 北海道は…日本はどうなるの!?

    後手後手に回る感染症対策はまるでコロナ禍

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    2023年05月20日
  • ジャンプ+デジタル雑誌版 2021年4月号

    購入済み

    新旧色々と

    パンデミックものとかは如何にも時流に合った作品ですね。時雨氏の作品とかも、割と分かりやすかったです。まぁジャンプ+の見本市みたいになっている無償提供版ですね。

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    2023年04月05日
  • レッドリスト 絶滅進化論

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    面白かった。
    小難しい説明や描写もあったが、もたつくような無駄描写がなくテンポ良く読めた。
    急に成長するわけでもなくヘタレのままの主人公にも好感。登場人物各々の話も、本筋を邪魔せずいいアクセントになっている。
    最後の流れで続編出るんだったら星5にする!

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    2022年12月18日
  • レッドリスト 絶滅進化論 5

    ネタバレ 購入済み

    レッドリスト

     まだ終わってない。そんな終わりであった。しかし、5巻でこのボリュームはとても良い。
     少しシン•ゴジラを彷彿とさせるような感じや、国対敵のやり取りで最後までとても面白い作品だと感じた。
     

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    2022年09月01日
  • ゼロの激震

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    初め何か読んだ事あるなと思いましたら0シリーズでした。多少専門知識が必要な部分が有りましたが話の流れは面白く読めました。只正直、前作前々作に比べると多少は落ちる感じは否めないのが残念です。安生正氏はミステリと言うよりは災害物の作家ですね。

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    2022年08月02日
  • 不屈の達磨 社長の椅子は誰のもの

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    「贅沢にはお金が必要だけど、穏やかな日々に必要なのは心でしょ」という言葉に心が洗われた。
    穏やかな日々を過ごしたい。
    難しい部分もあったけど勢い良く読めた。

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    2022年07月22日
  • 不屈の達磨 社長の椅子は誰のもの

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    安生さん、初の経済小説!パニック小説では飽き足りないのかなぁ。好きなんだけど…。なんか、サラリーマンの生態、掟、処世術の教科書読んでるみたい。「人事は能力基準に行なうものではない。それぞれの長が自分の組織を動かす為に使いやすい者かどうかで決まる」達磨➖経論の文字にとらわれず、自己の本来の面目に徹することを武帝に説いた大師。

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    2022年06月21日
  • 不屈の達磨 社長の椅子は誰のもの

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    デザスター・パニック小説の旗手による、まさかの企業小説。ここにあるのは、著者の今までの作品のような、人間の生存を脅かすクライシスではなく、人間の私利私欲がクライシスとなる醜い権力争い。役員からの不法な命令に異を唱えて、九州に飛ばされていた弓波が、秘書室長として2年振りに本社に戻って来た直後、社長が失踪した。株主総会を前に、残った役員の間で始まる露骨な後継者争い。どこからリークしたか、面白おかしく騒ぎ立てるマスコミ。社長はどこに消えたのか。そして、会社はどうなるのか。著者の新境地だが、熱量は今まで通り熱い。

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    2022年06月11日
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美

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    2021.7月で、ちょうど熱海市の土石流がありました。内容がリアルすぎで、今の政界とダフって読む。最後の展開で涙が湧き出てきました。良かったです

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    2021年07月09日