安生正のレビュー一覧

  • 生存者ゼロ
    感染症の話だと思っていたら、予想もつかないような展開で、なるほどそうくるのかと驚きました。
    終盤は地獄絵図って感じで、文字だから読めるけど、これが映像化されたら怖すぎて見られないなぁ。
    話の性質上、おもしろいって感想は合わないかもしれないけど、引き込まれて夢中で読みました。

    ただ、話の進み方に多少...続きを読む
  • 生存者ゼロ
    今までに読んだことのないジャンルの作品で、ミステリーというよりは、なんていうか説明できないが壮大なスケールの作品だった。
    ウイルスの正体を知ったときには鳥肌が立ったのを覚えている。
    それぞれの登場人物の個性、心情の変化が読み取りやすく、無能な政府への苛立ちなど読者を物語に誘い込む手法はまさに絶品だ。
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美
    2021.7月で、ちょうど熱海市の土石流がありました。内容がリアルすぎで、今の政界とダフって読む。最後の展開で涙が湧き出てきました。良かったです
  • 襲撃犯
    輸送隊が襲撃されて核燃料が奪われるという事案に際して、法律を超えて自衛隊が調査に乗り出すお話。捜査手法がだいぶ違うので、警察小説とはだいぶ趣が異なります。
    なかなか衝撃的な結末です。
  • ゼロの激震
    スケールの大きなパニックサスペンス。
    人間の犯した間違いにより日本が滅ぶ。それをゼネコンの建設技術者が食い止める。
    発想が面白い。
  • レッドリスト 絶滅進化論
    描かれているテーマは興味深いですが、展開にいまいち納得感がない。相当に異常な状況が発生して、都民もたくさん亡くなっているにも関わらず、いまいち反応が薄い。あと、主人公がマイナス思考すぎて、もうひとつ活躍してる印象がないのも残念感がありますね。
  • レッドリスト 絶滅進化論
    パンデミックっていうから感染症だとばかり思っていたら、まさか襲われるとは。絶滅進化論。数の脅威は絶望感が増すから面白い。
  • レッドリスト 絶滅進化論
    レッドリストとは、国際自然保護連合が作成した絶滅のおそれのある野生生物のリストのこと。
    これに「人」が載るかもっていう‥。
    コロナ時期なので読んでみましたが、
    ありえない〜と思いながらも
    ドキドキとどうなるの?が収まらず読破。
    描写は想像するととっても気持ち悪いし怖い箇所が多いけど、
    ほんとにこんな...続きを読む
  • レッドリスト 絶滅進化論
    危機に直面した時、国がどう動いていくのか、
    それを追っていくのが興味深かったです。
    淘汰されるってのは、納得の理由ですが、
    普通に人為的でした。
    ただ、そのほうがリアリティがありました。

    それにしても、国が動くときは、金が動くときであって、
    金が動くときは、必ず戦争が絡んでくるんですねぇ。
  • レッドリスト 絶滅進化論
    設定は非現実感が強くなってしまいそうなのに、そう思わせないくらいリアルで説得力のある物語の流れ。壮大なスケールの物語のメインストリームとは別に、個々の人間の苦悩など、様々な感情描写も繊細でより深みのある話になっていると感じた。コロナ禍にぜひ読んでみて欲しい。
  • レッドリスト 絶滅進化論
    レッドリスト と言えば絶滅危惧種のリスト。そのリストに追加され、滅亡に至るのは……

    そんなことあるはずがない でも あるかもしれない
    私たちは増えすぎた? この星を食いつぶしている?
  • 襲撃犯
    序章
    第一章 陰謀の扉
    第二章 暗黒への階段
    第三章 死神の羽音
    第四章 トリニティの軌跡
    終章

    自衛隊の輸送車が襲われ警護車・隊員共に全滅。
    犯人は一体どこの誰か。
    襲撃場面はショックの一言。調査場面はもどかしい。少しずつ明らかになる事実、そして 二度目の輸送。
    戦闘場面を読むのは辛かった。命が...続きを読む
  • レッドリスト 絶滅進化論
    都内で謎の感染症が発生し、死亡者が続出。
    厚労省や感染症研究所が登場し、対応に追われる。
    原因不明のパンデミック。絶滅への扉は開かれた――

    コロナ自粛にも疲れてきて、そうはいっても密で遊びまわるわけにもいかない。人類の生き残りをかける程の感染症をフィクションで読んで、もう少し自制心を働かせよう。
    ...続きを読む
  • ゼロの激震
    久しぶりの安生さん。
    やっぱり難しいけど、戦う一人一人の登場人物達がかっこよい。

    いつものありえないシリーズ
    次回作も期待☆
  • ゼロの迎撃
    安生作品初読み。半端ない迫真のディテールで一気読み。日本の脆弱性をついた一級のエンターテイメント。法律の解釈のやりとりが難しい。法律の難解性も浮き彫り。
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美
    ⑥モデルにされているのは東日本大震災の時の当時の予党の対応(事業仕分け批判や総理が現場に乗り込むところ)最後の空挺団のシーンはカッコ良かったですね。
  • ゼロの激震
    題材となるテーマを丹念に下調べして丁寧に書き上げている一冊。いかんせん私のイメージが追い付かず、作者が思い描いているであろう切迫感が感じられなかったのが残念・・・
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美
    勿論ノンフィクションなのだが、いろいろな真実を基にした示唆に富んだ災害クライシスノベル。勿論エンターテインメントではあるのだが、同時に危機マネジメントを考察できるエンタメビジネス書として読んでも面白い。
  • 東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美
    関東を襲う竜巻、豪雨がもたらす人々の混乱、それらと同時に進行するもう一つの危機があった…。その危機に必死に対応する主人公の文月の姿が描かれる。ストーリーはあちこちし、書き込みも丁寧ではないが補って余りある彼女の奮闘に引き付けられる
  • ゼロの迎撃
    0シリーズ二作目。テログループと日本国防の対決。法律という縛りの中でもどかしく戦う日本チーム。国を守る、大事な人を守る。当たり前の事が難しい。主人公の他、色々と記憶に残る人が出てきて、とても楽しく読めた。